電子情報通信学会  
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学生会報告 各支部学生員の感想

 




北陸支部
 
 

学生員にとっての学会活動とは

 私は現在、文字認識の研究を行っています。私の研究室では、文字認識の他に、音声認識や画像処理、擬人化エージェント等様々な研究を行っています。その為、多様な研究分野に日々触れることができる反面、一貫して文字認識を行っている研究室と比べ、限られた研究者同士で文字認識研究の討論をしなければならないという問題があります。従って、毎月送られてくる学会誌や年に 数回開催される学会は、私にとって、他大学や企業で同じ分野を研究されている諸先輩、諸先生方の御考えや御意見に触れることができる貴重な機会となっています。

 さらに、私たち学生にとって、研究成果をまとめ、学会で発表することは、学位論文を作成するまでの通過点であるとともに、研究をするうえでの一つの目標になっていると思います。自分の研究成果が学会誌に掲載された時の喜びや、多くの聴衆の前で研究成果を発表した時 の緊張感や達成感は、学会活動をして初めて味わうことができる貴重な経験だと思います。私自身、学会参加によって得られた感動を再び味わいたいという思いが、日頃の研究生活の支えになっています。

 このように、学生員にとって学会活動は、より専門知識を増やす場であると共に、日頃の研究生活では得られない貴重な経験ができる場であると思います。学生員の皆様、今後も有意義な学会活動を送っていきましょう。

 
徳野 淳子

北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
博士後期課程2年
   



関西支部
 
 

学生会活動に参加して

 私が初めて学生会活動に参加したのは、大学院に入学して間もない頃で、活動を始めて2年目になります。

 学生活動に参加する前は、他の大学や研究分野の違う学生との交流が全くありませんでしたが、学生会活動を通じて様々な学生との交流を持つ事で、様々な分野のお話を聞く事ができて、研究視野が広がりました。また、毎年行われる学生発表会や企業見学会の企画・実施を、事務局の方々や顧問の先生方の御助力を得ながらも、行ってきた事は、非常に良い経験となりました。

 研究活動に関しても、学生会に参加してから変化がありました。学会や研究会に参加できるようになりましたので、研究活動の目標として研究会発表が加わり、研究活動の励みになりました。これからも、学会・学生会活動に積極的に貢献していきたいと思います。

 最後になりましたが、御助力いただいております、関西支部事務局の皆様、顧問の先生方、学生員の皆様へ深く御礼申し上げます。

 
土井一右

同志社大学大学院工学研究科電気工学専攻博士前期課程2年
   



中国支部
 
 


パソコン・インターネット講習会の講師を体験して

 平成15年8月21日(木)、22日(金)に福山大学において電子情報通信学会中国支部主催のパソコン・インターネット講習会が開催されました。講習会の受講対象者は、小中高校に勤務する教職員で、ワープロ程度の文字入力ができる方としました。講習内容は、採点集計のための表計算、教材作成のための情報検索、教材用画像の編集と簡単なホームページの作成でした。2日間の講習会で受講者は約15名ずつ、講師は私も含め4名の大学院生が担当しました。講習会で使用した教材は教育現場において直接関連したものでしたので、受講者の方々は非常に熱心に受講され、質問等も非常に活発でした。講習会終了後のアンケート結果からも好評であったといえます。

 修士課程での研究課題は、ニューラルネットワークなどを用いた音響信号処理の研究を行っています。今まで教育を受ける側の立場でした。今回、小中高校のプロの先生方に対し講師をさせて頂き、大変緊張しましたが、講習会を無事終了することができました。講習会を通して教えることの喜びと難しさを実感しました。

 最後に、この講習会を開催するにあたって、ご尽力頂きました電子情報通信学会中国支部と福山大学の関係者の皆様に深謝の意を表します。

 
作田 智弘

福山大学大学院工学研究科電子・電気工学専攻
修士課程1年
   



四国支部
 
 

学会発表を通じて

 私は徳島大学の大学院生です。現在、通信や信号処理について積極的に学び、エコーキャンセラを研究テーマとしています。

 初めての学会発表は、学部4年の九月に開催された四国学会でした。先輩や教授に教わりながら、原稿を作成、事前に何度も何度も発表練習をし、緊張を抑えて望みました。初の発表は何が何やら分からないままに終わった、というのが正直な感想でした。その後のソサイエティ大会や国際学会を経て、当初より少しは私も成長したのでは、と思います。今でも発表前の準備は大変ですし相変わらず緊張しますが、学会の面白さを徐々に感じるようになりました。

 研究室で研究しているだけでは出会えない様々な方々に、発表を通じてお会いすることができるのは学会ならではでしょう。自分の発表に対して頂ける、アドバイスやコメントは大変ありがたいものです。また他の研究者の発表を聴き、交流会等での会話を通じて、自分ももっともっとがんばらなければ、と研究に対する意欲が湧きます。学会に参加できましたことは私にとって、非常によい体験でした。

 春から私は社会人になります。学会を通して学んだことを、今後とも役立てていきたいです。そして何事にもひるまず挑戦し、更に多くのことを吸収していこうと思います。いつかは世界に通用するような仕事がしたいです。

 

濱田 華子

徳島大学大学院電気電子工学科博士前期課程2年

   



九州支部
 
 

学生発表を通して

 私は現在、福岡工業大学大学院において遮蔽壁をもつ建造物内の電波伝搬問題についての研究を行っています。学会で初めて発表したのが昨年の支部学生会講演会で、原稿を書くための文章力や人前で発表するプレゼンテーション力の必要性など数多く学びました。これらの能力は、いきなり身につくものではなく何回も学会を経験することにより得られる能力だと思います。

 私は、学会を通して様々な人々に出会えることに喜びを感じています。論文でしか知らなかった研究者に実際にお会いできることや、そこで研究者と会話をしたりすることで自分の研究に対するアドバイスを頂けることなど、またとない機会でもあります。また学生同士の出会いにも非常に興味があります。同じ分野の研究を行っている学生と会話をすることで共通の研究の話題などが出てきたりして、今後の研究にも非常に参考になります。その他にも、何気ない会話の中でお互いの研究の苦労話が聞けたりして、自分も頑張りがまだまだ足りないと痛感することもあり、そこから「これに負けないことをやってやる!」という気持ちが生まれ、次の研究を頑張るきっかけになります。このような経験ができるのは、学会ならではの経験だと思います。

 学生発表とは自分のスキルを高めていくことができ、たくさんのことを得る良い機会です。今後も、このような機会から次の研究に繋がるようなことを考えていきたいです。

 
下河大浩

福岡工業大学大学院工学研究科修士課程情報工学専攻2年
   


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