電子情報通信学会  
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IEICE Student Branch活動


  INDEX
IAAAの活動状況(会津大学)
豊橋技術科学大学 Student Branch
慶應義塾大学 Student Branch
名古屋大学 Student Branch
千葉大学 Student Branch
名城大学 Student Branch
千葉工業大学 Student Branch
愛媛大学 Student Branch
ToMCaT(東京都立工業高等専門学校)
TEC(徳島大学)
つばめ会(東京工業大学)
琉球大学 Student Branch
日本女子大学 Student Branch    
     
★21年2月号 会誌掲載
 
過去のIEICE Sutudent Branchの活動



IAAAの活動状況(会津大学)


 IAAAは、会津大学において学会発表や論文執筆を目指した学生・教授相互のコミュニケーションを目的と して設立された団体です。今年度の活動について報 告します。
 Workshop(模擬学会)。学生による学習・研究成果など、幅広い分野の発表の場となっています。今年は、サン・マイクロシステムズの会津大学キャンパスアン バサダの方をお招きセミナーを開催しました。
-先生と学生の交流会−
 先生方をお招きし、普段の講義・演習で聞けない先生方の研究や趣味などについて講演いただき、先生を 囲んで、フリーディスカッションを行うイベントを開催しま した。
  普段の授業・演習とは違った交流の場となりました。
-学会見学ツアー
 慶応大学湘南藤沢キャンパスで行われた情報科学技術フォーラム(FIT2008)に参加しました。各メンバー が自分の研究分野に関係のあるトラックを聴講し、研究の視野を広げるとともに、研究意欲の向上にも繋がりま した。
-プレゼン練習会−
 先の学会見学ツアーや各メンバーの学会発表の反省から、発表能力の向上を図るため、個人ごとに研究内容 や興味がある分野について発表を行い、発表の方法論を勉学しています。
 
毎週行われるミーティングの運営やイベントの企画(先生や大学事務との交渉、メンバーとの連携)等の経験をすることができました。今後もIAAAの発展に努めていきたいと思います。


青田久人
会津大学大学院コンピュータ理工学科博士前期課程画像処理学講座
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慶應義塾大学 Student Branch(慶應義塾大学)

 

慶應義塾大学Student Branch講演会を終えて

 今回開催した講演会では、研究職に就いている先輩方のお話を聞くことができ、我々学生にとって大変有意義な講演会となりました。特に、就職活動を控えている学 生にとっては、実際の仕事内容を知るだけでなく、働く 意味を考えさせられるきっかけとなり、とても意味のある場であったと感じております。一方で、反省会では今 回の講演会の改善点を見つけることができました。その一つとして、講演会開催時期が挙げられると思います。 今回参加できなかった学生の中には、様々な都合のため 参加できない方がいらっしゃいました。これは、年明けの1月末の時期には学期末試験や就職を考慮したセミナー等が重なってしまったからであると考えられます。そこで、今後は年内に活動を始め、より多くの学生の方に 先輩方のお話を聞いていただけたらと思います。また、今回は研究職に限ったお話を伺ったのですが、学生の中には他の職のお話も聞いてみたいという方がいらっしゃったので、講演会の内容も徐々にバラエティを増やせて いけたらと思います。そして、学生にはより会社を知ってもらえるような、また先輩方には後輩との繋がりをより深くしていただけるような、そのような場にしていけたらと思います。
 今回、Student Branchを通して先輩方のお話を聞けただけでなく、構成員としても色々なことを感じること
ができました。このような場を設けていただき、感謝しております。ありがとうございました。


今岡 祐
慶應義塾大学
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千葉大学 Student Branch(千葉大学)


学生ブランチ活動を通じて


  千葉大学学生ブランチは設立されてから今年で3年目を迎えます。私は二年目から副委員長として参加してい ます。先輩達の努力によって、構成員は60人程になりました。学生ブランチによって、それまでは知人の内輪でのみ行われていた研究室間の交流が、学科レベルでできるようになってきたことを実感しています。一方で、現在1学科の学生のみで構成されており、他学科の学生に対する広報や参加の呼びかけの難しさも実感しています。学会というきっかけを通じて、横断的なつながりを持つためには、運営にもう少し工夫が必要だと思われます。
 また、現在はメンバーや活動の量を増やすことを目的にしていますが、これからは質の面でも改善していきたいです。今までは懇親会や富士山登山など、楽しく交流を深める企画が多かったのですが、就職活動支援としてのOBの方の講演会や全国大会前の合同発表練習など、ともに学ぶという趣旨のイベントも企画していきたいと考えています。特に、OBの方の講演については、去年度も企画に上がりましたが、諸般の都合で開催できなかったため、今年こそは開催したいと考えています。こういった運営の難しさもありますが、学生ブランチをより魅力あるものになるように頑張っていきたいと思います。


