電子情報通信学会  
ロゴ

 

 ■山本 幹

 

情報通信技術の革新的発展,日本の産業構造の変化,など本学会を取り巻く環境は近年大きく変化しております.本学会は,工学系学会としての使命である産官学の連携の場として発展し,日本の電子情報通信技術の発展に大きく寄与してきた歴史をもちます.その中で,専門領域ごとに多くの専門家が会し,新しい技術動向の発表と意見交換によりまさしく技術革新を支えた現場が,大会ならびに研究会です.本学会が大学ならびに産業界の技術交流の魅力ある場として発展するために,研究会や大会が果たす役割はますます重要になると思われます.私としては,通信ソサイエティ副会長ならびに研究専門委員長としての研究会・大会運営の経験を活かし,最先端技術に携わる企業・大学研究者をはじめ,一般技術者や学生などの幅広い会員に訴求する学会活性化の方向を,会員の皆様とともに考えて行きたいと思っております.
[プロフィール]
1983年大阪大学工学部卒.1988年同博士後期課程修了(工学博士).大阪大学助手,助教授を経て,現在関西大学システム理工学部教授.マルチメディアネットワークにおけるトラヒック制御やコンテンツ配信に関する研究に従事.本学会での活動として,通信ソサイエティ副会長,ネットワークシステム研究専門委員長,関西支部評議員など.また,IEEE Region 10役員,IEEE関西支部理事などを歴任.

 



| CLOSE |

(C) Copyright 2010 IEICE.All rights reserved.