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講演抄録/キーワード
講演名 2014-11-17 16:20
ハイゼンベルクによる不確定性原理の導出について
小澤正直名大
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抄録 (和) ハイゼンベルクの不確定性原理とは,ある基本物理量とその共役物理量を同時に測定すると,その測定誤差の積がプランク定数で定まる下限を持つことであると説明される.一方,その関係の数学的表式は,それら二つの物理量の標準偏差の
積に関する不等式で表されてきた.測定誤差と標準偏差の概念の相違は明らかであるにも関わらず,このような説明の食い違いに関して,これまで十分な解明がなされてこなかった.本講演では,ハイゼンベルクの時代にはこの二つの関係が同等であると見なされた理由を,当時の量子力学の基本的仮定が今日より限定的で,測定の反復可能性が要請されていたことに基づいて明らかにする.一方,1970年代から1980年代にかけて,物理的に実現可能なすべての測定過程を扱う十分な一般性を持った量子測定理論が確立し,この仮説は破棄された.このパラダイム変化に伴い,本来,同時測定の限界を主張するハイゼンベルクの不確定性原理の数学的表式が二つの物理量の標準偏差の積に関する不等式であるとする説明には根拠が失われたと結論される. 
(英) Heisenberg's uncertainty principle is usually explained to state that if one attempts to simultaneously measure a fundamental physical quantity and its conjugate, then the product of those errors has a lower bound set by the Planck constant, and this relation has been formally represented by an inequality for the product of the standard deviations of those quantities. There is an obvious conceptual difference between measurement error and standard deviation. However, it remains obscure how such difference has been neglected. In this talk, we clarify the reason for this confusion from the fact that quantum measurement theory in those days has not been general enough so that an additional assumption, called the repeatability hypothesis, has been generally required. From the 1970s to the 1980s, quantum measurement theory has been established with complete generality to treat all the physically realizable measuring processes, and the repeatability hypothesis has been abandoned. Nowadays, the relation for measurement errors are not considered to be equivalent to,
nor to be a straightforward consequence of, the relation for standard deviations.
キーワード (和) 量子測定 / 不確定性原理 / 同時測定 / 誤差 / 擾乱 / 標準偏差 / 反復可能性 /  
(英) quantum measurement / uncertainty principle / simultaneous measurement / error / disturbance / standard deviation / repeatability /  
文献情報 信学技報
資料番号  
発行日  
ISSN Print edition: ISSN 0913-5685  Online edition: ISSN 2432-6380

研究会情報
研究会 QIT  
開催期間 2014-11-17 - 2014-11-18 
開催地(和) 東北大学 
開催地(英) Tohoku Univ. 
テーマ(和) 量子情報, 一般 
テーマ(英) Quantum Information 
講演論文情報の詳細
申込み研究会 QIT 
会議コード 2014-11-QIT 
本文の言語 日本語 
タイトル(和) ハイゼンベルクによる不確定性原理の導出について 
サブタイトル(和)  
タイトル(英) Heisenberg's original derivation of the uncertainty principle 
サブタイトル(英)  
キーワード(1)(和/英) 量子測定 / quantum measurement  
キーワード(2)(和/英) 不確定性原理 / uncertainty principle  
キーワード(3)(和/英) 同時測定 / simultaneous measurement  
キーワード(4)(和/英) 誤差 / error  
キーワード(5)(和/英) 擾乱 / disturbance  
キーワード(6)(和/英) 標準偏差 / standard deviation  
キーワード(7)(和/英) 反復可能性 / repeatability  
キーワード(8)(和/英) /  
第1著者 氏名(和/英/ヨミ) 小澤 正直 / Masanao Ozawa / オザワ マサナオ
第1著者 所属(和/英) 名古屋大学 (略称: 名大)
Nagoya University (略称: Nagoya Univ.)
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講演者
発表日時 2014-11-17 16:20:00 
発表時間 20 
申込先研究会 QIT 
資料番号  
巻番号(vol)  
号番号(no)  
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