講演抄録/キーワード |
講演名 |
2017-09-01 09:00
単一側波帯変調を用いた高多値直交振幅変調光信号生成 ○五十嵐浩司(阪大) OCS2017-27 |
抄録 |
(和) |
(事前公開アブストラクト) 近年、高多値直交振幅変調(quadrature amplitude modulation)技術は高い周波数利用効率の達成には必要不可欠である。近年、10kHz程度の線幅の光源が商用化された光送受信器にも搭載され、64QAMを超える高多値QAM信号に対して、位相雑音よりも、変調におけるIQインバランスによる信号品質が支配的となっている。本研究では、変調におけるIQインバランスを原理的に抑圧するために、単一側波帯変調を基本とするQAM生成を提案する。ベースバンドQAM信号ではなく、IF周波数を有するQAM信号をSSB変調する。この場合、ベースバンド変調に比べて2倍の変調帯域が必要となるが、IQインバランス成分は信号帯域外のイメージ帯に発生する。IQ変調後の信号帯域外のIQインバランス成分は波長多重の際の隣接チャネルへのクロストークとなるが、波長選択スイッチのような狭帯域フィルタで除去することが可能である。本提案手法を用いて、64QAM光信号を生成した際のビット誤り率(bit error ratio: BER)特性を測定した。従来のベースバンド変調に比べて、良好なBER性能が得られた。 |
(英) |
(Advance abstract in Japanese is available) |
キーワード |
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文献情報 |
信学技報, vol. 117, no. 196, OCS2017-27, pp. 25-28, 2017年8月. |
資料番号 |
OCS2017-27 |
発行日 |
2017-08-24 (OCS) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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