講演抄録/キーワード |
講演名 |
2016-12-01 16:20
災害時におけるSNS情報を活用したプログラマブルなQoS制御システムの検討 柳田晴香(お茶の水女子大)・中尾彰宏・山本 周(東大)・山口実靖(工学院大)・○小口正人(お茶の水女子大) DE2016-31 |
抄録 |
(和) |
東日本大震災時,電話やインターネットが使えない事態が生じたことから,大規模災害時には,従来のネットワーク機器監視による制御だけではなく新たな情報を利用した制御が期待されている.我々は,多くの人間の目や口コミによるネットワーク障害に対する集合知が災害の状況把握に有益であるという仮説に基づいて,SNS 情報に基づいたネットワーク制御システムを提案している.
従来の機器監視制御には,制御プレーンをプログラム可能とするSDN(Software Defined Networking) による柔軟な集中制御が期待されている.しかし現在のSDNでは,依然として,ヘッダー情報に基づく経路制御など従来と同様な制御の効率化に限定される.そこで我々は,データプレーン処理とそのAPI(Southbound Interface)をプログラム可能とするSDNを拡張するDPN (Deeply Programmable Network)の概念に基づいて,SNSの情報が含まれるパケットペイロードのデータを監視することで経路制御をする手法を提案する.
本論文では,FLAREを用いて,OpenFlowの制御処理やアプリケーションの種類に基づいたトラフィックの分類を実装し,アプリケーション毎のQoS 制御を検討する. |
(英) |
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キーワード |
(和) |
SNS / SDN / OpenFlow / DPN / FLARE / / / |
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文献情報 |
信学技報, vol. 116, no. 340, DE2016-31, pp. 57-62, 2016年12月. |
資料番号 |
DE2016-31 |
発行日 |
2016-11-24 (DE) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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DE2016-31 |