今回は、京阪奈学研都市に位置する二つの研究所、オムロンの京阪奈イノベーションセンタ、および国際電気通信基礎技術研究所(ATR)を見学します。京阪奈イノベーションセンタは、オムロンのグローバルR&Dの中核拠点との位置付けで今年5月より業務を開始したばかりのセンタで、センシング技術、コントロール技術、ソフトウェア工学の他、微細加工技術を活かしたMEMS(Micro
Electro Mechanical Systems)製品及び光関連デバイスに関する研究開発が行われています。一方、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)は、「ロボビー」や「ムーソシア」のプロジェクトで有名な知能ロボティクスを始め、音声言語/適応コミュニケーション、人間/メディア情報科学、さらに5月に設立された脳情報に関する研究所など、合計六つの研究所を含んでいます。両者の豊富な研究内容をすべて見学することは時間の関係で困難ですが、9月5日および11月28日開催の専門講習会での講演に関連した内容(センサ応用、ヒューマン・インタフェース)の他、代表的かつ最新の研究内容について研修見学する予定です。見学先に関する下記Webページをご参照の上、奮ってご参加下さい。 |