講演抄録/キーワード |
講演名 |
2018-01-27 13:00
日本人はどのようにして心の理論課題に正答するのか ○東山 薫(龍谷大) HCS2017-85 |
抄録 |
(和) |
先行研究によって誤信念課題においても心の理論課題においても,日本人の通過年齢は遅れることが指摘されている。どちらの課題も,主人公に心的状態を帰属できれば正答すると考えられている課題であるが,果たして日本人はどのような理由から課題に正答しているのであろうか。同じ正答者でも「心の理論を持つ」とは考えられない理由で回答している可能性もある。そこで本研究では,幼児と大学生を対象に,心の理論課題における正答理由の発達について検討した。その結果,年齢が上がるとともに,主人公に心的状態語を帰属させる割合が高くなる傾向が見られる一方で,課題によっては,大学生でも主人公に心的状態を帰属させることなく,正答に至っているケースが見受けられた。 |
(英) |
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キーワード |
(和) |
心の理論 / 幼児 / 大学生 / / / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 117, no. 420, HCS2017-85, pp. 107-111, 2018年1月. |
資料番号 |
HCS2017-85 |
発行日 |
2018-01-19 (HCS) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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HCS2017-85 |