■大田 友一
【抱 負】
学会はインタフェースです.異なる組織に属する会員,ベテランや若手の会員が,組織の壁や年齢の差を越えて研究開発について議論しヒューマンネットワークを築くための研究会などの「場」の提供,会員が自らの研究成果や意見を社会に向けて発信するための論文誌や会誌などのメディアの提供,このようなサービスが,インタフェースとしての学会の機能です.
学会はボランティアの集団です.学会の機能は,会員のボランティアによって運営されています.つい忘れがちですが大事なことです.
学生の情報通信離れが問題になっています.諸先輩の努力により情報通信技術は社会インフラとして普及し,大多数の人々にとって「足りている」と思える状況になったことが背景にあります.次の方向性を探りイノベーションを産むことが,我々に求められています.
イノベーションの創出は既存の殻を破ることから始まります.そのための「場」を提供できる,活き活きとしたボランティア集団としてのソサイエティを,皆様とともに目指したいと考えています.
【プロフィール】
1972年京大・電子卒.同博士課程,京大助手,筑波大講師・助教授を経て,1992年筑波大教授.1995年パターン認識・理解研究専門委員会委員長(在任中に「パターン認識・メディア理解」に改称).1999年英文論文誌D編集委員長.2002年副会長(編集担当).本学会,情報処理学会,国際パターン認識連盟(IAPR)フェロー.
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