本会では,活発に論文投稿が行われておりますが,その結果,冊子体の出版経費が年々増加し,学会の財政を圧迫する事態となっております.活発になれば財政を圧迫するという悪循環を回避するために,2006年4月から和・英論文誌の配布を従来の冊子体からオンライン版のアクセス権の配布に切り替えること,および関連した規則の改定が5月の総会で承認されました.なお,会誌は従来どおり冊子で配布されます。

この変更に伴い,従来無料であったオンライン版が有料となり,会員のみが論文本文を閲覧できるようになります（タイトル,著者名とアブストラクトは従来通り,非会員も閲覧できます）.従来年会費で冊子体の論文誌１誌が配布されてきましたが,今後,基本年会費は据え置きのままで所属ソサイエティの和・英両方のオンライン版が閲覧できることになります（ただし,ELEXは周知度向上のため当面,無料公開を継続します）。

論文本文の閲覧にはこれまでもパスワードを使用してきましたが,全員に行き渡らせるためにこれまでのパスワードは無効とし,新たに発行するパスワードに切り換えることになります.これにつきましては会員の皆様のご理解をお願い致します.新パスワードは,2006年3月中に郵送でお届けする予定です。


　 冊子体につきましては,今後は原価を勘案したオプション価格で販売することになります.会員がオンライン版以外に希望する場合は優遇措置をとらせていただき,以下のように販売させて頂きます（下記は正員の例です。正員以外の会員価格はホームページで詳細をお知らせします）。

１．所属ソサイエティに関して,和・英オンライン版は年会費に含まれ,冊子は1誌目が4,000円,2誌目は10,000円とします（ただし,同一冊子は1誌を限度とし,2誌目からは書籍販売の価格となります）。

２．追加ソサイエティに関しましては従来と同様に3,500円（ソサイエティ登録料：500円,オンライン版閲覧料：3,000円）として,そのソサイエティの和・英オンライン版の閲覧が可能となり,冊子は1誌目が4,000円，2誌目は10,000円とします（ただし，同様に同一冊子は1誌を限度とし，2誌目からは書籍販売の価格となります）。


　特殊員につきましては2007年4月から新しい体系に移行すべく，オンライン版と冊子体の組合せ購入など含め現在検討を進めています．特殊員の場合，2006年度途中から，従来通りの契約形態と使用形態のまま新しい運用体系に移行し，2007年4月から契約形態も含めて全面的に新しい体系に移す予定です。