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学術会議3研連代表と電気・情報関連学会役員連絡会での検討


 学術会議3研連代表と電気・情報関連学会役員連絡会が平成15年1月31日に学術会議の会議室で開催され、その中のメインテーマとして5学会のタスクフォースで検討され各学会の理事会で承認された内容が報告され、意見交換がなされた。


1.「アンブレラ型機構の在り方」タスクフォースからの報告

 各学会が話し合い協力することにより、学会活動の活発化による会員への利益増大、対外的プレゼンスの高揚、社会的貢献の具体化を目的とした電気・情報関連学会連絡協議会を本年4月に設立することで意見の一致をみた。
 また、タスクフォースにおいて、各論については異なる意見もあったが、総論については賛成が得られ、出来ることから行うことで合意した。


2.「国際的情報発信源の可能性」タスクフォースからの報告

英文論文誌の共同発行は各学会の状況の違いから困難であるが、速報性のある共通電子ジャーナルの必要性が認識され、これに向けたWGを関連する学会で構成し検討を進めることで意見が一致した。この共通電子ジャーナルの財源として科研費の中の「特定欧文総合誌」補助金の活用が必須であり、この補助金の対象に紙を前提としたものに電子ジャーナルを含めるべきであることが提言された。


3.会議の結論

 全体として了承された内容は以下の通りです。

1. 電気・情報関連学会連絡協議会を新年度に発足させる。運営は学会間の回り持ちとし、特別の機関は設けない。実行面での委員は総務理事と事務局長とする。
2. 共通電子ジャーナルに向けた検討に関しては、電子ジャーナルに対する科研費の実現が前提となるので、この実現の方向が見えるまでは、上記の電気・情報関連学会連絡議会の中で対応する。


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