音声研究会 1999(平成11)年度 発表論文目録

{SP99-1} 望月亮・西村洋文・蓑輪利光((松下通工),新居康彦(金沢工大),
``波形接続合成に用いるVCV素片データベースの構築方法,''
信学技報, SP99-1, pp.1--8, May 1999.
{ 波形接続合成,VCV素片データベース,ターゲットピッチパターン,ピッチ変換 }

{SP99-2} 水澤紀子(NTT PF研),村上仁一(鳥取大),東田正信(NTT PF研),
``音節波形接続による単語音声合成,''
信学技報, SP99-2, pp.9--16, May 1999.
{ 単語音声合成,録音編集方式,音節波形接続,韻律的特徴,モーラ位置,モーラ数 }

{SP99-3} ジンドン チェン・ニック キャンベル(ATR),
``音声波形接続型音声合成のための物理的距離関数,''
信学技報, SP99-3, pp.17--22, May 1999.
{ 音声合成,波形接続,評価方式,物理的距離関数,音声波形比較 }

{SP99-4} メロン ヨラム・広瀬啓吉(東大),
``選択型合成における重み学習,''
信学技報, SP99-4, pp.23--30, May 1999.
{ 音声合成,選択型合成,パラメータ推定,回帰的学習 }

{SP99-5} 高野哲・阿部匡伸 (NTT SP研),
``振幅スペクトルの微細成分を取り入れたボコーダ型音声合成方式,''
信学技報, SP99-5, pp.31--38, May 1999.
{ テキスト音声合成システム,スペクトル変形,基本周波数,ボコーダ }

{SP99-6} 松田勝敬・粕谷英樹(宇都宮大・工),
``ささやき声の音響特性と音声合成法,''
信学技報, SP99-6, pp.39--46, May 1999.
{ ささやき声,フォルマント周波数,喉頭内視鏡,MRI,電気回路モデル,音声合成 }

{SP99-7} 阿部匡伸・水野秀之・水野理・野田喜昭・中嶌信弥(NTT SP研),
``音声作成ツール −Sesign99−,''
信学技報, SP99-7, pp.47--52, May 1999.
{ 音声合成・韻律パラメータ・マルチメディア }

{SP99-8} 白木善尚(NTT CS基礎研究所),
``Yang−Mills方程式のモジュライと話者適応,''
信学技報, SP99-8, pp.53--60, May 1999.
{ スペクトルの補間,ヤン−ミルズ方程式,モジュライ,ディラック作用素,ラプラシアン,平坦接続,動的尺度,区分(局所)線形補間,IFIS }

{SP99-9} 川波弘道・広瀬啓吉(東大),
``韻律構造に基づく対話調音声の発話速度の分析と規則化,''
信学技報, SP99-9, pp.1--8, May 1999.
{ 対話音声,発話速度,韻律構造,韻律規則,音声合成 }

{SP99-10} 前川 喜久雄(国立国語研),北川智利(東京都立大院),
``パラ言語情報の生成と知覚:多次元尺度法による布置と音響特徴の関係,''
信学技報, SP99-10, pp.9--16, May 1999.
{ パラ言語情報,同定実験,類似度,多次元尺度構成法,重回帰分析 }

{SP99-11} 北川 敏・ニック キャンベル (ATR),
``日本語文音声における韻律情報と焦点の検討,''
信学技報, SP99-11, pp.17--22, May 1999.
{ 基本周波数,音素継続時間,焦点抽出,自動抽出 }

{SP99-12} 峯松信明・藤澤 友紀子・中川聖一 (豊橋技科大),
``発音上の癖の自動推定に基づく英単語発音の韻律評価,''
信学技報, SP99-12, pp.23--30, May 1999.
{ 発音上の癖,韻律的評価,強/弱勢音節HMM,最適重み,語学 CAI }

