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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2017-08-09 15:20 フレネル・キルヒホッフ回折公式を用いたバイノーラル音空間レンダリングの高速化の検討 ○飯野慎吾・松下 翔・土屋隆生（同志社大）  EA2017-32 |
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| 抄録 | （和） | 本報告は，フレネル・キルヒホッフ回折公式を用いたバイノーラル音空間レンダリングの高速化手法を提案している。本手法では，頭部周りに想定した仮想境界面でBRIR の計算領域をRIR領域とHRIR領域に分割し，仮想境界面上でフレネル・キルヒホッフ回折公式を適用することで両領域を結合する。FDTD法による計算の際，境界面の外側のRIR領域に粗い分割，内側のHRIR領域に細かい分割を適用すれば，室全体を細かく分割する場合に比べ計算の高速化が期待できる。HRIR領域に剛球あるいは頭部を設置したモデルについてHRTFの計算を行ったところ，概ね10 kHzまで良好な特性が得られたが，回折波が支配的となる角度では精度が低下することが示された。 |
| （英） | In this report, a fast calculation method for the binaural sound field rendering based on the Fresnel-Kirchhoff diffraction formula is proposed. In the present method, the calculation domain for the binaural room impulse response (BRIR) is divided into the two calculation domains by the virtual boundary surrounding head: the room impulse response (RIR) domain and the head related impulse response (HRIR) domain. The Fresnel-Kirchhoff diffraction formula is applied to the virtual boundary. When the coarse grid is applied to the RIR domain and the fine grid is applied to the HRIR domain for the FDTD simulation, the speedup of the calculation is possible. Some demonstrations are carried out for the models in which a rigid sphere or a head are located in the HRIR domain. It is found that the satisfactory characteristics of the HRTF are obtained up to 10 kHz, while the numerical accuracy decreased at the angle of which a diffraction wave is dominant. |
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| キーワード | （和） | 音空間レンダリング / BRIR / フレネル・キルヒホッフ回折公式 / バイノーラルレンダリング / / / / |
| （英） | Sound field rendering / BRIR / Fresnel-Kirchhohh diffraction formula / binaural rendering / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 117, no. 170, EA2017-32, pp. 33-38, 2017年8月. | |
| 資料番号 | EA2017-32 | |
| 発行日 | 2017-08-02 (EA) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | EA2017-32 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | EA ASJ-H |
| 開催期間 | 2017-08-09 - 2017-08-10 |
| 開催地（和） | 東北大学 電気通信研究所 |
| 開催地（英） | Tohoku Univ., R. I. E. C. |
| テーマ（和） | 超臨場感音響，応用／電気音響，聴覚，一般 |
| テーマ（英） | Ultra-Realistic Acoustics, Engineering/Electro Acoustics, Psychological and Physiological Acoustics, and Related Topics |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | EA |
| 会議コード | 2017-08-EA-H |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | フレネル・キルヒホッフ回折公式を用いたバイノーラル音空間レンダリングの高速化の検討 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Fast calculation method for the binaural sound field rendering based on the Fresnel-Kirchhoff diffraction formula |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 音空間レンダリング / Sound field rendering |
| キーワード(2)（和/英） | BRIR / BRIR |
| キーワード(3)（和/英） | フレネル・キルヒホッフ回折公式 / Fresnel-Kirchhohh diffraction formula |
| キーワード(4)（和/英） | バイノーラルレンダリング / binaural rendering |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 飯野 慎吾 / Shingo Iino / イイノ シンゴ |
| 第1著者 所属（和/英） | 同志社大学 (略称： 同志社大) Doshisha University (略称： Doshisha Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 松下 翔 / Shou Matsushita / マツシタ ショウ |
| 第2著者 所属（和/英） | 同志社大学 (略称： 同志社大) Doshisha University (略称： Doshisha Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 土屋 隆生 / Takao Tsuchiya / ツチヤ タカオ |
| 第3著者 所属（和/英） | 同志社大学 (略称： 同志社大) Doshisha University (略称： Doshisha Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2017-08-09 15:20:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | EA |
| 資料番号 | EA2017-32 |
| 巻番号（vol） | vol.117 |
| 号番号（no） | no.170 |
| ページ範囲 | pp.33-38 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2017-08-02 (EA) |
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