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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2009-07-13 14:00 皮質神経細胞の不規則発火時系列が示唆する条件付きエントロピー最小化原理 ○坪 泰宏・礒村宜和・深井朋樹（理研）  NLP2009-20 NC2009-13 |
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| 抄録 | （和） | 活動中の動物の大脳皮質神経細胞から記録されるスパイク時系列は不規則であることが知られている．脳の機能を知るためには，この不規則時系列がどのように生成されているかを調べることが重要である．そこで，自発前肢運動課題中のラット大脳皮質運動野の神経細胞から傍細胞記録を行い，スパイク時系列を記録した．その結果，スパイク間隔はべき分布を示した．この結果は，インビボでは発火率が時間変動しその変動がガンマ分布に従うことを示唆している．さらにこの発火率のガンマ分布は，発火率をスパイク間隔に変換する際のノイズ（条件付エントロピー）を最小化する分布であり，発火率は条件付エントロピーを最小化するようにデザインされていることを示唆している． |
| （英） | Spike sequences recorded from cortical neurons in an awake animal are known to be highly irregular. It is crucial for elucidating the cognitive function in the brain to understand how the irregular spike sequences are caused by intrinsic properties of the neurons and/or input properties from surrounding neurons. To clarify this, we estimated the inter-spike interval (ISI) distributions from the spike sequences recorded from in vivo neurons in rat motor cortex during a self-paced forelimb movement task. We found that the ISIs obeyed long-tailed power-law distributions. This result is consistent with the hypothesis that the firing rate of in vivo cortical neuron varies largely over time and its distribution obeys a gamma distribution. The gamma distribution of firing rate infers a novel principle, minimum conditional entropy principle, that the input firing rate is designed in a way to maximize the neuronal reliability of the spike generating mechanism by minimizing the influence of translation noise. | |
| キーワード | （和） | スパイク間隔 / べき分布 / 不規則時系列 / 条件付きエントロピー / 相互情報量 / / / |
| （英） | Inter-spike interval / Power-law distribution / Irregular spike times / Conditional entropy / Mutual information / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 109, no. 125, NC2009-13, pp. 33-35, 2009年7月. | |
| 資料番号 | NC2009-13 | |
| 発行日 | 2009-07-06 (NLP, NC) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | NLP2009-20 NC2009-13 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | NC NLP |
| 開催期間 | 2009-07-13 - 2009-07-14 |
| 開催地（和） | 奈良先端大 |
| 開催地（英） | NAIST |
| テーマ（和） | 脳活動の計測と解析，生命現象の非線形性，一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | NC |
| 会議コード | 2009-07-NC-NLP |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 皮質神経細胞の不規則発火時系列が示唆する条件付きエントロピー最小化原理 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Minimum Conditional Entropy Principle Inferred from Irregular Firing of in Vivo Cortical Neurons |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | スパイク間隔 / Inter-spike interval |
| キーワード(2)（和/英） | べき分布 / Power-law distribution |
| キーワード(3)（和/英） | 不規則時系列 / Irregular spike times |
| キーワード(4)（和/英） | 条件付きエントロピー / Conditional entropy |
| キーワード(5)（和/英） | 相互情報量 / Mutual information |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 坪 泰宏 / Yasuhiro Tsubo / ツボ ヤスヒロ |
| 第1著者 所属（和/英） | 理研ＢＳＩ (略称： 理研) RIKEN BSI (略称： RIKEN BSI) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 礒村 宜和 / Yoshikazu Isomura / イソムラ ヨシカズ |
| 第2著者 所属（和/英） | 理研ＢＳＩ (略称： 理研) RIKEN BSI (略称： RIKEN BSI) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 深井 朋樹 / Tomoki Fukai / フカイ トモキ |
| 第3著者 所属（和/英） | 理研ＢＳＩ (略称： 理研) RIKEN BSI (略称： RIKEN BSI) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2009-07-13 14:00:00 |
| 発表時間 | 30分 |
| 申込先研究会 | NC |
| 資料番号 | NLP2009-20, NC2009-13 |
| 巻番号（vol） | vol.109 |
| 号番号（no） | no.124(NLP), no.125(NC) |
| ページ範囲 | pp.33-35 |
| ページ数 | 3 |
| 発行日 | 2009-07-06 (NLP, NC) |
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