{SP99-13} 野村和弘・河原達也・堂下修司 (京大),
``F0パターンに基づく講義音声の文単位へのセグメンテーション,''
信学技報, SP99-13, pp.31--38, May 1999.
{ セグメンテーション,韻律情報,F0,文境界,フィラー }

{SP99-14} 神谷 賢(ファナック),有泉 均 (山梨大・工),
``加速度切換え制御を用いたF0パタン生成過程モデルの導出,''
信学技報, SP99-14, pp.39--46, May 1999.
{ 規則合成,基本周波数パタン制御,喉頭の力学モデル }

{SP99-15} 藤野昭典・鏑木時彦・誉田雅彰(NTT研究所),村野恵美・新美成二(東大院・医),
``無声子音生成における調音器官と声門の運動タイミングの分析,''
信学技報, SP99-15, pp.47--54, May 1999.
{ 無声破裂音,無声摩擦音,運動タイミング,声道閉鎖/せばめ,声門開大 }

{SP99-16} 鏑木時彦・誉田雅彰・岡留 剛(NTT研究所,CREST/JST),
``多次元不変特徴タスクを用いた調音運動の軌道生成 ,''
信学技報, SP99-16, pp.55--62, May 1999.
{ 調音運動,調音結合,不変的特徴,軌道生成,運動タスク }

{SP99-17} 緒方公一・山口政幸・園田頼信(熊本大・工),
``縦続1次系に基づいた調音運動表現と運動特徴についての検討,''
信学技報, SP99-17, pp.63--70, May 1999.
{ 調音運動,調音モデル,縦続1次系,発話タイミング,発話速度,音声の時間構造 }

{SP99-18} 山下昌毅・杉山雅英 (会津大),
``話者認識を用いたコンピュータセキュリティシステムの評価,''
信学技報, SP99-18, pp.1--8, June 1999.
{ 話者認識,セキュリティ }

{SP99-19} 西田昌史・有木康雄(龍谷大),
``ガウス分布から導出される部分空間法による話者照合法の検討,''
信学技報, SP99-19, pp.9--16, June 1999.
{ 話者照合,話者部分空間,部分空間法,ベイズ識別,重み付きマハラノビス距離 }

{SP99-20} 佐々木隆仁・垣渕洋一(アルファ・オメガソフト),
``音声による心理分析ソフト「Truster」を用いた感情分析アルゴリズム,''
信学技報, SP99-20, pp.17--23, June 1999.
{ 音声認識,心理分析,感情分析,音声心理 }

{SP99-21} 熊谷 勝・三輪譲二(岩手大),
``電子メールとWeb技術を用いた公衆型音声分析システム,''
信学技報, SP99-21, pp.25--32, June 1999.
{ 音声分析,インターネット,公衆型,電子メール,Web,語学学習 }

{SP99-22} 内田貴之・杉山雅英 (会津大),
``音声の標本化周波数の自動識別方法,''
信学技報, SP99-22, pp.33--40, June 1999.
{ 標本化周波数,LPCケプストラム,音声検索,パターン認識 }

{SP99-23} 柏野邦夫・村瀬  洋(NTT CS基礎研究所),
``時系列アクティブ探索法における音響信号の高速AND/OR探索,''
信学技報, SP99-23, pp.41--48, June 1999.
{ 音響探索,音響検索,枝刈り,時系列,アクティブ探索 }

{SP99-24} 牧野正三(東北大),
``音声認識と理解のメカニズム,''
信学技報, SP99-24, pp.49--56, June 1999.
{ 音声認識,音声理解,現状,問題点,将来方向 }

{SP99-25} 杉山雅英(会津大),
``音響情報の検索,''
信学技報, SP99-25, pp.27--64, June 1999.
{ 音響情報,マルチメディア処理,音響セグメント,探索手法,情報検索 }

{SP99-26} 今井裕志(東洋大),井ノ上直己・橋本和夫(KDD研究所),米山正秀(東洋大),
``未知語処理のための繰り返し音声検出手法,''
信学技報, SP99-26, pp.1--6, June 1999.
{ 音声入力,情報検索,未知語検出,繰り返し音声 } 

