電子情報通信学会  
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 ■広崎 膨太郎

 

日本電気株式会社 取締役執行役員専務
富永会長によれば電子情報通信学会には三つの"かけ橋"機能があり、その第一に"学問と技術と産業のかけ橋"機能が挙げられています。今日世界のICT業界には情報に関するパラダイムシフトとも云うべき一大変化が起こっています。即ち、次世代無線も包含したNGN、地上波ディジタル放送、Web2.0型マッシュアップ環境などの大変革が大きな波として合流し一度に押寄せています。この重要な時期に本学会の副会長候補に任命されたことは光栄であり、30年以上の経験を持つ産業界の代表として"学問と技術と産業とのかけ橋"機能を強化することに全力をあげたいと思います。また目覚しい発展を遂げている中国、インドを中心とするアジアに於ける最大学会としての本学会の意義を見直し、米国IEEEなどにおけるこれまでの海外経験を生かしたグローバリゼーションにも注力したいと思います。

略 歴:
1970年東京大学工学部電気工学科修了。同年日本電気鞄社。高速ディジタル伝送方式、ATMネットワーク等の研究開発に従事。1978年米国プリンストン大学EECS学科にてMSE修了。C&C基盤開発研究所長、第一伝送通信事業部長、光ネットワーク事業本部長等を経て、2007年より取締役執行役員専務。1986年東京大学工学博士。1996年IEEEフェロー。2002年電子情報通信学会フェロー。

 



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