＜所属・役職＞
電気通信大学先端ワイヤレスコミュニケーション研究センター・教授
＜抱負＞
近年、わが国では産業の国際競争力低下や子供たちの科学離れが深刻化し、また世界的には環境問題が待った無しの状況にあります。本学会がこれらの問題解決に果たすべき役割は大きいと思います。例えば、大学や企業、研究開発拠点（ＹＲＰやＡＴＲなど）の連携を強化する、企業人のボランティア活動の場を作る、ソサエティ間で協同するなどの手段が考えられます。副会長として理事会やその他の機会を通じ、各ソサエティや研究会と相談しながらこれらの方法について検討します。
＜略歴＞
東北大学大学院修士修了、電電公社電気通信研究所入所（１９７２）。
ＮＴＴドコモに転籍、取締役・ワイヤレス研究所長（１９９２−２０００）。
アンテナ・ミリ波回路および自動車電話〜第４世代携帯電話システムの研究開発に携わる。
電気通信大学人間コミュニケーション学科、先端ワイヤレスコミュニケーション研究センター教授（２０００−現在）。
工学博士。ＲＣＳ研究専門委員会委員長、総務理事を歴任。本学会フェロー。