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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2016-01-28 13:35 音楽ゲームを用いた英語リズム学習の可能性に関する研究 ○高橋麻美・夏目季代久（九工大）  NLP2015-133 |
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| 抄録 | （和） | 本研究では、英語リズム学習（RIM）教材が流れる音楽ゲームを開発し、そのゲームをプレイする事によって英語リズム学習が可能かどうか調べた。その音楽ゲームでは、音楽を聴きながら、画面上部から落下する矢印を画面下部に来たら、タイミング良く、PCの矢印キーを押さなくてはいけない。今回、学習群（日本語母語話者（JS）7名と英語母語話者（ES）3名）に、開発した音楽ゲームを、コントロール群（JS 3名とES 3名）に英語リズムを含まない音楽ゲームを5日間プレイさせ、その前後でのプレイヤーの英語発話リズムの変化を調べた。英語発話リズムは、RIM教材に含まれない英文を読ませた時の音声信号を録音し、教師音声との相互相関最大ピーク値から観測した．その結果、JS学習群はプレイ後、ピーク値が有意に増加し、英語リズムを学習したと考えられる一方で、ES学習群とJSコントロール群ではピーク値は変化しなかった。ゲーム成績は5日間で、JS群、ES群、コントロール群共に増加した．また打鍵タイミング時間差分布をJS群とES群で比較すると、初日ES群は正解より早めに押していたが、JS群ではそのような傾向は見られなかった．その違いは5日間で減少した．以上の結果から、指先によるタイミング学習を行う音楽ゲームによってJS群は口を動かすタイミング学習が促されたと考えられる．また初日の両群の打鍵タイミングの相違は、ES群では既に英語リズムが確立していて、その予測からタイミングが早まったものと推定される．つまり発話時のタイミングが指先に反映されているのではないかと示唆される．脳内では、手を動かすタイミング学習部位と口を動かすタイミング学習部位が相互に影響を及ぼし合っているのではないかと考えられる． |
| （英） | We studied whether there is any impact on the English rhythm by your playing music game that we have developed. In the present study, learning group (seven Japanese native speakers (JS) and three English native speakers (ES)) played the music game hearing the English rhythm, and control group (three JS and three ES) played the music game which does not contain the English rhythm. Furthermore, we studied a change of the subjects’ English rhythm before and after their playing the game. To clarify whether the subjects learned English rhythm or not, the subjects had to read the English sentences not included in the game music, and we recorded the voices. The maximum peak value of cross correlation (MPV) between the game-players’ and English teachers’ voices was calculated. As a result, MPV of JS significantly increased after the game play, so JS would learn English rhythm. On the other hand, there was not the significant difference in ES and the control group. In JS learning group as well as ES and control groups, game scores improved for five days. The distribution of the keystroke timing by JS group was different from ES group on the first day, but it resembled on the last day. From these results, JS can learn English rhythm playing the music game. The difference of the two groups at the first day will be that ES recall the English rhythm and the recall affects the movement of finger of the hands in the game play. The site of the brain which processes the timing for the finger movement is affected by the site where the timing for the mouth movement is processed. | |
| キーワード | （和） | 音楽ゲーム / 英語リズム学習 / タイミング学習 / / / / / |
| （英） | Music game / English rhythm learning / Timing learning / / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 115, no. 425, NLP2015-133, pp. 39-44, 2016年1月. | |
| 資料番号 | NLP2015-133 | |
| 発行日 | 2016-01-21 (NLP) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | NLP2015-133 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | NC NLP |
| 開催期間 | 2016-01-28 - 2016-01-29 |
| 開催地（和） | 九州工業大学 若松キャンパス |
| 開催地（英） | Kyushu Institute of Technology |
| テーマ（和） | ニューロコンピューティングの実装および人間科学のための解析・モデル化，一般 |
| テーマ（英） | Implementation of Neuro Computing,Analysis and Modeling of Human Science, etc |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | NLP |
| 会議コード | 2016-01-NC-NLP |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 音楽ゲームを用いた英語リズム学習の可能性に関する研究 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | The possibility of English rhythm learning using the music game |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 音楽ゲーム / Music game |
| キーワード(2)（和/英） | 英語リズム学習 / English rhythm learning |
| キーワード(3)（和/英） | タイミング学習 / Timing learning |
| キーワード(4)（和/英） | / |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 高橋 麻美 / Asami Takahashi / タカハシ アサミ |
| 第1著者 所属（和/英） | 九州工業大学 (略称： 九工大) Kyushu Institute of Technology (略称： KIT) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 夏目 季代久 / Kiyohisa Natsume / ナツメ キヨヒサ |
| 第2著者 所属（和/英） | 九州工業大学 (略称： 九工大) Kyushu Institute of Technology (略称： KIT) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2016-01-28 13:35:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | NLP |
| 資料番号 | NLP2015-133 |
| 巻番号（vol） | vol.115 |
| 号番号（no） | no.425 |
| ページ範囲 | pp.39-44 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2016-01-21 (NLP) |
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