| 講演抄録／キーワード |
| 講演名 |
2006-07-20 17:25
トラステッド・コンピューティングによるHTTP-FUSE KNOPPIXクライアントのセキュリティ強化
○中村めぐみ・宗藤誠治（日本IBM）・須崎有康・飯島賢吾・八木豊志樹・大澤一郎（産総研） |
| 抄録 |
（和） |
ルートファイルシステムをインターネット経由で取得して起動するHTTP-FUSE KNOPPIXでは、取得したファイル群の信頼性が端末の信頼性を大きく左右する。トラステッド・コンピューティングの技術を活用することで、サービス提供者からHTTP-FUSE KNOPPIXクライアントの完全性検証を行なうことが可能となる。本稿ではトラステッド・コンピューティングの活用による安全なシンクライアント環境の構築に向けて、HTTP-FUSE-CLOOPによる分割圧縮ブロックの配信の仕組みと、トラステッド・コンピューティングの完全性検証の仕組みを組み合わせることにより、セキュリティチップ（TPM)にクライアントの完全性を記録する手法を提案し、その問題点と課題を考察する。 |
| （英） |
HTTP-FUSE KNOPPIX starts by getting the root filesystem by way of the Internet. The reliability of this KNOPPIX is greatly controlled by the reliability of the files acquired from the server. The service provider can verify the integrity of the HTTP-FUSE KNOPPIX client by using the technology of Trusted Computing. To construct the secure thin client environment using Trusted Computing, we combine the delivery mechanism of the split-compressed loopback device of HTTP-FUSE-CLOOP and the mechanism of the integrity verification of Trusted Computing, and then, we propose how to record the integrity information in security chip (TPM). |
| キーワード |
（和） |
シンクライアント / トラステッド・コンピューティング / / / / / / |
| （英） |
Thin Client / Trusted Computing / / / / / / |
| 文献情報 |
信学技報, vol. 106, pp. 223-230, 2006年7月. |
| 資料番号 |
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| 発行日 |
2006-07-13 (ISEC, SITE) |
| ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 |
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