講演抄録/キーワード |
講演名 |
2017-03-15 16:40
社会的文脈に沿った表情と音声による感情表現とその評価 ○髙木幸子(常磐大)・田中章浩(東京女子大) HCS2016-101 |
抄録 |
(和) |
本研究では,高次感情と社会的文脈に焦点を当て,表情と音声の示す感情情報の快の程度の差が,最終的な送り手の感情状態の快度判断および受け手に対する好意度判断に及ぼす相互的な影響を検討した.実験の結果,送り手の快度および好意度は,表情単独の情報からは判断できないが,音声単独の情報からは判断できることが明らかになった.また,表情と音声を同時提示した場合,それぞれのモダリティの示す感情情報は送り手の快度および好意度の判断に影響し、互いのモダリティによる感情情報は判断に加算的な影響を与えることが明らかになった。このことは,表情そのものによる感情情報は,表情と同時に音声が提示されて初めて感情判断に効果を及ぼすことを示していると考えられる. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
表情 / 音声 / 高次感情 / 多感覚コミュニケーション / / / / |
(英) |
Facial expression / Vocal expression / Complex emotions / Multi-modal communication / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 116, no. 524, HCS2016-101, pp. 61-66, 2017年3月. |
資料番号 |
HCS2016-101 |
発行日 |
2017-03-08 (HCS) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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HCS2016-101 |