電子情報通信学会  
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受講者の声

 通信ネットワーク講座を振り返って
日立電線株式会社
相沢吉則

私は電線メーカでLAN通信機器の評価試験を担当しております。現在の担当は機器のハード的な知識のみならずソフトウェア的な知識の理解も必要とされます。そういった状況の中での本講座は自分にマッチした内容であったといえます。

以下にこの講座を受講しての私なりの感想を述べます。

各講師ともネットワークを基礎から説明していただき大変わかりやすい内容でした。特にIP関係は各企業ともしのぎを削って開発していて且つ講師の方々も最前線で携わっていらっしゃることからとても中身のある説明であったと感じました。
この講義の受講により日常業務もより理解度が深まり大変実りのあるものだったと感じております。

 「ネットワークコンピューティングと新しいソフトウェア技術」を受講して
NTTサービスインテグレーション基盤研究所
三津谷 肇

私が、先端オープン講座を受講しようと決心したきっかけは、あるベンダー資格を取得してから、およそ2年経過してからでした。資格保持者がきっかけで、ルータの設定をまかされました。それまでは、資格を取ることが目的のようになっていましたし、いざ取ってしまうと、しばらくするうちに身に付いたものが錆びていき、紙切れ1枚の証拠を残し、後は、ほとんど記憶を辿らなければならないことがわかりました。こうして、いざネットワーク機器と呼ばれるルータやスイッチのコンフィグレーション設定あるいはネットワークの設計となると、近くて遠い記憶に頼らなければなりません。さらに、追い討ちをかけるように新しい技術がどんどん入ってきて、これではいけないと思うようになりました。とくにショックが大きかったのはVoIPという言葉でした。2年前に聞いた言葉が、これ程までに世の中に幅をきかせ、しかも急速に広まったことは本当に驚きました。もちろん、身に付いたものが錆びるだけではなく、技術の進歩が急速に進んでいることも理解しています。

そこで、自分のスキルを維持するだけでなく、最新のスキルを身につけていこうと考え、まずは春の先端オープン講座で、「通信プロトコル」を、そして秋には「ネットワークコンピューティングと新しいソフトウェア技術」を受講しました。「通信プロトコル」については、ある程度復習という形になっていましたが、それまで理解できなかった、「なぜそうなるのか?」や、理解はしていたが、「こういうこともあるのか!」といった部分でとても理解が深まりました。また、新しいプロトコル技術については、自分のスキルの1つに加えることが出来ました。

次に、「ネットワークコンピューティングと新しいソフトウェア技術」については、現在非常に興味を持っているデータマイニングやデータウェアハウス、あるいはCRM、ERP、データベースなど、さらには大学工学部出身の弁護士によるコピーライトについて受講し、IT技術のみに限らず経営や法律にいたるまで広範囲に受講することができました。現在は社会の変化が激しく、昔に比べ個々の技術やスキルの陳腐化が非常に早いといわれます。個人の側では常に勉強し、絶えず最新のスキルに"更新"していく必要があります。そこで、これからも機会があればぜひ受講したいと考えています。

最後に、非常に難しいことかもしれませんが、個人的希望をお願いします。それは、講義範囲を狭くした、いわゆる何かに特化した講義内容の専門コースをお願いできればと思います。それでは、講師のみなさん、またこのコースを企画してくださった関係者のみなさん、ありがとうございました。
修了証書を受取る三津谷 肇さん

[ 修了証書を受取る三津谷 肇さん ]

 通信プロトコルコースを受講して
 (株)協和エクシオ
浅野 隆敏

私は、会社において通信関連の作業に従事しています。業務への理解を深めるために、今回通信プロトコルコースを受講しました。大学において、情報系の学科に所属していたため、ある程度TCP/IPや通信への理解はありましたが、実際にどのように標準化されているのかや、標準化に至るまでの技術の変遷などを知る機会はあまりありませんでした。


今回の講義を通してそのようなことについての知識を得られました。この知識で表面上の仕様だけにとらわれずに、プロトコルの詳細な内容を理解し業務をよりスムーズに進められると思います。

修了証書を受取る浅野 隆敏さん

[ 修了証書を受取る浅野 隆敏さん ]

 先端オープン講座のCコース、Dコースを受講して
株式会社ブルヘッド
岩野 誠一

実は受講前には「〜を覚える」といった、特に強い目的は持たず受講していました。
しかし、結果的にはその後の情報知識の基礎となり、業務内で"考えられることの幅"を広げるのに非常に役に立った講座であったと思います。
私は当時新人でさほど予備知識が無い状態だったのですが、

 ・ 関連技術に対する網羅性が高く、全社的な視点で見ることができた
 ・ 毎回講師が異なり、各講師がそれぞれの考え方にも触れることができた

といったところが特に有効的に活用できた点であったと思います。
また、講義後に大型書店へ行ってその日の内容に関連する書籍を探したりすると、新しい発見があってこれも面白い体験でした。

実際の業務で直接役に立ったかといえば私の場合は現状ででは、まだあまり多くはないのですが、関連業務に携わる人であればそのコースの内容は必ず、直接的に業務へプラスになっていく内容がほとんどであると思います。
当時受講(H12春Cコース、H13春Dコース)して得た知識は、新しい技術に適応するための基礎知識として今でも役立っています。
岩野 誠一さん

[ 岩野 誠一さん ]

 

 ◆講座スナップ


講座受講風景
修了式風景

[ 講座受講風景 ]

[ 修了式風景 ]

 



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