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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2010-03-10 13:00 結合強度が変化する位相振動子ネットワークの自己組織化 ○青木高明（京大）・青柳富誌生（京大/JST）  NLP2009-176 |
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| 抄録 | （和） | 従来より自然界にみられる集団現象は動的素子の結合系として捉えることで解析がなされてきた. 現在も神経ネットワークや社会ネットワークなどに対し,その概念は広く適用されている. 従来,結合力学系では固定した結合構造を前提として解析がされてきたが, 神経系におけるシナプス結合を代表として,自然界に見られるネットワーク構造は可塑性を有し, 素子活動に応じて結合構造が適応的に変化する性質を持つ. このような可塑性はネットワーク構造の形成や外界適応性等と深く関係していると考えられているが, 素子集団のダイナミクスと結合構造の変化が相互作用するため,一般に系の挙動が予測しがたい. 本発表では,このような系の基礎的理解を進めるため, 位相と結合が共に発展する位相振動子ネットワークを導入し,その定常解を調べた. 結果として系は Two-cluster, Coherent, Chaotic stateの３タイプの典型的状態をとることが分かった. さらに各状態の特性に関して情報論的立場から解釈が与えられることを紹介する. |
| （英） | We propose a model of coupled phase oscillators on an adaptive network, in which the phases of the oscillators at the nodes and the weights of the connections evolve simultaneously. We investigate the emergent collective behaviors realized by this co-evolving dynamics of the oscillators and the weights. This system exhibits a two-cluster state and a coherent state with a fixed phase relation when the dynamics of the weights are qualitatively similar to typical learning rules in neural network specified by the Hebbian and the spike-timing dependent plasticity rules, respectively. A chaotic state is realized in the case that the dynamics of the weights and phases are frustrated. Because of its structural stability, it is believed that our model captures the essential characteristics of a class of co-evolving and adaptive networks. | |
| キーワード | （和） | 位相振動子 / ネットワーク可塑性 / 適応的ネットワーク / 自己組織化 / 結合振動子系 / / / |
| （英） | phase oscillator / co-evolving dynamics / adaptive network / self-organization / coupled oscillators / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 109, no. 458, NLP2009-176, pp. 103-108, 2010年3月. | |
| 資料番号 | NLP2009-176 | |
| 発行日 | 2010-03-02 (NLP) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | NLP2009-176 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | NLP |
| 開催期間 | 2010-03-09 - 2010-03-10 |
| 開催地（和） | 上智大学 |
| 開催地（英） | |
| テーマ（和） | 一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | NLP |
| 会議コード | 2010-03-NLP |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 結合強度が変化する位相振動子ネットワークの自己組織化 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Self-Organization by Co-evolution of Phases and Connection Strengths in a Network of Phase Oscillators |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 位相振動子 / phase oscillator |
| キーワード(2)（和/英） | ネットワーク可塑性 / co-evolving dynamics |
| キーワード(3)（和/英） | 適応的ネットワーク / adaptive network |
| キーワード(4)（和/英） | 自己組織化 / self-organization |
| キーワード(5)（和/英） | 結合振動子系 / coupled oscillators |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 青木 高明 / Takaaki Aoki / アオキ タカアキ |
| 第1著者 所属（和/英） | 京都大学 (略称： 京大) Kyoto University (略称： Kyoto Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 青柳 富誌生 / Toshio Aoyagi / アオヤギ トシオ |
| 第2著者 所属（和/英） | 京都大学/科学技術振興機構CREST (略称： 京大/JST) Kyoto University/Japan Science and Technology Agency, CREST (略称： Kyoto Univ./JST, CREST) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2010-03-10 13:00:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | NLP |
| 資料番号 | NLP2009-176 |
| 巻番号（vol） | vol.109 |
| 号番号（no） | no.458 |
| ページ範囲 | pp.103-108 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2010-03-02 (NLP) |
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