{SP99-27} 渡邉括行・杉山雅英 (会津大),
``字幕自動生成における字幕と音声の時間軸整合の検討,''
信学技報, SP99-27, pp.7--14, June 1999.
{ ビデオデータ,字幕,時間軸整合,DPマッチング }

{SP99-28} 近藤正人(名大工学研究科)・武田一哉(名大工学研究科/名大統合音響情報研究拠点),板倉文忠(名大情報メディア教育センター/名大統合音響情報研究拠点),
``帯域別ダイナミックレンジによる音声認識率の予測,''
信学技報, SP99-28, pp.15--20, June 1999.
{ 音声認識,音声明瞭度,ダイナミックレンジ }

{SP99-29} シンガー ハラルド(ATR),
``音響モデルの構造決定のための統一的な枠組:最尤推定による逐次状態分割法と質問に基づく決定木生成法,''
信学技報, SP99-29, pp.21--26, June 1999.
{ 音声認識,音響モデル,音素環境依存,音素決定木 }

{SP99-30} 佐藤庄衛・今井亨・安藤彰男(NHK),
``音響モデル精度向上のための学習サンプル自動選択,''
信学技報, SP99-30, pp.27--32, June 1999.
{ ニュース音声,音声認識,音響モデル,音声データベース,HMM,学習 }

{SP99-31} 山本一公・岩井直美・中川聖一 (豊橋技科大),
``発話スタイルの違いが音声認識に及ぼす影響についての検討,''
信学技報, SP99-31, pp.33--40, June 1999.
{ 音声認識,対話音声,発話スタイル,発話速度,音韻間距離 }

{SP99-32} 西村竜一 (奈良先端大),梶田将司・武田一哉・板倉文忠 (名大情報メディア教育センター/名大工学研究科),鹿野清宏 (奈良先端大),
``音声入力を利用したWebコンテンツの作成支援環境,''
信学技報, SP99-32, pp.41--48, June 1999.
{ インターネット,WWW,音声入力,音声認識,音声分析システム }

{SP99-33} 中川聖一・岩井直美・山本一公 (豊橋技科大),
``話者の同定を組み込んだニュース音声の認識,''
信学技報, SP99-33, pp.49--56, June 1999.
{ 音声認識,ニュース音声,話者適応,話者識別,話者交替識別 }

{SP99-34} 緒方淳・鷹尾誠一・長谷川桂子・有木康雄 (龍谷大),
``英語・日本語ニュースの相互検索の検討,''
信学技報, SP99-34, pp.57--64, June 1999.
{ 大語彙連続音声認識,記事検索,単語重要度 }

{SP99-35} 青山一美 (早稲田大学理工学部),川森雅人・田本真詞・相川清明 (NTT研究所),
``マルチモーダル音声対話における視覚情報の効果,''
信学技報, SP99-35, pp.65--71, June 1999.
{ マルチモーダル対話,視覚情報,システムの状態提示,ヒューマンインタフェース }

{SP99-36} 山本博史・匂坂芳典(ATR),
``品詞N−gramと単語N−gramの融合言語モデル,''
信学技報, SP99-36, pp.73--78, June 1999.
{ MAP推定,クラスN−gram,自動クラス分類 }

{SP99-37} 堀智織(東工大),加藤正治・伊藤彰則・好田正紀(山形大),
``確率文脈自由文法を用いた言語モデルの構築と音声認識実験による評価,''
信学技報, SP99-37, pp.79--86, June 1999.
{ 音声認識,言語モデル,確立文脈自由文法,係受け文法,Inside-Outsideアルゴリズム }

[SP99-38} 内山将夫・松本弘 (信州大),
``仮名文字と連語登録を併用した統計的言語モデル,''
信学技報, SP99-38, pp.87--94, June 1999.
{ 統計的言語モデル,音声認識,未知語 }

