電子情報通信学会  
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IEICE Student Branch活動

過去のIEICE Sutudent Branchの活動

IAAAの活動状況(会津大学)

 IAAA(アイトリプルエー:Information Agency of Academy in the university of Aizu)は,会津大学において,電気・電子・情報工学についてより積極的に修学し,より多くの知識を得るための団体として,2003年6月に設立されました.

 現在までの主な活動としては,会津大学内での模擬学会の開催があり,2003年7,11,12月の3回で計10件の発表が行われました.この模擬学会では,研究発表のみに限らず,学生自身が興味ある分野について勉強したことを発表するなど,自由な形式でより多くの人たちに参加してもらえるように工夫しています.

 2004年2月の卒業論文発表会においては,学生の目から見たプレゼンテーション能力の評価を実施,発表会への積極的な参加を促すとともに,優秀な発表と認められた卒論生に対し表彰を行いました.また,会場で実施したアンケートの意見を集計し,大学側にフィードバックすることで,来年度以降の卒業論文発表会に活かされることを期待しています.

 つい最近では,2004年度の新入生向けに各研究室の研究内容を知ってもらえるようポスターセッションを開催.12件の研究発表に対して約150人の来場者を迎え,たくさんの方から好評をいただきました.

 IAAAでは,今後も積極的な活動を行っていくことで,学ぶことの面白さを伝えたいと思っています.

倉田 圭吾
会津大学大学院コンピュータ理工学研究科
コンピュータシステム学専攻博士後期課程1年
 
慶應義塾大学 Student Branch(慶應義塾大学)

 思い起こせば昨年の夏、慶應Student Branchを立ち上げることとなり、今日まで本会の委員長を勤めさせていただきました。本年度はまだ設立したばかりということもありまして、残念ながら講演会や研究会等の活動をあまり多く行うことができませんでした。また、私自身このような学生会活動への参加は初めてであり、幹事役にも不慣れなため、参加していただいた皆様方には多くのご迷惑をおかけしたかと思います。

 私が学生会の活動に参加して感じたのは、会員の皆様同士や講演に来てくださいました企業の方と交流を図れるよい機会であったと同時に、自分の研究や他分野への理解を深めるとともに視野を広げる場として大変有効であったということです。私自身も学生会活動を通じて、視野を広げることができ、研究に対する知識も深めることができました。

 来年度からは、委員長職を後輩に委ねることとなりましたが、積極的に学生会の主催する事業に参加して幅広い知識を吸収して今後の研究活動に役立てたいと思います。

 最後になりましたが、私の拙い司会進行にも関わらず何度も暖かいお言葉をいただきました委員の皆様方、また学生会顧問でいらっしゃいます眞田先生にこの場を借りて深い感謝の意を表したいと思います。

堀江 亘
慶應義塾大学大学院理工学研究科総合デザイン工学科
先端電気電子工学専攻前期博士課程2年
   
つばめ会(東京工業大学)

 東工大ではStudent Branch(以下SB)の試行設置校として活動を行ってきました。学生の参加が任意であるということで、活動は意思確認から行い、およそ5割の方に参加頂きました。活動は、設立会、テレビ局見学会、就職体験談発表会を企画、運営し、参加された学生からは好評を頂きました。

 しかし、1年間の活動で考えさせられることはいくつかありました。以後の活動で、ただやみくもに行事を増やしても、SBの規模から行事も小規模になる可能性があり得ますし、行事に魅力を感じて入会する方が増えるというのは、現実にはあり得ないと感じます。むしろ、全国大会の発表条件である会員確認を厳密化することで会員を増やし、SBとしては、入会手続き援助をするなど学生と学会との窓口的な役割をしていくこと、また、行事の企画は支部学生会を主体とし、SBはその学生との窓口としての役割に意義を見いだしていく方向で活動を進めていくのがより効率的であると感じます。

 また、卒業生の諸先輩との交流で、どのようにその輪を広げていくかが、今後の大きな課題として残っています。特に、学会との関わりの無い職業に就かれる方の参加が見込めないのではと危惧しています。

座光寺 孝明
東京工業大学大学院理工学研究科
   
ToMCaT(東京都立工業高等専門学校)

