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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2015-05-21 11:05 離散無記憶な生体識別システムにおける信頼性関数と強逆性 ○ワムア ヤチョンカ・八木秀樹（電通大）  IT2015-3 EMM2015-3 |
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| 抄録 | （和） | Willemsらによって提案された生体識別システムは，個体の物理的な生体データの特徴に基づき，個体を識別するシステムである．このシステムの重要な指標として個体数のレートと識別誤り確率（正規の個体を拒否する確率）が挙げられる．識別誤り確率の最大値を最大誤り確率という．Willemsらは情報理論的手法を利用し，離散無記憶な生体識別システムに対する最大誤り率をゼロに近づける条件の下で，識別容量，すなわち，達成可能な最大なレートを明らかにしている．しかし，Willemsらが示した識別容量における逆定理の証明では，識別される個体が一様分布する場合のみが論文に記されている．また，生体データの系列長と共に最大誤り確率がどのように振舞うかは現在まで明らかにされていない．本稿では，識別される個体の分布を未知とし，生体識別システムの信頼性関数を導出する．また，識別容量を超えるレートにおいて，最大誤り確率の下界式を導出し，システムが強逆性を持つことを示す．この結果は生体識別システムの識別容量に関する逆定理の異なる証明を与える． |
| （英） | The biometrical identification system, introduced by Willems et al., is a system to identify individuals based on measurable physical characteristics of each individual. Some of the most important factors on this system are rate of the number of individuals and identification error probability. The maximum value of identification error probability is called maximum error probability. Willems et al. have made clear that the identification capacity i.e. the maximum achievable rate of the number of individuals that can be distinguished with a vanishing error probability asymptotically, of a discrete memoryless system can be characterized from an information theoretic perspective. However, in proving the converse theorem, they provided a rigorous proof only for the case where each individual is uniformly distributed to be identified. In this paper, we investigate the reliability function of the system and show that it behaves in the same way as the well-known random coding error exponent. We also provide an explicit proof of the converse part provided that each individual is not uniformly distributed and the identification process is done without the knowledge of the prior distribution. In particular, we use Arimoto's argument to analyze a lower bound on the error probability, which also leads to the proof of the strong converse theorem for a non-uniform prior distribution. | |
| キーワード | （和） | 生体識別システム / 識別容量 / 誤り確率 / 信頼性関数 / 強逆定理 / / / |
| （英） | biometrical identification system / capacity / error probability / reliability function / strong converse / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 115, no. 37, IT2015-3, pp. 13-18, 2015年5月. | |
| 資料番号 | IT2015-3 | |
| 発行日 | 2015-05-14 (IT, EMM) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | IT2015-3 EMM2015-3 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | EMM IT |
| 開催期間 | 2015-05-21 - 2015-05-22 |
| 開催地（和） | 京都市国際交流会館 |
| 開催地（英） | Kyoto International Community House |
| テーマ（和） | 情報セキュリティ，情報理論，情報ハイディング，一般 |
| テーマ（英） | Information Security, Information Theory, Information Hiding, etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | IT |
| 会議コード | 2015-05-EMM-IT |
| 本文の言語 | 英語（日本語タイトルあり） |
| タイトル（和） | 離散無記憶な生体識別システムにおける信頼性関数と強逆性 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Analysis on Reliability Function and Strong Converse of Discrete Memoryless Biometrical Identification Systems |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 生体識別システム / biometrical identification system |
| キーワード(2)（和/英） | 識別容量 / capacity |
| キーワード(3)（和/英） | 誤り確率 / error probability |
| キーワード(4)（和/英） | 信頼性関数 / reliability function |
| キーワード(5)（和/英） | 強逆定理 / strong converse |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | ワムア ヤチョンカ / Yachongka Vamoua / ワムア ヤチョンカ |
| 第1著者 所属（和/英） | 電気通信大学 (略称： 電通大) The University of Electro-Communications (略称： Univ. of Electro-Comm.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 八木 秀樹 / Hideki Yagi / ヤギ ヒデキ |
| 第2著者 所属（和/英） | 電気通信大学 (略称： 電通大) The University of Electro-Communications (略称： Univ. of Electro-Comm.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2015-05-21 11:05:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | IT |
| 資料番号 | IT2015-3, EMM2015-3 |
| 巻番号（vol） | vol.115 |
| 号番号（no） | no.37(IT), no.38(EMM) |
| ページ範囲 | pp.13-18 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2015-05-14 (IT, EMM) |
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