| 講演抄録／キーワード |
| 講演名 |
2005-08-26 11:20
時間波形誤差を最小化する勾配法を用いた適応的分散補償
○谷澤 健・廣瀬 明（東大） |
| 抄録 |
（和） |
光通信において,通信距離・速度に上限を与える要因の一つに波長分散がある.この波長分散を補償する方法は,分散補償ファイバを用いる方法が一般的である.しかし,全光ルーティングにおいては,光の伝送ルートが時々刻々と変化するため,より適応的に分散を補償する必要がある.そこで,本論文では,まず時間領域における出力波形と伝送路の分散の影響を受けていないときの出力波形である基準波形の情報を直接に利用し,時間波形誤差を求め,勾配法を用いてこの値を最小化するように可変分散補償器の群遅延特性を最適化する手法を提案する.この手法は,可変分散補償器を制御するにあたり分散値の測定を必要としないため,低コスト化と高速化が期待できる.そして,シミュレーション実験により,その有効性を確認したことを報告する. |
| （英） |
In present optical communications, chromatic dispersion is one of the primary factors which set upper limits on transmission distance and speed. Therefore a lot of dispersion compensating techniques and devices have been investigated. But most of these techniques are not adaptive. This fact will become a big problem in all optical routing whose transmission route changes frequently. In this paper, a novel adaptive control technique of variable dispersion compensator is proposed and verified. In this technique, first of all, error function is derived from output signal waveform in time domain. Then variable dispersion compensator is controlled toward minimizing error function by means of gradient method with appropriate approximation. This technique reduces system costs and offers high speed compensation because an exact measurement of dispersion characteristics is needless for controlling a dispersion compensator. |
| キーワード |
（和） |
分散補償 / 最急降下法 / 勾配法 / 光通信 / 分散モニタ / 全光ネットワーク / メトロネットワーク / |
| （英） |
dispersion compensation / steepest descent method / gradient method / optical communication / dispersion monitoring / all optical network / metropolitan area network / |
| 文献情報 |
信学技報, vol. 105, no. 243, OCS2005-40, pp. 29-34, 2005年8月. |
| 資料番号 |
OCS2005-40 |
| 発行日 |
2005-08-19 (OCS) |
| ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 |
| PDFダウンロード |
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| 研究会情報 |
| 研究会 |
OFT OCS |
| 開催期間 |
2005-08-25 - 2005-08-26 |
| 開催地（和） |
秋田大学 |
| 開催地（英） |
Akita Univ. |
| テーマ（和） |
次世代光ファイバ、光計測、光伝搬、光信号処理、一般 |
| テーマ（英） |
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| 講演論文情報の詳細 |
| 申込み研究会 |
OCS |
| 会議コード |
2005-08-OFT-OCS |
| 本文の言語 |
日本語 |
| タイトル（和） |
時間波形誤差を最小化する勾配法を用いた適応的分散補償 |
| サブタイトル（和） |
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| タイトル（英） |
Adaptive Dispersion Compensation to Minimize Time Domain Waveform Error by Using Gradient Method |
| サブタイトル（英） |
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| キーワード(1)（和/英） |
分散補償 / dispersion compensation |
| キーワード(2)（和/英） |
最急降下法 / steepest descent method |
| キーワード(3)（和/英） |
勾配法 / gradient method |
| キーワード(4)（和/英） |
光通信 / optical communication |
| キーワード(5)（和/英） |
分散モニタ / dispersion monitoring |
| キーワード(6)（和/英） |
全光ネットワーク / all optical network |
| キーワード(7)（和/英） |
メトロネットワーク / metropolitan area network |
| キーワード(8)（和/英） |
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| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） |
谷澤 健 / Ken Tanizawa / タニザワ ケン |
| 第1著者 所属（和/英） |
東京大学 (略称： 東大)
University of Tokyo (略称： Univ. of Tokyo) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） |
廣瀬 明 / Akira Hirose / ヒロセ アキラ |
| 第2著者 所属（和/英） |
東京大学 (略称： 東大)
University of Tokyo (略称： Univ. of Tokyo) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第3著者 所属（和/英） |
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| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第6著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第7著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第8著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第9著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第12著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第13著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第14著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第16著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第20著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 講演者 |
第1著者 |
| 発表日時 |
2005-08-26 11:20:00 |
| 発表時間 |
25分 |
| 申込先研究会 |
OCS |
| 資料番号 |
OCS2005-40 |
| 巻番号（vol） |
vol.105 |
| 号番号（no） |
no.243 |
| ページ範囲 |
pp.29-34 |
| ページ数 |
6 |
| 発行日 |
2005-08-19 (OCS) |
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