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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2015-08-06 15:00 環境揺らぎを用いた時間同期システムにおける完全同期達成手法の検討 ○安田裕之・黒田佳織・長谷川幹雄（東京理科大）  CCS2015-32 |
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| 抄録 | （和） | Noise-induced synchronizationは非線形振動子が共通の入力により位相同期する現象である． 我々は，共通の入力ノイズの代わりに相互に相関した自然環境データを用いた新たな同期手法を提案している． 無線センサデバイスに搭載された非線形振動子が，センサで取得した環境データの入力のみにより位相同期し，通信の必要なしに機器間での同期を達成する． 実際の機器では，取得した環境データは任意の時間毎に時間平均値を算出し，入力ノイズとして利用する． 本稿では，このデータ入力間隔を調整し，機器間で入力タイミングを揃える手法を検討する． 実際の環境データは何らかの構造から決定論的に生じると考え，入力ノイズとしては決定論的過程による揺らぎを持つレスラーシステムの時系列を用いる． 2つのフィッツフュー南雲振動子に時間のずれを生じさせた状態でレスラー時系列を入力し，振動子の特定の位相でノイズ入力を行った場合，振動子間でノイズ入力タイミングが揃い，さらに振動子間で位相同期も達成できることを確認した． |
| （英） | Noise-induced synchronization is a phenomenon that uncoupled nonlinear oscillators synchronize by adding common noise. We have proposed a new synchronization method using the cross-correlated natural environment data instead of a common input noise. Wireless devices obtain environmental data by their own sensors, and input these environmental data independently. Based on noise-induced synchronization theory, nonlinear oscillators running in wireless devices are synchronized without any communications. In real implementation, devices use time average values of the environmental data as an input noise. In this report, we propose a novel data input method, that adjusts data input interval to achieve synchronization of timing of input between two devices. We use time series of R"{o}ssler system as input data because natural environment may be deterministic system. We have confirmed that time different of input between two FitzHugh-Nagumo oscillators is gradually reduced by adding time series of R"{o}ssler system at specific phase. |
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| キーワード | （和） | ノイズ同期現象 / 非線形振動子 / 環境データ / 同期 / / / / |
| （英） | Noise-induced synchronization / Nonlinear oscillator / Environmental data / Synchronization / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 115, no. 178, CCS2015-32, pp. 17-21, 2015年8月. | |
| 資料番号 | CCS2015-32 | |
| 発行日 | 2015-07-30 (CCS) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | CCS2015-32 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | CCS |
| 開催期間 | 2015-08-06 - 2015-08-07 |
| 開催地（和） | 第一滝本館（北海道登別市） |
| 開催地（英） | Dai-ichi Takimotokan (Noboribetsu, Hokkaido) |
| テーマ（和） | ネットワークの科学, 一般 |
| テーマ（英） | Network Science, etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | CCS |
| 会議コード | 2015-08-CCS |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 環境揺らぎを用いた時間同期システムにおける完全同期達成手法の検討 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | A Study on Perfect Synchronization Method using Environmental Fluctuations |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | ノイズ同期現象 / Noise-induced synchronization |
| キーワード(2)（和/英） | 非線形振動子 / Nonlinear oscillator |
| キーワード(3)（和/英） | 環境データ / Environmental data |
| キーワード(4)（和/英） | 同期 / Synchronization |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 安田 裕之 / Hiroyuki Yasuda / ヤスダ ヒロユキ |
| 第1著者 所属（和/英） | 東京理科大学 (略称： 東京理科大) Tokyo University of Science (略称： Tokyo Univ. of Science) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 黒田 佳織 / Kaori Kuroda / クロダ カオリ |
| 第2著者 所属（和/英） | 東京理科大学 (略称： 東京理科大) Tokyo University of Science (略称： Tokyo Univ. of Science) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 長谷川 幹雄 / Mikio Hasegawa / ハセガワ ミキオ |
| 第3著者 所属（和/英） | 東京理科大学 (略称： 東京理科大) Tokyo University of Science (略称： Tokyo Univ. of Science) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2015-08-06 15:00:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | CCS |
| 資料番号 | CCS2015-32 |
| 巻番号（vol） | vol.115 |
| 号番号（no） | no.178 |
| ページ範囲 | pp.17-21 |
| ページ数 | 5 |
| 発行日 | 2015-07-30 (CCS) |
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