（１）事業の目的
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本会は、電子工学および情報通信に関する学問、技術の調査、研究および知識の交換を行い、もって学問・技術および関連事業の振興に寄与することを目的として活動を推進しています。 近年の産業技術や経済のグローバル化に伴い、国際標準化事業の重要性がますます増加する中にあって、本会はISO（国際標準化機構）やIEC（国際電気標準化会議）等の国際標準化機関との連携を深め、我が国の電気・情報・通信分野における代表的標準化推進団体としてこれらの分野の技術の標準化を進めております。
我が国の技術が国際規格として広く世界に普及することは、我が国が有する技術の先進性が確保できるとともに、技術そのものに世界中からの目が注がれることになり、技術開発に対する国内関係者のインセンティブにもなります。特にこれからの通信等の基盤の確立にあたってキーとなる重要な技術である光関係技術の標準化において、①その国際規格を作成するIEC
TC86
SC86B(*)の幹事団を我が国が確保し人材を派遣し標準化の推進に寄与すること、及び、②技術専門性に特に優れ我が国の意見を反映させることができる能力を有する専門委員をIEC
TC86(*)における国際規格作成検討のための作業部会・年次総会に派遣することは、本技術分野における我が国の機械工業産業界の意見の反映と技術基盤の維持・発展のためにきわめて重要であります。
本事業は、通信等の基盤確立のキーとなる重要な技術である光関係技術の国際規格を制定するIEC
TC86において、①IEC TC86
SC86Bの幹事団をわが国が確保し標準化推進に寄与すること、②技術専門性に特に優れわが国の意見を反映させることができる能力を有する専門委員を当該会合に派遣し、これらの技術分野におけるわが国の機械工業産業界の意見反映と技術基盤の維持・発展に寄与することを目的とします。 |
| 注*) |
IEC: International Electrotechnical Commission
国際電気標準化会議
TC86: Technical Committee 86
ファイバオプティクス専門委員会
SC86B: Subcommittee 86B
光ファイバ接続デバイス及び受動部品分科委員会 |
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（２）実施内容等
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| 光技術の国際規格を作成するIEC TC86おいて、 IEC TC86
SC86Bの幹事団を継続し標準化の推進に寄与するとともに、副幹事をIEC
TC86における国際規格作成検討のための作業部会・年次総会に派遣します。また規格原案を作成し我が国の意見を国際標準に反映させます。 |
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実施した項目は次の通りです。 |
① |
SC86B幹事国団体・国際規格原案作成促進 |
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国際会議への国際副幹事の派遣を実施しました。 |
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副幹事派遣(国際標準化作業部会会合): |
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平成25年4月,2名、スウェーデン国キスタ市 |
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副幹事派遣(国際標準化年次総会): |
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平成25年10月,2名、米国シャーロット市 |
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国際規格原案作成 平成25年4月～平成26年3月 23件、386枚 |
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② |
国際標準化推進のための専門委員派遣 |
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国際会議への専門委員を派遣した。 |
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専門委員派遣(国際標準化作業部会会合): |
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平成25年4月15名(0名) スウェーデン国キスタ市 |
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専門委員派遣(国際標準化年次総会): |
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平成25年10月21名(0名) 米国シャーロット市 |
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( )内はJKA補助事業による専門委員派遣数 |
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