講演抄録/キーワード |
講演名 |
2018-01-26 15:40
幼児の言語発達における共通ボキャブラリー指数の提案 ○曹 妍・南 泰浩(電通大)・奥村優子・小林哲生(NTT) HCS2017-77 |
抄録 |
(和) |
本報告では,幼児の言語発達における共通ボキャブラリー指数を提案し,各幼児が言語発達の初期階段でどの程度共通語を獲得しているかを調べる.生後8-48ヶ月齢の日本語を母語とする幼児(N = 1,451)から得られた大規模な語彙データベースを使用して、ロジスティック関数による2,688語の獲得年齢(AoA)を推定した。次に、各幼児のどれだけ共通の言葉を話すのかを示す共通ボキャブラリー指数を計算した.その結果,同じ語彙数を持つ子たちは,同じ割合の共通語を発話する傾向があることが示された.また,語彙数が大きくなるにつれ,この傾向が顕著になることも確認できた.以上の結果から,共通ボキャブラリー指数が,幼児の獲得した共通語の特定とその幼児全体との比較を可能とし,発達変化や個人差を調べるために有益であることを確認した. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
言語発達 / 共通語 / 共通ボキャブラリー指数 / / / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 117, no. 420, HCS2017-77, pp. 65-68, 2018年1月. |
資料番号 |
HCS2017-77 |
発行日 |
2018-01-19 (HCS) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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査読に ついて |
本技術報告は査読を経ていない技術報告であり,推敲を加えられていずれかの場に発表されることがあります. |
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HCS2017-77 |