後藤康宏
千葉大学大学院融合科学研究科阪田研究室
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千葉工業大学 Student Branch(千葉工業大学)

千葉工業大学学生ブランチの活動を通じて

 2008年度,千葉工業大学Student Branch (SB)は発足3年目になりました.私自身,発足当時からメンバーとして参加し,今年度は学生ブランチの代表となりました.現在までの主な活動として,IEICEやSBの紹介や勧誘,そして年数回のOBとの懇親会などを行ってきました.今年は,多くの学生にSBを知ってもらおうと参加を呼びかけ,新規に8名参加していただきました.また,去年に引き続きOBの方々との懇親会を開き,多くのお話を頂きました.私を含め来年社会人になる学生にとって,OBの方々のご意見はとても参考になりました.特に,新入社員の仕事内容や今後中堅社員になったときの心構えなど興味深いお話を頂きました.
  今後はさらなるSB拡大のため,IEICE学生会役員と協力してSBに参加していない多くのIEICE会員にSBを紹介し,参加を呼びかけていきたいと考えています.さらに,IEICE自体を知らない学生も多くいますので,会員の募集とSBへの参加を呼びかけていきたいと思います.これらの活動を通じて,SBを研究室や学科の枠を超えるエンジニアとの交流の場にしていきたいです.その際にはOBとなった私自身が後輩の力になれるよう協力していきたいと考えています.


三枝昌宏
千葉工業大学大学院情報科学専攻
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ToMCaT(東京都立工業高等専門学校)


学生ブランチ感想

 私は、電子情報通信学会東京支部学生会研究発表会での発表をきっかけに入会しました。研究発表会で自分の行ってきた研究を発表することは、分かりやすいプレゼンテーションの方法など、学校内部での発表とは違った経験ができると思います。昨年の研究発表会では運営の手伝いもしていたのですが、準備や当日の仕事などは大変でしたがとても充実していました。しかし、現状では本校の大多数の学生は電子情報通信学会のことを認知しておらず、研究発表会での発表を義務付けられている研究室の学生のみが参加する、というような状態です。
  そこで本校のStudent Branch、ToMCaTの活動として、もっと本校の学生に電子情報通信学会への参加を促すために学会の情報を他の研究室に流したり登録手続きの補助を行っています。こういったことが少しでも本校の学生の電子情報通信学会への参加へ繋がればと思っています。また、学生会員になっても年度末の研究発表会に参加するだけでなく、本校での卒研発表や学会での研究発表会に向けての練習会を開き、発表に慣れてもらえるような場を作ったり見学会やフォーラムへの参加を告知するなど、小さなところから始めていければいいなと思っています。本校での電子情報通信学会の認知度は年々増えてきていると思います。今後は学会への参加まで繋げていければと思います。


三木 拓史
東京都立工業高等専門学校電子情報工学科第5学年
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つばめ会(東京工業大学)

 東京工業大学「つばめ会」は、100人を超える大規模なStudent Branchであり、その運営は現在、6人の役員によって行われています。私は、2008年度から会長として活動しており、「学生員同士の交流を深め、会員のニーズにあわせて電気・電子工学とそれに関連する科学の技術的・専門的・教育的な向上を促進する」というつばめ会の目的を果たすため、ボーリング大会などの様々なイベントの運営や、Workshopへの共催を行っています。
 つばめ会では、会員数確保やイベントの企画から運営まで、すべて役員主導で行えるという魅力がある一方で、万が一うまく運営できなかった場合の責任が全て自分達に降りかかるというプレッシャーも経験できると思います。特に2008年度からは、会長という立場に就くことで役員のみならず会員全員のトップに立つことになり、組織を運営する難しさを痛感しました。昨年までのように、自分が担当したイベントのみの運営ではなく、会長として全てのイベントの統括をするためには、特に役員同士の連帯感が必要だと思います。このような連帯感を得ることは、これからの人生において良い経験になると感じ、また、試行錯誤して企画した私たちのイベントを通して、様々な研究室の学生が交流し、皆さんの研究活動や普段の生活にも良い影響を与えることができれば、つばめ会の意義が十分にあるといえると思います。


白田純子
東京工業大学集積システム専攻酒井山岡研究室
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日本女子大学Student Branch(日本女子大学)

