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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2016-03-22 13:50 椅子から立ち上がる際の転倒動作予測における膝関節トルクの影響 ○松井利一・土橋邦生・中沢信明（群馬大）  MBE2015-110 |
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| 抄録 | （和） | ヒトの椅子からの立ち上がり動作を再現するために定式化した3リンク3関節機構のダイナミクス切替え型最適制御モデルを椅子から立ち上がる際の転倒動作シミュレータに拡張し，最適化計算の収束と非収束が各々立ち上がり動作の成功と失敗（転倒）に対応し，離椅子時の足関節トルクが転倒動作に及ぼす影響の理論的予測が可能であることが示された．本研究では，本シミュレータを用いて，離椅子時の膝関節トルクがその後の転倒動作に及ぼす影響を明確化すると同時に，転倒メカニズム・転倒条件の理論的明確化を試みる．その結果，(1) 離椅子時の膝関節トルクには椅子からの立ち上がりを成功させる範囲（許容範囲）が存在し，椅子が低く，離椅子時間が減少すると許容範囲が狭まること，(2) 離椅子時膝関節トルクが不足するとしゃがみ込んで尻餅を着いて転倒または膝を床に着けて転倒し，大きすぎると後方に尻餅をついて転倒することが示される．以上は，既提案の最適制御モデルが椅子からの立ち上がり動作だけでなく転倒動作のシミュレートにも適用可能であることを示唆する． |
| （英） | We have already formulated a dynamics-switching three-link and three-joint optimal control model that reproduces human sit-to-stand movements, and clarified that the convergence and non-convergence of the optimization calculation correspond to the success and failure in reproducing sit-to-stand movements, respectively, and that the influence of ankle-joint torque on falling accidents can be predicted. This research clarifies theoretically, by using the optimal control model, how the knee-joint torque at the seat-off time affects the subsequent rising movement, and it examines the possibility to predict the risk of falling caused by miscalculation of the knee-joint torque. Consequently, the following results are obtained: (1) the knee-joint torque at the seat-off time has its effective range necessary for the model to rise successfully from a chair; (2) a shortage of the ankle-joint torque makes the model pratfall, and an overage of the same torque makes the model fall forward to its knees. These results suggest that the optimal control model is effective in simulating falling movements as well. | |
| キーワード | （和） | 立ち上がり動作 / 椅子 / 転倒 / 最適制御モデル / 離椅子時間 / 膝関節トルク / / |
| （英） | Rising movements / Chair / Risk of falling / Optimal control model / Seat off time / Knee joint torque / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 115, no. 513, MBE2015-110, pp. 39-44, 2016年3月. | |
| 資料番号 | MBE2015-110 | |
| 発行日 | 2016-03-15 (MBE) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | MBE2015-110 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | MBE NC |
| 開催期間 | 2016-03-22 - 2016-03-23 |
| 開催地（和） | 玉川大学 |
| 開催地（英） | Tamagawa University |
| テーマ（和） | ME, 一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | MBE |
| 会議コード | 2016-03-MBE-NC |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 椅子から立ち上がる際の転倒動作予測における膝関節トルクの影響 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Influence of Knee-Joint Torque on Simulating Falling Accidents during Sit-to-Stand Movements |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 立ち上がり動作 / Rising movements |
| キーワード(2)（和/英） | 椅子 / Chair |
| キーワード(3)（和/英） | 転倒 / Risk of falling |
| キーワード(4)（和/英） | 最適制御モデル / Optimal control model |
| キーワード(5)（和/英） | 離椅子時間 / Seat off time |
| キーワード(6)（和/英） | 膝関節トルク / Knee joint torque |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 松井 利一 / Toshikazu Matsui / マツイ トシカズ |
| 第1著者 所属（和/英） | 群馬大学 (略称： 群馬大) Gunma University (略称： Gunma Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 土橋 邦生 / Kunio Dobashi / ドバシ クニオ |
| 第2著者 所属（和/英） | 群馬大学 (略称： 群馬大) Gunma University (略称： Gunma Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 中沢 信明 / Nobuaki Nakazawa / ナカザワ ノブアキ |
| 第3著者 所属（和/英） | 群馬大学 (略称： 群馬大) Gunma University (略称： Gunma Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2016-03-22 13:50:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | MBE |
| 資料番号 | MBE2015-110 |
| 巻番号（vol） | vol.115 |
| 号番号（no） | no.513 |
| ページ範囲 | pp.39-44 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2016-03-15 (MBE) |
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