電子情報通信学会  
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IEICE Student Branch活動


  INDEX
IAAAの活動状況(会津大学)
豊橋技術科学大学 Student Branch
慶應義塾大学 Student Branch(慶應義塾大学)
名古屋大学Student Branch
つばめ会(東京工業大学)
TEC(徳島大学)
ToMCaT(東京都立産業技術高等専門学校)
 
     
★19年2月号 会誌掲載
 
過去のIEICE Sutudent Branchの活動



IAAAの活動状況(会津大学)

  IAAA(アイトリプルエー)は会津大学において電気・電子・情報工学についてより積極的に修学することを目的として設立された団体です。昨年度の学生会報告以降の1年間の活動について振り返ってみたいと思います。
 まず、開催したイベントとしてはポスターセッション、Workshop、先生と学生の交流会があります。いずれも大変好評でしたが、特にポスターセッションでは学生を中心に約280人の来場があり大盛況でした。
 また、イベント以外では分科会と冊子の定期発行があります。分科会というのは同じ興味分野を持つメンバーどうしで作る勉強会です。現在までに音楽情報科学や3DCG、Linuxなど、8つの分科会が活動を行ってきました。積極的に修学することがIAAAの理念ですから、分科会はIAAAとして重要な活動であると考えています。
 冊子については「Lite!」というタイトルで、隔月を目処に発行しています。現在、第2号が完成しつつある
段階です。学術的なものは少し控え目にして、学部生を対象とした気軽に読めて興味のかきたてられるような記事を載せていければと思います。
 私個人としては、これらの活動を通して多くのことを学ぶことができました。1年近く代表を務めてきましたが、毎週のミーティングやイベントの主催は得難い経験でした。近々代表交代の時期を迎え、今後のIAAAは次期代表に引き継ぐことになりますが、更なる発展に期待したいと思います。

道植 洋介
会津大学コンピュータ理工学部コンピュータソフトウェア学科
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慶應義塾大学 Student Branch(慶應義塾大学)

 私達はStudent Brunchの活動として、昨年の冬に企業の方々をお招きし、講演会を開きました。講演会では現場のエンジニアの日々の仕事ぶりを紹介していただきました。
企業の方々に講演していただき、また講演後も交流会で直接仕事の話を聞くことが出来たことは、まだ社会人としての経験がない私達にとって非常に有意義な時間となりました。特に社会人としての心構えや学生のうちに準備しておくべきことなどを教えていただきました。これは我々学生にとって就職活動をする上で大変意味のあるものとなったと感じています。
 来年は後輩に委員長を委ねるとともに、私達が活動の上で気付く事ができたStudent Brunchのすばらしさや、今回の活動の反省から得た改善点を伝えて行く事で、陰ながらStudent Brunchを支えていきたいと思います。
 最後となりましたが、今回活動を共にし、未熟な私の支えとなって下さった委員の皆様、学生会顧問でいらっしゃいます眞田幸俊先生にこの場を借りて深い感謝の意を表したいと思います。

北村 晃一
慶応義塾大学大学院理工学研究科総合デザイン工学専攻
眞田研究室
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つばめ会(東京工業大学)

 東工大のStudent Branch(以下SB)「つばめ会」は設置3年目を迎えました。これまでの2年間の活動を通して、つばめ会は認知度や会員数を順調に伸ばしてきました。17年度はその基盤を生かし、少数の会員だけではできないような、大規模な活動が展開し、延べ約300名の会員を動員できました。
 具体的に17年度は社会人博士による講演会、ボーリング大会、ポスターコンテスト、企業見学会の4つの活動(うち主催活動3、共催活動1)を開催いたしました。例えば企業見学会は「起業家精神を学ぶ」ことを目的とした活動です。起業時の苦労話や、中小規模の会社ならではの話を伺うことができ、会員の方々には、大いに満足して頂くことが出来ました。このイベントの会員動員数は20名でしたが、これも順調に会員数が増えた3年目だからこそ可能であった活動だと思います。
 しかし電気情報系学生・OBの懇親を図る事を目的とした東工大電気情報系の団体は他にもいくつか存在します。現状ではそれら団体とつばめ会の活動内容が重なることも生じており、会員にとって、活動に新鮮味が薄れるといった問題が生じています。つばめ会は今後、校内の広い人間のつながりや、他SBとの協力などを用いて「つばめ会ならでは」の活動を行うことが必要だと思います。
 最後に 委員長という不慣れな役ではありましたが、助言を頂いた顧問の村田先生、また補佐をして頂いた役員の皆様に感謝の意を表したいと思います。

柿島 佑一
東京工業大学大学院理工学研究科集積システム専攻
荒木研究室修士課程2年
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ToMCaT(東京都立産業技術高等専門学校)

  本校では学生が電子情報通信学会の存在を知るのは、春の東京支部学生会研究発表会の時だけ、という状態が依然続いております。ましてや Student BranchやToMCaTという名前など聞いたこともないまま卒業してゆく学生も多いようです。実は先輩方からは学会の存在や、そこに学生が参加できること、そしてこのToMCaTをより多くの学生に知ってもらえるように活動して欲しい、と言われて引き継いだのですが、私はちょっと違う方向に考えております。卒業生をお招きして少人数でお話を伺う、小規模な勉強会や発表会を企画する、などといった、組織として主催しなくてもよいような活動から始めて、徐々にその規模を大きくしてゆければ、と思っております。その過程で、参加してもらった学生に「実はあれはToMCaTの活動だったんだ」、と気づいてもらえないままでも、校内に設置されていることを活かした、学生にとって身近な活動ができればよいのではないか、というのが私の考えです。
 