日本女子大学student branch交流会報告

 日本女子大学student branchでは、HPの作成と、卒業生を交えた茶話会、修士の中間発表会終了後に交流会を行いました。茶話会では、本学の身近なロールモデルである卒業生の先輩をお招きし、お仕事の話や、これから就職する学生へのアドバイスなどをいただき、自分の将来を考える良いきっかけとなる時間を過ごすことができました。
 中間発表会では、1年半の研究の成果をまとめ5分間によるショートプレゼンと、ポスター発表を行いました。先生方をはじめとするたくさん方々に貴重なコメントをいただき、修士論文をまとめるに当たりとても有意義な時間となりました。
 発表終了後、修士2年生を主体とした打ち上げ兼交流会が行われました。交流会では,先ほどの中間発表での研究内容について、もっと中身の深いディスカッションをしました。他の研究室の研究も知ることで、幅広い知識を広げるきっかけとなったと思います。また研究以外でも今後の就職や将来のことについて、他の研究室の学生、また、先生を交えお菓子やケーキを食べながら、和やかに意見交換をしました。また、修士の一年生にとっても、これからの研究態勢などについても先輩からアドバイスをいただけるすごく良い刺激となったと思います。
  このようなBranchの活動は、交流会などを通じて実りある学生生活を送る為に多くの人々と接し、視野を広くもつことのできる良い機会になると思います。今後も活発な活動にしていきたいです。


黒田綾香、佐々木未来
日本女子大学大学院理学研究科
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豊橋技術科学大学Student Branch(豊橋技術科学大学)

 豊橋技術科学大学では,学生ブランチが設立されてから4年目を迎えました.情報工学,知識情報工学,電気・電子工学を専攻する学生が,学生同士及び教員,OBの方々との交流を通じ,知識・意欲を向上させ ることを目的として活動しています.
 学生ブランチの活動にていては,設立されてから4年目になるため,会員については学生ブランチの活動への十分な理解と周知が得られるようになってきています. 電子情報通信学会や学生ブランチの目的や活動内容についての説明や来年度の活動について検討した会合においては,様々な意見が出され,昨年度まではみられなかった異なる学科や研究室の学生間でも積極的な議論がみられました.行事への会員の出席率の向上や学生間でも意見交換などから,学生ブランチの活動により学科や研究室をまたいだ交流が積極的に行われるようになってきています.しかし,非会員への周知はまだ十分ではなかったように思います.今後は,電子情報通信学会への入会を促進するための活動を積極的に行う必要があり,学生の交流がさらに活発になるように,来年度以降の学生ブランチの活動を改善していきたいと思います.
 最後に,学生ブランチの顧問をお引き受け頂きました和田先生,また補佐をして頂いた構成員の皆様に心より感謝致します.


鈴木寛人
豊橋技術科学大学大学院電子・情報工学専攻博士後期課3年
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Student Branch(名古屋大学)

名古屋大学Student Branchの活動を振り返って

  名古屋大学Student Branch(以下、SB)では学生員同士で相談しながら自由に活動計画を立て、主体的に活動をしております。1年の主な活動は、懇親会と講演会および見学会の開催です。
 講演会では毎回、外部の先生を招き、大変貴重なお話をうかがっております。そして2月には見学会を行っております。見学会では、なかなか足を踏み入れることのないような場所を選び、貴重な体験をすることができました。
 また、活動を通し、学生員同士の親睦を深めることができたことも重要な功績であると感じております。私がSBに参加するようになって3年が経ちますが、どの行事も毎回楽しみにしておりました。普段関わることの少ない他研究室の方々と、普段知ることができないことを共に知り、知的好奇心を刺激されることが楽しいのです。そのようなSBの活動が我々の学生生活に潤いを与えているのだと感じております。名古屋大学SBが設立されて本年で5年目となりますが、安定した活動が続けられているのは、皆が楽しみを持って活動しているからかもしれません。このようなモチベーションが永続的に活動を発展させていくのではないかと考えております。
 今後は、他の研究室の学生等にも参加して頂き、より活発な活動になることを願っております。
 最後になりましたが、学生会顧問でいらっしゃいます名古屋大学エコトピア科学研究所 准教授の山里敬也先生と、運営に関わって頂いた委員の皆様には、この場をお借りしまして心より御礼申し上げます。


杉浦 佳枝
名古屋大学大学院 工学研究科電子情報システム専攻 片山研究室
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名城大学Student Branch(名城大学)

 名城大学学生ブランチは2007年度に設立され、今年で2年目となります。しかし、名城大学では学生ブランチの存在がほとんど知られていません。学生ブランチに参加していない人だけでなく、参加者ですら学生ブランチが何をする組織なのかわかっていない状態です。そのため、今年度は学生ブランチ参加者の意識向上そして新たな学会員の勧誘に力を入れてきました。
  設立一年目である昨年度は何もイベントを行うことができませんでしたが、今年は共催という形で修士一年向けの企業見学を行うことができました。この企業見学では、通常見ることができない場所を見学することによって働くことの意義を考え、すぐに始まる就職活動への意識を高めていくという目的で行われました。
  また、通常研究室で研究を行っている大学院生は、他研究室の学生など他人との関係が希薄になりがちです。そのため、この学生ブランチの活動を通して他研究室の学生とコミュニケーションを取ることができ、より充実した学生生活を送ることができるようになると考えています。
  来年度からは後輩に活動してもらうことになるので、学生ブランチの活動意義を伝えることにより、より充実した活動を行うことができるようにしたいと考えています。そして、その活動を通してより充実した学生生活を送ってほしいと思います。


