講演抄録/キーワード |
講演名 |
2015-08-05 18:00
複数GPU向けミドルウェアにおけるデータ管理手法の検討 ○鈴木 順(NEC/東大)・菅 真樹・林 佑樹・宮川伸也(NEC)・喜連川 優(東大) CPSY2015-35 |
抄録 |
(和) |
ホスト内で複数のアクセラレータやフラッシュデバイスを組み合わせてデータ処理を行う需要が増加している.データ処理の実行性能を,用いるデバイス数に応じてスケールさせるためには各デバイス間のデータ移動を削減し処理デバイスのI/O 待ち時間を抑える必要がある.本稿ではGPU(Graphics Processing Unit) 向けミドルウェアにおいてGPU に対するデータ移動を削減するためのデータ管理手法を2 つ提案する.1 つ目の手法では,複数のGPU にデータを分散してストアさせ,ストアさせたデータをGPU を用いるユーザプログラム間のデータの授受に用
いられるようにする.これにより従来はデータの授受に必要だったファイルシステムの介在と,そのためのGPU に対するデータ移動を省く.2 つ目の手法では各GPU に分割して保持させたデータの境界領域を冗長化することで,ステンシル型の処理において必要だったGPU 間のデータ同期を削減する.提案手法を画像処理を用いて評価した結果,GPU 数に対する処理性能のスケーラビリティが10%から83%に向上することがわかった. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
ミドルウェア / GPU / データパラレル / DAG / インターコネクション / / / |
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文献情報 |
信学技報, vol. 115, no. 174, CPSY2015-35, pp. 191-196, 2015年8月. |
資料番号 |
CPSY2015-35 |
発行日 |
2015-07-28 (CPSY) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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