 Student Branch(以下SB)は何のためにあるのか?と聞かれ私は言葉に詰まった。SBを立ち上げようとした矢先であった。自分もSBについてはあまりよくわかっていないのに、友達に勧めることができるのかと思った。自分なりに考えてやっと人に説明ができるようになった時にはすでに9月。かなり焦ってはいたが、メンバーも13人となり活動を開始することができた。最終的には皆で活動したのは展示会の見学とホームページの作成、新聞の作成まで行うことができた。ここまでできたのは、本当に良かったと感じている。このたった2回の活動が持つ意味はとても大きいと思っている。自分たちはもちろん、今後後輩に与えるものとしては大きいものであると。SBについてはこれだけは言えることは、将来の自分の研究への足がかりになるということ。先輩の経験が聞けるということ。そして、何よりも自分のほかにはいろいろな考えを持っている人がいて、その人たちと意見を交換し、つながりを持てるということ。SBに入ることで自分の視野が必ず広がるということである。

 後に、ここまでやって来られたのも、大切なメンバーのみんなや信頼のおける顧問の先生方の協力があってこそのものであると思っている。

蕪木 大
東京都立工業高等専門学校電子情報工学科
   
東京理科大学 Student Branch(東京理科大学)

 昨年度設置した東京理科大学 Student Branch は,計25名の構成員から成っている.

 昨年度の計画として,当初は懇親会と,近年移動体通信において高速大容量伝送を可能とすることから注目を集めているMultiple-Input Multiple-Output (MIMO) や,シャノン限界に近い誤り率特性を達成できることから注目を集めているLow-Density Parity-Check (LDPC) に関する講演会を計2回予定していた.

 しかし,講演会に関しては準備不足のため実施できなかった.

 昨年度の反省会及び今年度の役員や予定を決めるための懇親会を,今年の2月に東京理科大学の食堂にて開催した.
今年度の予定として,昨年実行できなかった MIMO や LDPC に関する講演会の開催を2〜3回予定している.特に,MIMO について関心を持っている学生が多数いたので,早めに開催したいと思っている.また,他の Student Branch の活動を参考として,研究に対して有益となる活動について積極的に行っていくつもりである.

 東京理科大学 Student Branch は現在大槻研究室のメンバーを中心に活動しているが,他の研究室の学生等にも広げ,より活発な活動をしていきたい.


高瀬 大介
東京理科大学理工学研究科電気工学専攻修士1年
 
早稲田大学 Student Branch(早稲田大学)

 私たち早稲田大学SBでは,大学内または他大学間と交流を行うことで,学生間のネットワークを広めることを目標として活動を行っています.また,大学の先生方や企業で活躍されているOBの方に講演等をしていただいたり,懇親会に参加していただいたりといった,先生方と学生との接点となるイベントを開催し,先生方との親睦を深め知識を得ることにより,学生の更なる飛躍を目指しています.

 現在までの具体的な活動として,今年の2月に懇親会を開催し,今後の早稲田大学SBの活動計画についての話し合いを行いました.この会では,同じメンバーでありながらも異なった研究をしている学生が集まったため,研究や知識を共有することのできる場ともなりました.同時に,様々な国の学生も参加していたため,学生間コミュニケーションはもとより,国際間の親睦をも深めることができました.普段とは違った人たちとの交流は,私たち学生にとって本当に良い意味での刺激となり,研究に際してもさまざまな角度からの意見を得て,多くのことを学ぶことができ,とても有意義な会となりました.

 今後の早稲田大学SBの活動としては,OBの方々を囲んでの懇親会を計画しています.これにより,学生としてでは捉えることの難しい,社会人のビジョンからの研究姿勢などを学び,世間一般でも通用するような研究模範を身に付けると同時に,人的コミュニケーションにより学校と会社とのネットワークを築いていきたいと考えています.また,早大生、更には単位互換大学生への早稲田大学SB合流の呼びかけを行う予定であり,そのためにも今後,このような魅力的な交流会,懇親会,講演会等を随時開催していきたいと考えています.そして,学生会員のみなさんに有意義な学生生活を送ってもらえるような,そんなブランチでありたいと思っています.

那須 有希子
早稲田大学大学院国際情報通信研究科





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