安藤 嘉人
名城大学大学院理工学研究科情報科学専攻
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愛媛大学Student Branch(愛媛大学)

  2006年度設置した愛媛大学Student Branchは,博士1回生、修士1回生、2回生に、学部4回生を加え活動を行っています。
  今年度の現在までの具体的な活動として、6月に懇親会、7月にはNECフォトニクスデバイス研究部の主任研究員の方を講師としてお招きし、講演会を開催しました。講演会では、大学院に進学することの意義についての講演をして頂きました。そして9月に学生員の参加者を募り、県内企業の会社見学会を行いました。会社見学会では、実際に社会に出て働いておられる方々の貴重なお話を聞くことができました。
  これらの活動を通して、社会人の方々の意見を聞くことができ、今後の学生生活を行っていくにあたり大変参考になりました。
  私が学生活動を通じてよかったことは企業の方との討論やお話を聞くことで、これからの自分になにが必要なのかを知ることができたことです。また、社会人の方との討論により初対面の人との意見交換を行う練習になりました。このことは、私の今後の学生生活のみならず、社会に出ても役に立つ大変有意義な経験だと思います。
  2009年度も引き続き、SBの活動を通して研究や講義だけでは養うことのできない広い知識や経験を積み、今後の生活に役立つ活動を行ってほしいと思います。


佐藤 政吾
愛媛大学大学院理工学研究科電子情報専攻情報ストレージ工学研究室岡本研究室
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TEC(徳島大学)

 学生ブランチTECのメンバーは、主に高専からの編入生で構成されています。TECでは編入生同士のつながりを設ける場とし、メンバー同士の情報交換や、大学内外での活動支援を目的とした活動を行っています。主な活動内容は、年2回のプレゼンテーション大会と
研究室・就職活動紹介ミーティングです。
  夏に開催したプレゼンテーショ大会では、3年生は高専での卒業研究について、上級生は自分の研究内容について発表しました。また、秋に開催した英語プレゼンテーション大会では、上級生メンバーが英語によるプレゼンテーションに挑戦しました。私たち学生にとって英語でのプレゼンテーションや聴講の機会は少ないため、貴重な体験をすることができました。この2回の発表会は、これから様々な場所で発表を行っていくメンバーにとって良い経験になったと思います。
  研究室・就職活動紹介ミーティングでは、研究室配属と就職活動を控えた3年生全員が参加しました。上級生が、研究室の紹介や、就職活動での経験談やアドバイスを後輩たちに説明しました。3年生からは数多くの質問があり、活発な質疑応答が行われました。この活動により進路選択や研究への熱意が高まったようです。
  TECでは親しみやすく、活動を通じて先輩・後輩の仲を深められる学生ブランチを実現できています。この良い伝統を後輩に伝えていきたいと思っています。


尾崎 史郎
徳島大学大学院先端科学技術教育部1年
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琉球大学Student Branch(琉球大学)

学生会活動を通じて

  私は9月に大分大学で開催された電子情報通信学会九州支部学生会講演会が初めての学会参加となりました。また、本年度は私が琉球大学生ブランチ会長であるため学生会講演会の論文集の作成を行う論文集担当になりました。論文集作成においては、種々の場面で不明な点が多々あり、仕事をこなす事は想像以上に難しいことがわかりました。そうした中で学生会顧問の先生方や九州支部の方々の御助言、御協力を頂き、大きな問題もなく論文集を完成させることができました。これらの経験から事前に仕事の計画をたて、起こりうる問題を予想し、対策を考え実行することの大切さを学びました。
  学部4年生である私は研究発表に関しても初めての経験であるため、自身の研究をいかにして第三者に伝えることの難しさを痛感しました。研究者の方々による質疑、応答や他の研究発表を視聴することによってどのような発表が伝わりやすいかがわかり、大変貴重な経験となりました。また、他大学、他研究分野の学生との意見交換において物事の考え方の違いを知ることにより、自身の見聞を広げるができ大変有意義な時間を過ごすことができました。このような貴重な場を設けて頂き、大変有難く思っています。
  最後になりましたが、学生会顧問の先生方をはじめ、お世話頂いた方々に、この場を借りて御礼申しあげます。


内田 晃介
琉球大学工学部電気電子工学科4年





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