{SP99-39} 伊藤彰則・好田正紀 (山形大),M.オステンドルフ(ボストン大),
``尤度差に基づくn−gram言語モデル評価のための指標,''
信学技報, SP99-39, pp.95--102, June 1999.
{ 統計的言語モデル,評価,perplexity,混合言語モデル }

{SP99-40} 河原英紀(和歌山大/ATR/CREST),Parham Zolfaghari(CREST/ATR),Alain de Cheveigne(IRCAM/CNRS),Roy D. Patterson(Cambridge大,CNBH),
``周波数から瞬時周波数への写像の不動点を用いた音源情報の抽出について,''
信学技報, SP99-40, pp.1--8, July 1999.
{ 瞬時周波数, 基本周波数, 不動点, 信号対雑音比 } 

{SP99-41} 小野順貴・安藤 繁(東大),
``隣接サブバンド間の瞬時周波数差を利用した調波信号抽出,''
信学技報, SP99-41, pp.9--16, July 1999.
{ 瞬時周波数, サブバンド, 調波信号 }

{SP99-42} 松本欣也・船田哲男(金沢大),
``スペクトル傾斜検出フィルタを用いた単語音声認識,''
信学技報, SP99-42, pp.17--22, July 1999.
{ スペクトル傾斜, FTTSS, 閾値処理, 耐雑音性 }

{SP99-43} 山本一公・中川聖一(豊橋技科大),
``音声知覚実験による音声認識モデル単位の検討,''
信学技報, SP99-43, pp.23--30, July 1999.
{ 音声認識, 音声知覚, 認識モデル単位, 音節, triphone }

{SP99-44} 林 康子・積山 薫(金沢大),
``音素カテゴリーの発達 ―劣化した音声による検討― ,''
信学技報, SP99-44, pp.31--38, July 1999.
{ 音素カテゴリー, 音声知覚, 発達, 明瞭度 }

{SP99-45} 駒木亮・山田玲子(ATR人間情報通信研),ヨンオン チェ(デューク大),
``米語/r/,/l/音の知覚に及ぼす母語の影響 − 韓国語話者と日本語話者の比較 − ,''
信学技報, SP99-45, pp.39--46, July 1999.
{ 音声知覚, 第二言語, 音声習得, 知覚的同化, 言語間比較 }

{SP99-46} 北原真冬(インディアナ大),
``母音の無声化とアクセントの機能,''
信学技報, SP99-46, pp.47--51, July 1999.
{ ピッチアクセント, 母音の無声化, ピッチ上昇, アクセント移動, アクセントの機能 }

{SP99-47} 沢田晴彦(金沢大),
``吃音の要因としての文の長さと調音が音読潜時に与える影響 ,''
信学技報, SP99-47, pp.53--60, July 1999.
{ 吃音, 音読潜時, 調音 }

{SP99-48} エリオット モレトン(NTT CS基礎研/Massachusetts大),天野成昭(NTT CS基礎研),
``辞層における音素配列規則が日本語の母音の長さの知覚に及ぼす効果,''
信学技報, SP99-48, pp.1--8, July 1999.
{ 音素配列規則, 辞層, PEST法, 母音境界, 知覚 }

{SP99-49} 上田和夫(京都府立大),
``聴覚短期記憶の干渉効果:課題負荷と音の流れの分凝,''
信学技報, SP99-49, pp.9--14, July 1999.
{ 高さの再認, 数詞の系列再生, STRAIGHT分析合成音声, 二重課題による負荷, 音の流れの分凝 }

{SP99-50} カラン明子・正木信夫(ATR人間情報通信研),
``文字と音声の提示が母音知覚・母音生成に与える影響,''
信学技報, SP99-50, pp.15--22, July 1999.
{ 視聴覚情報処理, 音声情報処理, 反応潜時 }

