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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2008-03-14 15:10 虹彩模様の回転変化が及ぼす個人認証への影響 ○川嵜 剛・高野博史・中村清実（富山県立大）  NC2007-185 |
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| 抄録 | （和） | 虹彩模様の回転変化を認識できる回転拡散型ニューラルネットを用いた虹彩模様による個人認証システムの開発が行われている．このシステムは，画像取得時において虹彩画像に回転変化が生じた場合でも，回転変化量を認識し補正を行うことにより，回転変化に影響されない形状認識が可能である．本研究では，形状認識に用いる特徴ベクトルの回転変化に対する許容性を明らかにすることによって，方位補正を行う範囲について検討を行った．実験の結果，拡散パターンを用いた形状認識は10°程度の許容性があり，許容範囲を超えた回転変化が生じた場合，方位補正が必要であることが明らかとなった．一方，回転拡散ネットによる方位認識において，使用する虹彩画像によっては方位認識誤差が大きくなることがあり，これらの方位認識誤差の原因の調査を行った．調査の結果，システムが計測する瞳孔中心座標，瞳孔径及び虹彩径の計測誤差が方位認識精度に影響を及ぼすことが明らかとなった．そこで，移動平均を用いて，瞳孔中心座標，瞳孔径及び虹彩径の計測値を平滑化することにより，回転拡散ネットによる虹彩模様の方位認識精度の向上を試みた．実験の結果より，移動平均による平滑化を用いても方位認識精度を向上させることができないことから，虹彩領域の変動を許容できる拡散パターン生成法が必要である． |
| （英） | An iris recognition system that employs a rotation spreading neural network (R-SAN net) can recognize the rotation angle of the input iris pattern. The change in the rotation of iris pattern is corrected by using the recognized rotation angle obtained by R-SAN net. In this study, we evaluated the suitable criterion of rotation correction and the orientation recognition performance. The rotation change within 10 degrees had no effect on the iris recognition performance with the spread pattern generated by R-SAN net. This result showed that the orientation correction was required to prevent the decrease of iris recognition performance when the rotation change of input iris pattern was over 10 degrees. On the other hand, the orientation recognition experiments showed that the decrease of the rotation recognition performance was caused by the slight errors of iris and pupil detections. | |
| キーワード | （和） | 虹彩認証 / 方位認識 / 移動平均 / 虹彩領域抽出 / / / / |
| （英） | Iris recognition / Orientation recognition / Moving average / Iris area extraction / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 107, no. 542, NC2007-185, pp. 433-438, 2008年3月. | |
| 資料番号 | NC2007-185 | |
| 発行日 | 2008-03-05 (NC) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | NC2007-185 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | NC MBE |
| 開催期間 | 2008-03-12 - 2008-03-14 |
| 開催地（和） | 玉川大学 |
| 開催地（英） | Tamagawa Univ |
| テーマ（和） | 一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | NC |
| 会議コード | 2008-03-NC-MBE |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 虹彩模様の回転変化が及ぼす個人認証への影響 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Influence of Iris Pattern Rotation to Personal Authentication |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 虹彩認証 / Iris recognition |
| キーワード(2)（和/英） | 方位認識 / Orientation recognition |
| キーワード(3)（和/英） | 移動平均 / Moving average |
| キーワード(4)（和/英） | 虹彩領域抽出 / Iris area extraction |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 川嵜 剛 / Takeshi Kawasaki / カワサキ タケシ |
| 第1著者 所属（和/英） | 富山県立大学 (略称： 富山県立大) Toyama Prefectural University (略称： Toyama Prefectural Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 高野 博史 / Hironobu Takano / タカノ ヒロノブ |
| 第2著者 所属（和/英） | 富山県立大学 (略称： 富山県立大) Toyama Prefectural University (略称： Toyama Prefectural Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 中村 清実 / Kiyomi Nakamura / ナカムラ キヨミ |
| 第3著者 所属（和/英） | 富山県立大学 (略称： 富山県立大) Toyama Prefectural University (略称： Toyama Prefectural Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2008-03-14 15:10:00 |
| 発表時間 | 20分 |
| 申込先研究会 | NC |
| 資料番号 | NC2007-185 |
| 巻番号（vol） | vol.107 |
| 号番号（no） | no.542 |
| ページ範囲 | pp.433-438 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2008-03-05 (NC) |
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