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| 講演名 | 2012-03-14 10:15 海馬樹状突起における非線形情報処理の解析 ○上條中庸・早川博章・福島康弘・相原 威（玉川大）  NC2011-121 |
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| 抄録 | （和） | 近年、樹状突起に従った入力情報統合が着目され、２光子レーザーによるグルタメイトアンケージングの局所刺激をもちいた実験結果により、入力加算様式に関する報告がなされている。海馬歯状回顆粒細胞樹状突 起においては、樹状突起に沿った多点刺激の方向により、NMDA 受容体に依存した加算性の違いも報告されている. 本研究では、時空間的に異なる入力が顆粒細胞の樹状突起でどのように処理されているかを高速グルタメイトアンケージング刺激によって調べた.その結果、樹状突起の分岐部分で同時に入力を受けた場合、非線形的な応答加算が起こることが分かった.そして、その非線形性はNMDAR 依存ではなく、電位依存性Ca2+チャネルによるものであることが明らかになった. 結果において、２分岐への入力に対して応答の非線形加算を示すことから、同時性検出器として働いている可能性が示唆された． |
| （英） | Recently, studies of the inputs integration along dendrites have been reported. In dendrites of hippocampal dentate granule cell (GC), the integration for multi inputs was also investigated using glutamate uncaging stimuli. The result showed the difference of amplitude summation for the direction of multi-inputs along a dendrite, depending on the NMDA channel. In this study, we found non-linearities in the superposed amplitude for stimuli at two daughter blanches of GC dendrites by applying UV stimuli. When two sites with the same distance from blanch point were simultaneously stimulated, the facilitation was observed at the soma. The non-linearities were not abolished by the application of AP5 but abolished in the presence of Ni these. Therefore, the non-linearity on the blanches does not depend on NMDARs but depend on VDCC. The result suggests that that there was nonlinearity on the dendrite in the hippocampal GC, which may play a crucial rule for integration of input information. |
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| キーワード | （和） | 非線形性 / 電位依存性Ca2+チャネル / / / / / / |
| （英） | Non-linearity / Voltage-Depend Ca2+ Channel / / / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 111, no. 483, NC2011-121, pp. 1-4, 2012年3月. | |
| 資料番号 | NC2011-121 | |
| 発行日 | 2012-03-07 (NC) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | NC2011-121 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | MBE NC |
| 開催期間 | 2012-03-14 - 2012-03-16 |
| 開催地（和） | 玉川大学 |
| 開催地（英） | Tamagawa University |
| テーマ（和） | ME，一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | NC |
| 会議コード | 2012-03-MBE-NC |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 海馬樹状突起における非線形情報処理の解析 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | The analysis of non-linear information processing in hippocampal dendrites |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 非線形性 / Non-linearity |
| キーワード(2)（和/英） | 電位依存性Ca2+チャネル / Voltage-Depend Ca2+ Channel |
| キーワード(3)（和/英） | / |
| キーワード(4)（和/英） | / |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 上條 中庸 / Tadanobu Kamijo / カミジョウ タダノブ |
| 第1著者 所属（和/英） | 玉川大学 (略称： 玉川大) Tamagawa University (略称： Tamagawa Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 早川 博章 / Hirofumi Hayakawa / ハヤカワ ヒロフミ |
| 第2著者 所属（和/英） | 玉川大学 (略称： 玉川大) Tamagawa University (略称： Tamagawa Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 福島 康弘 / Yasuhiro Fukushima / フクシマ ヤスヒロ |
| 第3著者 所属（和/英） | 玉川大学 (略称： 玉川大) Tamagawa University Brain Science Institute (略称： Tamagawa Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 相原 威 / Takeshi Aihara / アイハラ タケシ |
| 第4著者 所属（和/英） | 玉川大学 (略称： 玉川大) Tamagawa University (略称： Tamagawa Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2012-03-14 10:15:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | NC |
| 資料番号 | NC2011-121 |
| 巻番号（vol） | vol.111 |
| 号番号（no） | no.483 |
| ページ範囲 | pp.1-4 |
| ページ数 | 4 |
| 発行日 | 2012-03-07 (NC) |
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