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情報通信工学の内容例示(電子情報通信学会案)
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| 情報通信工学は、情報の表現、伝達、加工などに関する要素技術、およびそれらの組み合わせによって実現されるシステム技術を扱う学問である。この分野の根底にある問題意識は「情報をいかに正確に表現し、電気信号や波動を媒体としていかに効率よく伝達し、情報の利用目的に応じていかに適切に加工するか」にある。 以下の説明は、分野別要件「1.修得すべき知識・能力 2)」の補足説明である。 |
この領域を取得するために必要な基本的能力として 1.基礎となる数理法則と物理原理に関する理論的知識 2.情報通信の要素技術に関する基礎知識 3.代表的なシステムやネットワークの基本概念に関する理解 4.情報通信技術の開発や応用に必要な手法に関する知識 を身に付けさせる必要がある。 また、要素技術やシステム技術に関する解析や実験を行い、得られた成果に対して深く考察できる能力の養成が必要である。 更に、修得した知識を駆使して、実際の技術やシステムにおける問題点や課題を見出し、それらを解決する能力の養成が必要である。 具体的には、以下に示す項目の内容の教授、少人数単位で行う実験・演習などによる実践力や考察力の養成、卒業研究などによる総合的な能力の養成を行うことが必要である。 本来,教えるべき項目は,各教育プログラムの目標に合致するように選択される必要がある。 |
| ■1. 基礎となる数理法則と物理原理 1.1 基本的な数学 (微積分、微分方程式、フーリエ・ラプラス変換、線形代数、離散数学、確率・統計) 1.2 電気・電子・光・電磁波の基礎 (電磁気学、基礎電気回路、電子回路、光・電磁波工学) 1.3 情報通信の基礎理論 (情報理論、符号理論、トラヒック理論) ■2. 情報通信の要素技術 (ディジタル信号処理、画像工学、通信(伝送・交換)方式、プロトコル・ネットワークなど) ■3. 代表的なシステムやネットワークの基本概念 (代表的な伝送システム、交換システム、固定・移動通信網、インターネットなどのいずれかの例) ■4. 情報通信技術の開発や応用に必要な手法 (コンピュータ工学、数値解析、プログラミングなど) |