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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2017-10-26 15:15 赤道域におけるKu帯衛星回線の降雨減衰特性の年変動 ○前川泰之・西村 優・柴垣佳明（阪電通大）  SAT2017-45 |
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| 抄録 | （和） | 京都大学生存圏研究所(RISH、宇治市)とインドネシア西スマトラ州の赤道大気レーダー(EAR)とを結ぶKu帯衛星スーパーバードＣの上下回線で発生した降雨減衰を、両局において2003年1月から2006年9月までの4年間にわたって測定したデータを用い、赤道域のインドネシアのEAR地球局における降雨減衰統計について、上下回線の降雨減衰比の年変動と降水雲の大きさとの関係に注目して詳しく検討を加えた。降雨事象毎に観測されるEAR地球局での上下回線減衰比の平均値は、1.1～1.5前後の範囲で毎回かなり大きな変動を示し、その値は降雨減衰のピークが1回だけ発生する場合は大きく、ピークが２回あるいは３回以上と多く発生するにつれて小さくなることが示された。このことは伝搬路を通過する降水雲のスケールが大きくなるほど雨滴粒径分布が大きい方に偏る傾向があるためと想定され、年間に発生するこれらの降水雲のタイプの割合が降雨減衰比の年変動を引き起こすと言える。赤道域の気候変動や雨季と乾季の降水現象の差異等との関係をさらに詳しく調査する必要がある。 |
| （英） | Four-year rain attenuation statistics from January 2003 to September 2006 are obtained for both up and down links of Ku-band Superbird C, which connects the earth stations in Equatorial Atmosphere Radar (EAR) in West Sumatra, Indonesia and Research Institute of Sustainable Humanosphere (RISH) of Kyoto University in Uji, Kyoto. Yearly variation of the attenuation ratio of up link to down link is discussed in light of dominant rain cloud types in each year. The attenuation ratio at the earth station in EAR, on an average, shows fairy large variation from around 1.1 to 1.5 according to each rainfall event. Comparatively large values of the attenuation ratio are obtained for the events with a single peak of attenuation, while smaller values tend to be obtained as the peak of attenuation becomes two and three or more. This seems to be related to a tendency that the clouds passing through the propagation path may include larger raindrop size distribution as their scales become larger. The relationship between these rain cloud types and characteristics of equatorial climate should be further investigated, such as their yearly variation or difference between wet and dry seasons in the tropical region. | |
| キーワード | （和） | 衛星通信 / 電波伝搬特性 / Ku帯 / 降雨減衰 / 上下回線 / 赤道域 / / |
| （英） | Satellite communications / Radio wave propagation / Ku band / Rain attenuation / Up and down link / Tropical region / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 117, no. 261, SAT2017-45, pp. 51-54, 2017年10月. | |
| 資料番号 | SAT2017-45 | |
| 発行日 | 2017-10-19 (SAT) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | SAT2017-45 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | SAT |
| 開催期間 | 2017-10-26 - 2017-10-27 |
| 開催地（和） | 沖縄セルラー電話株式会社 |
| 開催地（英） | Okinawa Cellular Telephone Company |
| テーマ（和） | 衛星通信技術及び一般 |
| テーマ（英） | Satellite communications, etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | SAT |
| 会議コード | 2017-10-SAT |
| 本文の言語 | 英語（日本語タイトルあり） |
| タイトル（和） | 赤道域におけるKu帯衛星回線の降雨減衰特性の年変動 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Yearly Variation of Rain Attenuation Characteristics of Ku-Band Satellite Communications Links in the Tropical Region |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 衛星通信 / Satellite communications |
| キーワード(2)（和/英） | 電波伝搬特性 / Radio wave propagation |
| キーワード(3)（和/英） | Ku帯 / Ku band |
| キーワード(4)（和/英） | 降雨減衰 / Rain attenuation |
| キーワード(5)（和/英） | 上下回線 / Up and down link |
| キーワード(6)（和/英） | 赤道域 / Tropical region |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 前川 泰之 / Yasuyuki Maekawa / マエカワ ヤスユキ |
| 第1著者 所属（和/英） | 大阪電気通信大学 (略称： 阪電通大) Osaka Electro-Communication University (略称： Osaka Electro-Commun. Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 西村 優 / Yu Nishimura / ニシムラ ユウ |
| 第2著者 所属（和/英） | 大阪電気通信大学 (略称： 阪電通大) Osaka Electro-Communication University (略称： Osaka Electro-Commun. Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 柴垣 佳明 / Yoshiaki Shibagaki / |
| 第3著者 所属（和/英） | 大阪電気通信大学 (略称： 阪電通大) Osaka Electro-Communication University (略称： Osaka Electro-Commun. Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2017-10-26 15:15:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | SAT |
| 資料番号 | SAT2017-45 |
| 巻番号（vol） | vol.117 |
| 号番号（no） | no.261 |
| ページ範囲 | pp.51-54 |
| ページ数 | 4 |
| 発行日 | 2017-10-19 (SAT) |
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