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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2008-03-12 10:40 対象の関係性により記憶可能な対象の個数が変化する短期記憶の神経回路モデル ○澤口 虎・村越一支（豊橋技科大）  NC2007-114 |
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| 抄録 | （和） | ヒトが短期記憶に保持できる情報の容量は7チャンク程度といわれているが、記憶対象が関係性を持つとき、短期記憶に記憶できる対象の個数が変化することが心理実験により示唆されている。 Lisman and Idiart (1995)のモデルではこの容量を定量的に示すことができるが、対象間の関係性による記憶可能な対象の個数の変化を説明できない。 本研究では生理実験の結果から、細胞集合の同時発火パターンによって一つの対象を表現するように変更を加えた。 さらに、同一の対象を表す細胞間に興奮性結合を設定することで同時発火を促し、その強度はSTDP学習則により獲得されるものとした。 また、対象間の関係性は、発火パターン間に共通して発火する細胞がある場合と、発火パターンを構成する細胞の間に興奮性結合がある場合の2種類の形式で表現した。 このモデルについて、シミュレーションを行った結果、どちらの表現形式でも記憶可能な対象の個数の変化が見られ、その数は心理実験とほぼ一致していた。 |
| （英） | It is said that the capacity of information that can be stored in short-term memory is seven chunks. It is suggested that the number of items that can be stored in the short-term memory changed depending on their relationships by psychological experiments. However, the model proposed by Lisman and Idiart (1995) is not able to explain the changing in total number of items recalled. In our proposed model, the expression of the item has been changed based on the physiological experiment. In addition, to promote the synchronization of neurons, excitatory connections were set between the neurons that expressed the same item. The weight of these connections are acquired by the Spike Timing Dependent synaptic Plasticity (STDP) learning. In this model, the relationships between items have two kinds of forms. One is the relationship expressed by common neurons between two firing patterns for items. The other is expressed by connections between neuronal groups that compose the firing patterns. We performed the simulation of the proposed model. As a result, the change in the number of items that could be stored was observed in both forms of expressions. And the number approximately corresponds to the psychological experiments. |
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| キーワード | （和） | 神経回路モデル / 短期記憶 / STDP / 記憶可能な対象の個数 / / / / |
| （英） | neural circuit model / short-term memory / STDP / total number of items recalled / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 107, no. 542, NC2007-114, pp. 13-18, 2008年3月. | |
| 資料番号 | NC2007-114 | |
| 発行日 | 2008-03-05 (NC) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | NC2007-114 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | NC MBE |
| 開催期間 | 2008-03-12 - 2008-03-14 |
| 開催地（和） | 玉川大学 |
| 開催地（英） | Tamagawa Univ |
| テーマ（和） | 一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | NC |
| 会議コード | 2008-03-NC-MBE |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 対象の関係性により記憶可能な対象の個数が変化する短期記憶の神経回路モデル |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | A neural circuit model of short-term memory for changing in total number of items recalled depending on their relationships |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 神経回路モデル / neural circuit model |
| キーワード(2)（和/英） | 短期記憶 / short-term memory |
| キーワード(3)（和/英） | STDP / STDP |
| キーワード(4)（和/英） | 記憶可能な対象の個数 / total number of items recalled |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 澤口 虎 / Tora Sawaguchi / サワグチ トラ |
| 第1著者 所属（和/英） | 豊橋技術科学大学 (略称： 豊橋技科大) Toyohashi University of Technology (略称： Toyohashi Univ. Tec.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 村越 一支 / Kazushi Murakoshi / ムラコシ カズシ |
| 第2著者 所属（和/英） | 豊橋技術科学大学 (略称： 豊橋技科大) Toyohashi University of Technology (略称： Toyohashi Univ. Tec.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2008-03-12 10:40:00 |
| 発表時間 | 20分 |
| 申込先研究会 | NC |
| 資料番号 | NC2007-114 |
| 巻番号（vol） | vol.107 |
| 号番号（no） | no.542 |
| ページ範囲 | pp.13-18 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2008-03-05 (NC) |
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