 本年度は4、5年生の中から参加者を募り、他の大学のフォーラムへ参加させていただきました。このフォーラムへの参加も、ToMCaTが主導しなくても各自当日足を運べば参加できたのですが、フォーラムの存在を告知し、人を募ることが大事だと考えています。いつか、多くの人が集まるようになったときに、学生の声を聞いて、自分たちでフォーラムを企画できるようになるからです。
 
 今後も校内にあり、学生にもっとも近い組織として、参加者もToMCaT担当者も肩を張り過ぎずに活動をしてまいります。

太田 光輔
東京都立産業技術高等専門学校 5年
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豊橋技術科学大学 Student Branch

 本学のStudent Branchも2年目を迎え、昨年度において活動に参加していた学生が所属する研究室は比較的協力的であった。しかし、他学科や非会員などにおいては未だ十分な理解と周知が得られておらず、講演会への参加や電子情報通信学会への入会の促進などにおいては必ずしも理想的な成果は上げられなかった。特に、非会員からの参加がほとんどなかったことについては改善が求められるところである。ただし、昨年度ほとんど出席が見られなかった他学科研究室の学生がわずかではあるが参加するようになったため、今後より幅広く、多岐にわたる活動を展開していけることが期待される。
 具体的な活動としては、本学卒業生である愛知工業大学小西たつ美氏、(株)デンソー鈴木邦典氏をお招きして、実際の現場において求められる知識や技術、及び学生生活や研究を通しての社会活動において現実的に求められる行動についての講演が行われた。講演後、学内談話室において懇親会が行われ、貴重な意見を得ると共に、参加者らの見聞を広めることにつながったと考えられる。
 また、本学博士課程の学生の方に特許関連のお話をしていただき、出席した会員らからはおおむね良好な感想を得ることができた。したがって、来年度以降も様々な事柄に関して同様な形式の会合を設けることで、会員らの理解深化と意識向上を図れるものと思われる。今後も学生としての自由な立場と発想から、有意義な活動の実施を目指したい。

大山 剛史
豊橋技術科学大学情報工学系システム応用研究室
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名古屋大学Student Branch

 皆様、はじめまして。平成18年度の名古屋大学Student Branch(名大SB)の代表をしています、
Mongol Bayarpurevと申します。
 名大SBは、設置されてから今年で3年目を迎えました。私たちの活動の趣旨は、電気電子工学及び情報通信工学に興味のある学生が集い、先輩研究者や技術者との意見交換や交流を行い幅広い専門知識を身につけることです。本SBの活動が広く学内に知られるにつれ、講演会等への参加者数は年々増えてきております。それに伴い、OBの方々の講演会やその後の懇親会において、さらに活発な議論、意見交換が可能となり、専門分野の理解をより深めることが可能となりました。
 名大SBのもうひとつの利点は、会員たちが互いに相談しながら自由に今後の活動計画をたてたり、これまでの活動の反省をしたりして行く中で、互いに仲良くなれることだと思います。今はそれぞれの配属研究室にいて、それぞれの研究テーマに取り組んでいる学生たちも、卒業後には同じ分野で仕事をする人間として、より広い視野や人脈が求められるのですから、これからの人生を同じ分野で生きて行く仲間を大学在学中から得ることができたというのは、私自身大変幸せなことだと思っています。
 今後もより多くの学生にとってさらに魅力的となれるよう、また、一人でも多くの学生が電気電子工学や情報通信工学に興味を持てるよう、皆で取り組んで行きたいと思います。最後になりましたが、名大SBの顧問をお引き受け頂きました名古屋大学エコトピア科学研究所 助教授の山里敬也 先生には、この場をお借りしまして心より御礼申し上げます。また、私と一緒に本SBの運営に関わって頂いた委員の皆様にも、心より感謝の意を表したいと思います。

モンゴル バヤルプレブ (Bayarpurev MONGOL)
名古屋大学大学院工学研究科電子情報システム専攻
博士課程後期課程1年
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TEC(徳島大学)

  学生ブランチTECは高専からの編入生を中心に活動しており,情報交換の場を提供しています。平成17年度の主な活動は研究室・就職活動紹介ミーティングと英語プレゼンテーション大会の開催です。
 研究室・就職活動紹介では研究室選びと就職活動を控えた3年生全員が参加しました。3年生からは数多くの質問が出て、活発な質疑応答が行われました。上級生は、研究室や自らの研究を下級生に紹介することで自分の研究への理解や意欲が高まったようです。
 英語プレゼンテーション大会では2名の講師を招き,「学会での講演発表のテクニックについて」,「英語プレゼンテーションのブラッシュアップ」の演題で講演して頂きました。発表の心構え、英語でのスライド作成のコツを学ぶことができました。講演に続いて、学生の中から希望者4名が研究内容を英語でプレゼンテーションしました。私たち学生にとって英語でのプレゼンテーションやその聴講の機会は少なく、貴重な体験ができました。
 我々は自分達でやりたいことや後輩に伝えたいことを考え,活動の計画を立て活動しました。もちろん、全てが実行できたというわけではありません。しかし、学びながら楽しく活動しています。学生ブランチの活動を通じて今後も先輩後輩の親睦を深め、上級生からの経験や知識を後輩に受け継いでいきたいと思います。


伊藤 秀起
徳島大学大学院先端技術科学教育部システム創生工学専攻
電気電子創生工学コース博士前期課程1年





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