講演抄録/キーワード |
講演名 |
2015-03-02 11:20
可用帯域を指標とした複数のルーティングテーブルを用いる動的ルーティング手法の適用性評価 ○今村敬博(工学院大)・淺谷耕一(南開大)・水野 修(工学院大) IN2014-135 |
抄録 |
(和) |
インターネットのルーティングプロトコルとして, OSPF(Open Shortest Path First)が広く用いられている.OSPFは物理帯域をメトリックとして経路を決定する. そのため,特定の経路にトラフィックが集中して輻輳が発生する場合がある.そのため,他の経路の可用帯域に余裕がある場合でも,動的に回避することができない.そこで,リンクの空き帯域である可用帯域に着目し,可用帯域を指標とした複数のルーティングテーブルを用いる動的にルーティング手法を提案した.しかし,この手法はネットワークのトラフィックが増加すると,迂回経路を使用する頻度が高くなり,遅延時間が増加する課題があった.そこで,キュー長が閾値を超えた場合,高優先度トラフィックを優先してルーティングすることで,高優先度トラフィックの遅延時間の増大を抑制する.
本報告では,高優先度トラフィックに適用した複数のルーティングテーブル用いる動的ルーティング手法について,ノードを1000ノードとした場合,高優先度トラフィックをTCPとした場合の評価を行った.シミュレーションによって評価した結果, ネットワークを1000ノードとした場合でも.高優先度トラフィックを許容遅延以内に抑えられることを確認し,提案手法が有効であることを確認した. |
(英) |
OSPF is a popular routing protocol in the Internet. OSPF cause traffic congestion at nodes where heavy traffics concentrate. It can't be avoided dynamically, even if there is room in the other. paths.We proposed routing method using by available bandwidth. However, when network traffic increases, the proposed method uses the detour route more frequently. To decrese delay time, we proposed routing method to assign priority route for high-priority traffic.
This report proposes a method which is applied to high-priority traffic. Simulation results show that the proposed method has higher throughput than that of OSPF. The proposed method was able to suppress delay time within 60msec. |
キーワード |
(和) |
ルーティング / 可用帯域 / ルーティングテーブル / トラフィック制御 / / / / |
(英) |
Routing / Available bandwidth / Routing tables / Traffic control / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 114, no. 478, IN2014-135, pp. 85-90, 2015年3月. |
資料番号 |
IN2014-135 |
発行日 |
2015-02-23 (IN) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
PDFダウンロード |
IN2014-135 |
研究会情報 |
研究会 |
NS IN |
開催期間 |
2015-03-02 - 2015-03-03 |
開催地(和) |
沖縄コンベンションセンタ |
開催地(英) |
Okinawa Convention Center |
テーマ(和) |
一般 |
テーマ(英) |
General |
講演論文情報の詳細 |
申込み研究会 |
IN |
会議コード |
2015-03-NS-IN |
本文の言語 |
日本語 |
タイトル(和) |
可用帯域を指標とした複数のルーティングテーブルを用いる動的ルーティング手法の適用性評価 |
サブタイトル(和) |
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タイトル(英) |
Applicability Evaluations of Routing Method using Available Bandwidth and Multiple Routing Tables |
サブタイトル(英) |
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キーワード(1)(和/英) |
ルーティング / Routing |
キーワード(2)(和/英) |
可用帯域 / Available bandwidth |
キーワード(3)(和/英) |
ルーティングテーブル / Routing tables |
キーワード(4)(和/英) |
トラフィック制御 / Traffic control |
キーワード(5)(和/英) |
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キーワード(6)(和/英) |
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キーワード(7)(和/英) |
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キーワード(8)(和/英) |
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第1著者 氏名(和/英/ヨミ) |
今村 敬博 / Takahiro Imamura / イマムラ タカヒロ |
第1著者 所属(和/英) |
工学院大学 (略称: 工学院大)
Kogakuin University (略称: Kogakuin Univ.) |
第2著者 氏名(和/英/ヨミ) |
淺谷 耕一 / Koichi Asatani / アサタニ コウイチ |
第2著者 所属(和/英) |
南開大学 (略称: 南開大)
Nankai University (略称: Nankai Univ.) |
第3著者 氏名(和/英/ヨミ) |
水野 修 / Osamu Mizuno / ミズノ オサム |
第3著者 所属(和/英) |
工学院大学 (略称: 工学院大)
Kogakuin University (略称: Kogakuin Univ.) |
第4著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第5著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第12著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第13著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第14著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第20著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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講演者 |
第1著者 |
発表日時 |
2015-03-02 11:20:00 |
発表時間 |
20分 |
申込先研究会 |
IN |
資料番号 |
IN2014-135 |
巻番号(vol) |
vol.114 |
号番号(no) |
no.478 |
ページ範囲 |
pp.85-90 |
ページ数 |
6 |
発行日 |
2015-02-23 (IN) |