{SP99-51} 積山 薫(金沢大),
``雑音下の視聴覚音声知覚 ―調音位置による違い―,''
信学技報, SP99-51, pp.23--30, July 1999.
{ 音声知覚, 口の動き, 視聴覚統合, マガーク効果, ノイズの強さ, 調音位置 }

{SP99-52} 鳥山覚司・真辺一近・力丸 裕(同志社大),
``ニホンザルによる継続的ピッチ変化を伴うクー音の弁別,''
信学技報, SP99-52, pp.31--38, July 1999.
{ クー音, ピッチ知覚, カテゴリカルな知覚, ニホンザル }

{SP99-53} ハビブザデ。バネギ/フーシャン・北澤/茂良 (静岡大),
``Meddis 内有毛細胞(IHC)モデルに基づく多重チャンネル聴覚・逆聴覚モデルの作成,''
信学技報, SP99-53, pp.39--45, July 1999.
{ 内有毛細胞, 聴覚モデル, フィルタバンク, 半波整流器, 逆聴覚モデル, Meddisモデル } 

{SP99-54} 伊藤一仁・赤木正人(北陸先端大),
``両耳間時間差検出における神経インパルスのゆらぎの役割 ,''
信学技報, SP99-54, pp.47--52, July 1999.
{ 両耳間時間差, 時間差検出回路モデル, シナプス伝達, 聴神経インパルス, 時間的ゆらぎ }

{SP99-55} 阪本正治・斉藤 隆(日本IBM),
``ウェーブレット変換を用いた自動ピッチマーキング手法,''
信学技報, SP99-55, pp.1--8, Aug. 1999.
{ ピッチマーキング, ウェーブレット変換, 声門閉鎖点, ダイナミックプログラミング }

{SP99-56} 阪本正治(日本IBM),山田道夫(東大),
``音声の調波構造を利用した音源分離手法,''
信学技報, SP99-56, pp.9--16, Aug. 1999.
{ 音源分離, ガボールウェーブレット, ウェーブレット変換, 聴覚による情景解析 }

{SP99-57} 深林太計志・西本 修(静岡大),
``スペクトル包絡の非線形処理による特徴抽出,''
信学技報, SP99-57, pp.17--24, Aug. 1999.
{ スペクトルの谷, 非線形処理, 谷ケプストラム係数, △ケプストラム係数, 動的特徴量 }

{SP99-58} 高良富夫・國吉徹也・木下正仁・泉 和人・長山 格(琉球大),
``ケプストラム法を用いた歌声合成におけるピッチパターンとスペクトルデータの検討,''
信学技報, SP99-58, pp.25--31, Aug. 1999.
{ 歌声, 合成, ケプストラム, ピッチパターン, 接続規則 }

{SP99-59} 吉村貴克・徳田恵一(名工大), 益子貴史・小林隆夫(東工大), 北村 正(名工大),
``HMMに基づく音声合成におけるスペクトル・ピッチ・状態継続長の同時モデル化,''
信学技報, SP99-59, pp.33--38, Aug. 1999.
{ HMM, テキスト音声合成, メルケプストラム, 韻律モデル, コンテキストクラスタリング }

{SP99-60} 高良富夫(琉球大),
``遺伝的アルゴリズムを用いた隠れマルコフモデルの構造選択と音声認識,''
信学技報, SP99-60, pp.39--46, Aug. 1999.
{ 遺伝的アルゴリズム, 隠れマルコフモデル, 音声自動認識, 構造, 最適化 }

{SP99-61} 徳田恵一(名工大),
``隠れマルコフモデルの音声合成への応用,''
信学技報, SP99-61, pp.47--54, Aug. 1999.
{ 音声合成, 隠れマルコフモデル, 動的特徴, パラメータ生成 }

