講演抄録/キーワード |
講演名 |
2017-10-06 15:25
同一画像を解像度と視聴位置を変えたときの視線の分析 ○小山玲子・中川理子・菅沼美由起・望月信哉・山田光穗(東海大) IMQ2017-17 |
抄録 |
(和) |
これまで,当研究室では視聴位置と視聴距離を変化させての頭部運動と眼球運動の測定を行ってきた.その結果,平均注視位置が提示映像と視聴位置,視聴距離に依存することを示された.解像度が異なる映像をそれぞれの標準観視距離で観察させたときの視線の動きの分析は先行研究でもよく行われているが,視距離が一定で解像度だけ異なる映像を見せたときの視線については分析が行われていない.画質評価の一般的な実施条件とは異なるが,一般的な家庭ではこのような見方はよく行われていると考えられる.
そこで解像度の違いが平均視線位置にもたらす影響について実験を行った.その結果,画面中央と右位置からの視聴では解像度の違いによる差は少なく画面中央付近に集中し,左位置では解像度の違いにより平均視線位置がばらつく傾向が見られた.今回の結果から,解像度が平均視線位置に影響を与えることが示された. |
(英) |
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キーワード |
(和) |
視線位置 / 解像度 / 視聴位置 / 眼球運動 / / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 117, no. 229, IMQ2017-17, pp. 21-24, 2017年10月. |
資料番号 |
IMQ2017-17 |
発行日 |
2017-09-29 (IMQ) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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