| 電子情報通信学会 研究会発表申込システム 講演論文 詳細 |
技報閲覧サービス [ログイン] 技報アーカイブ |
| トップに戻る | 前のページに戻る | [Japanese] / [English] |
| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2011-11-24 15:00 CF-FMコウモリの移動標的に対するアクティブソナー戦略 ～ 飛翔蛾捕獲飛行時における超音波パルスの放射方向及び指向性計測 ～ ○松田直大・木下由貴・飛龍志津子・太田哲男・力丸 裕・渡辺好章（同志社大）  US2011-72 |
|
| 抄録 | （和） | 本報告では，観測室内でマイクロホンアレイを用いた実験系により，飛翔蛾の捕獲飛行時におけるCF-FMコウモリの放射パルスの放射方向及び，指向性の計測を行った．Approach phase (標的距離> 1 m) において，ビーム幅は水平面約 ± 20 ~ 30°，垂直面約 ± 10 ~ 20°;であったが，terminal phase (標的距離< 1 m) では，ビーム幅は最大で水平面，垂直面共に約 ± 45°;まで拡大させていた．Terminal phaseにおいて蛾は逃避飛行を行っており，コウモリはビーム幅を柔軟に拡大させて注耳する空間範囲を広げることで，蛾の急峻な動きに対応して位置把握を続ける戦略を持つ可能性が示唆された．また，人工音を用いて蛾のエコー計測を行ったところ，超音波の入射する角度によって蛾のエコー音圧に最大約20 dBの差が生じた．さらに，2個体の蛾を提示した際，コウモリはエコー音圧の強い角度で飛翔している音響的に目立った標的を優先的に選択している可能性が示唆された． |
| （英） | We measured both direction and directivity of pulses emitted by CF-FM bats during intercepting to a fluttering moth in a chamber by using the microphone array system. In terminal phase (target distance < 1 m) , the bat was found to expand beam width of tFM component of echolocation pulse from approximately ± 20 - 30°; up to ± 45°; horizontally, and from approximately ± 10 - 20°; up to ± 45°; vertically. We suggest that the bats adjusted beam width to retain moving target in spatial window of echolocation at final stage of capturing. In addition, the returning echo from the fluttering moth was measured by emitting CF pulse from ultrasonic loudspeaker. Echo level of the fluttering moth was changed by the incident angle of the sounds. When approaching to two fluttering moths, the bat chose the moth which returned stronger echo level. | |
| キーワード | （和） | キクガシラコウモリ / マイクロホンアレイシステム / テレマイク / プライヤキリバ / エコー音圧 / / / |
| （英） | Rhinolophus ferrmequinum nippon / Microphone array system / Telemike / Goniocraspidum pryeri / Echo level / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 111, no. 311, US2011-72, pp. 37-42, 2011年11月. | |
| 資料番号 | US2011-72 | |
| 発行日 | 2011-11-17 (US) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | US2011-72 |
|
| 研究会情報 | |
| 研究会 | US |
| 開催期間 | 2011-11-24 - 2011-11-24 |
| 開催地（和） | 東海大学清水キャンパス 海洋学部１号館２階大会議室 |
| 開催地（英） | Tokai Univ. |
| テーマ（和） | 一般 |
| テーマ（英） | General |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | US |
| 会議コード | 2011-11-US |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | CF-FMコウモリの移動標的に対するアクティブソナー戦略 |
| サブタイトル（和） | 飛翔蛾捕獲飛行時における超音波パルスの放射方向及び指向性計測 |
| タイトル（英） | Active sonar strategy for a moving target by CF-FM echolocating bats |
| サブタイトル（英） | Measurements of direction and directivity of ultrasonic pulse emitted by the bat during intercepting a fluttering moth |
| キーワード(1)（和/英） | キクガシラコウモリ / Rhinolophus ferrmequinum nippon |
| キーワード(2)（和/英） | マイクロホンアレイシステム / Microphone array system |
| キーワード(3)（和/英） | テレマイク / Telemike |
| キーワード(4)（和/英） | プライヤキリバ / Goniocraspidum pryeri |
| キーワード(5)（和/英） | エコー音圧 / Echo level |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 松田 直大 / Naohiro Matsuta / マツタ ナオヒロ |
| 第1著者 所属（和/英） | 同志社大学 (略称： 同志社大) Doshisha University (略称： Doshisha Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 木下 由貴 / Yuki Kinoshita / キノシタ ユキ |
| 第2著者 所属（和/英） | 同志社大学 (略称： 同志社大) Doshisha University (略称： Doshisha Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 飛龍 志津子 / Shizuko Hiryu / ヒリュウ シヅコ |
| 第3著者 所属（和/英） | 同志社大学 (略称： 同志社大) Doshisha University (略称： Doshisha Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 太田 哲男 / Tetsuo Ohta / オオタ テツオ |
| 第4著者 所属（和/英） | 同志社大学 (略称： 同志社大) Doshisha University (略称： Doshisha Univ.) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | 力丸 裕 / Hiroshi Riquimaroux / リキマル ヒロシ |
| 第5著者 所属（和/英） | 同志社大学 (略称： 同志社大) Doshisha University (略称： Doshisha Univ.) |
| 第6著者 氏名（和/英/ヨミ） | 渡辺 好章 / Yoshiaki Watanabe / ワタナベ ヨシアキ |
| 第6著者 所属（和/英） | 同志社大学 (略称： 同志社大) Doshisha University (略称： Doshisha Univ.) |
| 第7著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第7著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第8著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第8著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第9著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第9著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第10著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第10著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第11著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第11著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第12著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第12著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第13著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第13著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第14著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第14著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第15著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第15著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第16著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第16著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第17著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第17著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第18著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第18著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2011-11-24 15:00:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | US |
| 資料番号 | US2011-72 |
| 巻番号（vol） | vol.111 |
| 号番号（no） | no.311 |
| ページ範囲 | pp.37-42 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2011-11-17 (US) |
[研究会発表申込システムのトップページに戻る]