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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2007-11-29 14:00 熱音響冷却システムの実用化に関する検討 ～ ループ管方式の低温度差駆動に向けた薄膜の利用について ～ ○西川昌宏・坂本眞一・堀田浩平・渡辺好章（同志社大）  US2007-77 |
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| 抄録 | （和） | 本報告では，熱音響冷却システムであるループ管の低温度差駆動を目的とし，管内に薄膜を挿入した．まず入力熱エネルギー一定の条件下で，薄膜の挿入位置がプライムムーバにおいて熱交換を行うスタックの上端と下端の温度差に与える影響に注目した．薄膜の挿入位置をプライムムーバに接近させることで，スタックにおける音圧と粒子速度の位相差の調節および粘性抵抗の減少が引き起こされ，熱から音へのエネルギー変換効率が向上し，低温度差での駆動が確認できた．次に薄膜の挿入位置は変化させず，入力熱エネルギーを低下させることで低温度差駆動を行った．温度差が低下することでスタック流路内の粘性境界層が薄くなり，スタックが管内の音場に与える境界条件のとしての働きが弱くなり位相差分布がシフトした．2つの測定により，薄膜が管内の音場に与える影響を検証し，薄膜を利用したループ管の低温度差駆動に成功した． |
| （英） | In this report, we inserted membrane into loop-tube type thermoacoustic cooling system for the purpose of driving by low temperature. At first, we focused on variation of temperature difference between top and bottom of a stack that position of membrane caused under certain input heat energy. Close distance between membrane and the stack meant high energy conversion efficiency from heat to sound and enabled to drive loop-tube by low temperature difference. The reasons were adjustment of phase difference between pressure and particle velocity at prime mover and decrease of viscous resistance in a stack channel. Next, we focused on lowering input heat energy with membrane at the certain position. It caused shift of phase difference distribution. One of the reasons was that stack’s effect as boundary condition became weak by temperature decrease of top of stack and it made viscous boundary layer thinner. | |
| キーワード | （和） | 熱音響現象 / ループ管 / 廃熱 / 薄膜 / PU位相差 / 音響インテンシティ / 粘性境界層 / |
| （英） | Thermoacoustics / Loop-tube / Waste heat / Membrane / Phase difference between P and U / Sound Intensity / Viscous boundary layer / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 107, no. 357, US2007-77, pp. 13-18, 2007年11月. | |
| 資料番号 | US2007-77 | |
| 発行日 | 2007-11-22 (US) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | US2007-77 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | US |
| 開催期間 | 2007-11-29 - 2007-11-29 |
| 開催地（和） | 静岡大学 |
| 開催地（英） | Shizuoka Univ. |
| テーマ（和） | 一般 |
| テーマ（英） | General |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | US |
| 会議コード | 2007-11-US |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 熱音響冷却システムの実用化に関する検討 |
| サブタイトル（和） | ループ管方式の低温度差駆動に向けた薄膜の利用について |
| タイトル（英） | A study on thermoacoustic cooling system for practical use |
| サブタイトル（英） | Applying membrane for driving loop-tube by low temperature difference |
| キーワード(1)（和/英） | 熱音響現象 / Thermoacoustics |
| キーワード(2)（和/英） | ループ管 / Loop-tube |
| キーワード(3)（和/英） | 廃熱 / Waste heat |
| キーワード(4)（和/英） | 薄膜 / Membrane |
| キーワード(5)（和/英） | PU位相差 / Phase difference between P and U |
| キーワード(6)（和/英） | 音響インテンシティ / Sound Intensity |
| キーワード(7)（和/英） | 粘性境界層 / Viscous boundary layer |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 西川 昌宏 / Masahiro Nishikawa / ニシカワ マサヒロ |
| 第1著者 所属（和/英） | 同志社大学 (略称： 同志社大) Doshisha University (略称： Doshisha Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 坂本 眞一 / Shin-ichi Sakamoto / サカモト シンイチ |
| 第2著者 所属（和/英） | 同志社大学 (略称： 同志社大) Doshisha University (略称： Doshisha Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 堀田 浩平 / Kohei Hotta / ホッタ コウヘイ |
| 第3著者 所属（和/英） | 同志社大学 (略称： 同志社大) Doshisha University (略称： Doshisha Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 渡辺 好章 / Yoshiaki Watanabe / ワタナベ ヨシアキ |
| 第4著者 所属（和/英） | 同志社大学 (略称： 同志社大) Doshisha University (略称： Doshisha Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2007-11-29 14:00:00 |
| 発表時間 | 30分 |
| 申込先研究会 | US |
| 資料番号 | US2007-77 |
| 巻番号（vol） | vol.107 |
| 号番号（no） | no.357 |
| ページ範囲 | pp.13-18 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2007-11-22 (US) |
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