| 講演抄録／キーワード |
| 講演名 |
2005-03-25 17:15
脳波のフラクタル次元解析と感性処理への応用
○飯塚拓也・中川匡弘（長岡技科大） |
| 抄録 |
（和） |
脳波を用いて感性を定量的に評価する手法として，感性フラクタル次元解析手法がある．この手法では，「anger」，「joy」，「relaxation」，「sadness」などの基本感性に対応した脳波信号に対し，チャンネル間の差分信号を求め，フラクタル次元解析を施したデータを特徴量として，信号処理と認識処理により感性を定量的に評価する．本報告では，5つの感性(anger,joy,relaxation.sadness,worry)について解析を行い，リファレンスデータの学習に線形写像である感性マトリクスを用いた場合と，ニューラルネットワークを用いた場合とで，学習および認識を行い，認識率について比較を行った．その結果，ニューラルネットワークを用いた場合，感性マトリクスを用いた場合に比べ，15[%]程度の認識率の向上が得られた．また，学習の際に決定される感性マトリクスとニューラルネットワークの結合荷重を用いて，感性毎で活性化していると推定される部位についての検討を行った．その結果，感性マトリクスから推定した場合では，Ch3,Ch4が最も寄与が高いと推定され，ニューラルネットワークの結合荷重から推定した場合には，Ch7,Ch11の寄与が高いという推定結果が得られた． |
| （英） |
Emotion fractal-dimension analysis method is proposed to evaluate the state of mind of human beings, with fractal-dimension analysis of electroencephalograph (EEG). In this approach, EEG features are extracted from fractal-dimension of differential signals of EEGs measured through ten EEG electrodes so as to extract the fundamental emotions such as anger, joy, relaxation, sadness and worry. In this report, we shall perform leaning by means of the neural network and compare its result with an emotion matrix about recognition accuracy. As results, the improvement in the recognition accuracy about 15[%] is found be carried out by means of the neural network. In addition, we shall estimate the related measurement locations by means of the emotion matrix or a connection weight of the neural network. We shall examine the relations between the measured locations and the resultant emotions. When subjects imagine fundamental emotions, one may find the relation between the measured locations on the basis of Ch3, and Ch4 and the emotions through the construct the emotion matrix. In addition, the relation between the measured locations on the basis of Ch7, and Ch11 and the emotions through construct the connection weight of the neural network may be found. |
| キーワード |
（和） |
脳波 / 感性 / フラクタル次元 / 感性情報処理 / 感性フラクタル次元解析手法 / / / |
| （英） |
EEG / Emotion / Fractal dimension / Emotion information Analysis / Emotion Fractal-dimension Analysis Method / / / |
| 文献情報 |
信学技報, vol. 104, no. 753, NLP2004-124, pp. 53-58, 2005年3月. |
| 資料番号 |
NLP2004-124 |
| 発行日 |
2005-03-18 (NLP) |
| ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 |
| PDFダウンロード |
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| 研究会情報 |
| 研究会 |
NLP |
| 開催期間 |
2005-03-25 - 2005-03-26 |
| 開催地（和） |
東京大学(本郷,山上会館) |
| 開催地（英） |
Tokyo Univ |
| テーマ（和） |
一般 |
| テーマ（英） |
(TBD) |
| 講演論文情報の詳細 |
| 申込み研究会 |
NLP |
| 会議コード |
2005-03-NLP |
| 本文の言語 |
日本語 |
| タイトル（和） |
脳波のフラクタル次元解析と感性処理への応用 |
| サブタイトル（和） |
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| タイトル（英） |
An Application of EEG Analyses based on Fractal Theory to Emotion Information Processing |
| サブタイトル（英） |
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| キーワード(1)（和/英） |
脳波 / EEG |
| キーワード(2)（和/英） |
感性 / Emotion |
| キーワード(3)（和/英） |
フラクタル次元 / Fractal dimension |
| キーワード(4)（和/英） |
感性情報処理 / Emotion information Analysis |
| キーワード(5)（和/英） |
感性フラクタル次元解析手法 / Emotion Fractal-dimension Analysis Method |
| キーワード(6)（和/英） |
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| キーワード(7)（和/英） |
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| キーワード(8)（和/英） |
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| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） |
飯塚 拓也 / Takuya Iizuka / イイヅカ タクヤ |
| 第1著者 所属（和/英） |
長岡技術科学大学 (略称： 長岡技科大)
Nagaoka University of Technology (略称： Nagaoka Univ. of Technology) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） |
中川 匡弘 / Masahiro Nakagawa / ナカガワ マサヒロ |
| 第2著者 所属（和/英） |
長岡技術科学大学 (略称： 長岡技科大)
Nagaoka University of Technology (略称： Nagaoka Univ. of Technology) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第3著者 所属（和/英） |
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| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第6著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第7著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第8著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第20著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 講演者 |
第1著者 |
| 発表日時 |
2005-03-25 17:15:00 |
| 発表時間 |
25分 |
| 申込先研究会 |
NLP |
| 資料番号 |
NLP2004-124 |
| 巻番号（vol） |
vol.104 |
| 号番号（no） |
no.753 |
| ページ範囲 |
pp.53-58 |
| ページ数 |
6 |
| 発行日 |
2005-03-18 (NLP) |
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