講演抄録/キーワード |
講演名 |
2010-01-29 11:40
歯科パノラマX線写真における濃淡トップハットフィルタを用いた石灰化領域の検出法の開発 ○林 達郎・澤頭 毅・原 武史(岐阜大)・勝又明敏(朝日大)・周 向栄・村松千左子(岐阜大)・飯田幸弘・藤下昌巳(朝日大)・藤田広志(岐阜大) MI2009-138 |
抄録 |
(和) |
頸動脈の石灰化は,動脈硬化症の進行を予測するための一指標として注目されている.歯科パノラマX線写真は,頸動脈の石灰化の検知が可能である.本研究の目的は,歯科疾患の診断に使用されるパノラマX線写真の付加的な評価として,頸動脈の石灰化を自動検出する手法の設計である.提案手法では,まず,濃淡トップハットフィルタを用いて輝度値が局所的に高い領域を抽出する.次に,位置,輝度値,および形態に基づいて,石灰化の部位を特定する.23症例による実験の結果,false positive (FP) が12.4個/症例のとき,81% (52/64個) の石灰化部位の検出に成功した.症例単位では,96% (22/23症例) の症例で石灰化部位を検出できた.したがって,提案手法が歯科パノラマX線写真で石灰化部位の検出に有用である可能性が示唆された. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
頸動脈 / 石灰化 / 歯科パノラマX線写真 / 濃淡トップハットフィルタ / コンピュータ支援検出 / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 109, no. 407, MI2009-138, pp. 337-340, 2010年1月. |
資料番号 |
MI2009-138 |
発行日 |
2010-01-21 (MI) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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