講演抄録/キーワード |
講演名 |
2016-03-18 14:00
弾性表面波皮膚感覚ディスプレイの周波数特性 ○佐藤史樹・山口大介・原 正之・高崎正也・石野裕二・水野 毅(埼玉大) HIP2015-98 |
抄録 |
(和) |
人は指で物体表面をなぞった時,皮膚に発生する振動を知覚することによって「つるつる,ざらざら」といった粗さに関わる皮膚感覚を感じる.皮膚感覚を提示するデバイスとして振動や静電気力などを用いた様々なものが提案されている.しかし,機械受容器細胞の1つであるパチニ小体の感度のピークが250Hzのため,多くの皮膚感覚提示デバイスでは1kHz以上の振動は考慮されていなかった.本研究では人が知覚できる振動周波数を調べるために1kHz以上の振動の提示に着目する.皮膚感覚提示デバイスの一つに,超音波を利用した弾性表面波皮膚感覚ディスプレイが提案されている.このデバイスでは弾性表面波のON/OFFを周期的に行うことで皮膚に振動を提示する.また,使用する弾性表面波の周波数が数MHzと高いため応答が速く,1kHz以上の振動の提示が期待できる.本稿では,弾性表面波皮膚感覚ディスプレイで提示する振動の高周波化を検討した. |
(英) |
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キーワード |
(和) |
弾性表面波 / 皮膚感覚 / 振動知覚 / / / / / |
(英) |
Surface acoustic wave / Tactile sensation / Vibration perception / / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 115, no. 512, HIP2015-98, pp. 11-14, 2016年3月. |
資料番号 |
HIP2015-98 |
発行日 |
2016-03-11 (HIP) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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