講演抄録/キーワード |
講演名 |
2014-03-17 15:00
認知機能を変化させるための結合ニューロフィードバックトレーニング ○山下 歩(京大)・川人光男・今水 寛(ATR) NC2013-126 |
抄録 |
(和) |
本研究は,functional Magnetic Resonance Imaging(fMRI)による結合ニューロフィードバックトレーニングを用いて,安静時機能的結合を変化させることにより,安静時機能的結合と認知機能の因果関係を探るとともに認知機能の改善につなげるための基礎研究である.現在までに,様々なニューロフィードバックトレーニングの方法が提案されているが,安静時機能的結合を操作的に変化させるための結合ニューロフィードバックトレーニングの方法はいまだ確立されていない.さらに,結合ニューロフィードバックトレーニングでは相関値を扱うため,オンラインでノイズを除去する方法に関してさらに改善する必要がある.本研究は,安静時機能的結合を操作的に変化させるための結合ニューロフィードバックトレーニングの方法として,ネットワークを用いた結合ニューロフィードバックトレーニングの提案し,オンラインでノイズを除去する方法について検討を行った.
実験の結果,オンラインでノイズを除去する必要があること,セッション内だけのデータを用いたノイズ除去の方法よりも一つ前のセッションのデータも用いたオンラインでのノイズ除去の方法が優れていることがわかった. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
認知機能 / ニューロフィードバック / 安静時機能的結合 / 自発的脳活動 / / / / |
(英) |
Cognitive performance / Neurofeedback / Resting state functional connectivity / intrinsic brain activity / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 113, no. 500, NC2013-126, pp. 215-220, 2014年3月. |
資料番号 |
NC2013-126 |
発行日 |
2014-03-10 (NC) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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NC2013-126 |