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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2010-01-26 13:25 血液透析における血液回路内凝固の専属的モニタリング方法の検討 ○佐藤敏夫・水嶋洋佑・新妻可奈子・村上彩子・本橋由香・川島徳道（桐蔭横浜大）・阿岸鉄三（ふれあい町田ホスピタル）  US2009-106 |
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| 抄録 | （和） | 抗凝固剤を多用できない血小板減少症や血漿系凝固因子が減少している出血性病変患者にとって、血液透析施工中の透析回路内凝固の発生は、血液透析の施工が困難となるばかりではなく、血液ロス、回路交換といった大きなリスクを生じる。透析施工中の患者監視装置として、回路内圧監視装置、回路内気泡監視装置、漏血監視装置といった多くの監視装置が使用されているが、回路内凝固を専属的に監視する装置はいまだ実用化されていない。そこで我々は、血液透析施行中に発生する回路内凝固を超音波センサを用いることによって専属的に検出する方法について検討した。その結果、センサ受信波の振幅スペクトルは静脈側回路の屈曲や灌流量の増加といった回路内圧の上昇を生ずる他の原因には反応せず、回路内凝固の発生にのみ反応することが確認できた。振幅スペクトルの変化を血液透析施工中に連続的にモニタリングすることで回路内凝固の発生を速やかに特定でき、それに対して迅速な処置を施すことで回路交換や透析中止といった大きなリスクを回避できる可能性があることが確認できた。 |
| （英） | For preventing coagulation in the dialysis circuit during hemodialysis, an anticoagulant is injected continuously at a constant rate. At many institutions, activated clotting coagulation time (ACT) is measured for adjusting this rate. However, ACT is not sufficient for determining the injection volume of anticoagulants. This is because ACT is not a reliable parameter for hemorrhagic patients. Dialysis circuit failure due to coagulation is highly detrimental to patients. We have investigated a non-contact method to monitor blood coagulation in dialysis circuit. Since the amplitude spectrum of the ultrasonic wave propagating through an intravenous drip chamber of the dialysis circuit should change when coagulation in the dialysis circuit occurs, we decided to employ ultrasonic for monitoring. A clip type ultrasonic probe was installed to the two positions of the drip chamber. A dialysis circuit was filled up with cow blood. The drip chamber was irradiated with ultrasonic waves of 3MHz, 5MHz and 7MHz operating frequency. The changes of the amplitude spectrum of ultrasonic wave in progressing coagulation after adding calcium chloride were measured. The amplitude spectrum increased with simultaneously increasing of the pressure in the dialysis circuit. We also confirmed that the amplitude spectrum only responded the incidence of coagulation in the dialysis circuit. | |
| キーワード | （和） | 血液透析 / 回路内凝固 / 超音波センサ / 振幅スペクトル / / / / |
| （英） | Hemodialysis / Blood coagulation in dialysis circuit / Ultrasonic probe / Amplitude spectrum / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 109, no. 388, US2009-106, pp. 105-110, 2010年1月. | |
| 資料番号 | US2009-106 | |
| 発行日 | 2010-01-18 (US) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | US2009-106 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | EA US |
| 開催期間 | 2010-01-25 - 2010-01-26 |
| 開催地（和） | 関西大 |
| 開催地（英） | |
| テーマ（和） | ＜音響・超音波サブソサイエティ合同研究会＞ テーマ：一般（応用／電気音響・超音波） |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | US |
| 会議コード | 2010-01-EA-US |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 血液透析における血液回路内凝固の専属的モニタリング方法の検討 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Study on exclusive monitoring of blood coagulation in dialysis circuit |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 血液透析 / Hemodialysis |
| キーワード(2)（和/英） | 回路内凝固 / Blood coagulation in dialysis circuit |
| キーワード(3)（和/英） | 超音波センサ / Ultrasonic probe |
| キーワード(4)（和/英） | 振幅スペクトル / Amplitude spectrum |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 佐藤 敏夫 / Toshio Sato / サトウ トシオ |
| 第1著者 所属（和/英） | 桐蔭横浜大学 (略称： 桐蔭横浜大) Toin University of Yokohama (略称： Toin Univ. of Yokohama.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 水嶋 洋佑 / Yosuke Mizushima / ミズシマ ヨウスケ |
| 第2著者 所属（和/英） | 桐蔭横浜大学 (略称： 桐蔭横浜大) Toin University of Yokohama (略称： Toin Univ. of Yokohama.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 新妻 可奈子 / Kanako Niizuma / ニイヅマ カナコ |
| 第3著者 所属（和/英） | 桐蔭横浜大学 (略称： 桐蔭横浜大) Toin University of Yokohama (略称： Toin Univ. of Yokohama.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 村上 彩子 / Ayako Murakami / ムラカミ アヤコ |
| 第4著者 所属（和/英） | 桐蔭横浜大学 (略称： 桐蔭横浜大) Toin University of Yokohama (略称： Toin Univ. of Yokohama.) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | 本橋 由香 / Yuka Motohashi / モトハシ ユカ |
| 第5著者 所属（和/英） | 桐蔭横浜大学 (略称： 桐蔭横浜大) Toin University of Yokohama (略称： Toin Univ. of Yokohama.) |
| 第6著者 氏名（和/英/ヨミ） | 川島 徳道 / Norimichi Kawashima / カワシマ ノリミチ |
| 第6著者 所属（和/英） | 桐蔭横浜大学 (略称： 桐蔭横浜大) Toin University of Yokohama (略称： Toin Univ. of Yokohama.) |
| 第7著者 氏名（和/英/ヨミ） | 阿岸 鉄三 / Tetsuzo Agishi / アギシ テツゾウ |
| 第7著者 所属（和/英） | ふれあい町田ホスピタル (略称： ふれあい町田ホスピタル) Fureai Machida Hospital (略称： Fureai Machida Hospital) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2010-01-26 13:25:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | US |
| 資料番号 | US2009-106 |
| 巻番号（vol） | vol.109 |
| 号番号（no） | no.388 |
| ページ範囲 | pp.105-110 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2010-01-18 (US) |
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