{SP99-62} 宮島千代美(名工大,ATR),渡辺秀行(ATR),徳田恵一・北村 正(名工大),片桐 滋(ATR,NTT),
``識別的特徴抽出に基づく話者認識 ― メルケプストラム特徴の最適化 ― ,''
信学技報, SP99-62, pp.1--8, Aug. 1999.
{ 話者認識, 識別的特徴抽出, メルケプストラム推定, 2次オールパス関数 }

{SP99-63} 内部利明・黒岩眞吾・樋口宜男(KDD),
``話者モデル学習時の尤度上昇幅を用いた話者照合閾値設定法,''
信学技報, SP99-63, pp.9--14, Aug. 1999.
{ 話者照合, 閾値, 尤度正規化, 隠れマルコフモデル }

{SP99-64} 古山純子・小林哲則(早大),
``部分隠れマルコフモデルによる単語音声認識,''
信学技報, SP99-64, pp.15--20, Aug. 1999.
{ 音響モデル, HMM, PHMM, 単語認識 }

{SP99-65} 山入端 正稔・長木栄二・高良富夫・長山 格(琉球大),
``状態単位の交叉・突然変異を用いた連続型隠れマルコフモデルの進化的構造選択,''
信学技報, SP99-65, pp.21--26, Aug. 1999.
{ 音声認識, 連続型隠れマルコフモデル, 遺伝的アルゴリズム, 交叉, 突然変異 }

{SP99-66} 宮井啓吉・山下洋一(立命館大),
``履歴のクラスタリングを用いた言語モデル,''
信学技報, SP99-66, pp.27--34, Aug. 1999.
{ 言語モデル, クラスタリング, 単語履歴, スムージング, HMM }

{SP99-67} 阿部芳春・伍井啓恭・丸田裕三・中島邦男(三菱電機),
``認識誤り傾向の確率モデルを用いた二段階探索法による大語彙連続音声認識,''
信学技報, SP99-67, pp.35--42, Aug. 1999.
{ 大語彙連続音声認識, 多段階探索, 統計的誤りモデル, 1パスDP, 最良優先探索, 統計的言語モデル }

{SP99-68} 村井則之・小林哲則(早大),
``統計的発話交代・話者モデルを用いた複数話者対話音声の認識,''
信学技報, SP99-68, pp.43--48, Aug. 1999.
{ 複数話者, 対話音声認識, 統計的発話交代モデル, 統計的話者モデル, Onepass アルゴリズム }

{SP99-69} 鷹尾誠一・緒方 淳・長谷川 桂子・有木康雄(龍谷大),
``単語の相関空間における英語・日本語ニュースの相互検索,''
信学技報, SP99-69, pp.49--56, Aug. 1999.
{ 大語彙連続音声認識, 記事検索, 単語の相関空間, クロスリンガル情報検索 }

{SP99-70} 伊田政樹・森 弘之(オムロン), 中村 哲, 鹿野清宏(奈良先端大),
``実騒音環境におけるハンズフリー単語音声認識,''
信学技報, SP99-70, pp.57--62, Aug. 1999.
{ 音声認識, 実環境, ハンズフリー, 雑音除去, マイクロホンアレー, スペクトル減算 }

{SP99-71} 岡田有加・西浦敬信・中村 哲・鹿野清宏(奈良先端大), 山田武志(筑波大),
``音声の長時間スペクトル特性を考慮したアダプティブマイクロホンアレーによる音声認識,''
信学技報, SP99-71, pp.63--68, Aug. 1999.
{ マイクロホンアレー, AMNOR, 音声認識 }

{SP99-72} 守谷健弘(NTT研究所),
``音声と楽音の情報圧縮の原理と標準化,''
信学技報, SP99-72, pp.1--6, Sep. 1999.
{ MPEG−4, ITU−T, 音声符号化, 楽音符号化, 適応処理 }

{SP99-73} 坂野秀樹・武田一哉(名古屋大・工),板倉文忠(名古屋大・情報メディア),
``短時間位相の違いによる音色の変化に関する検討,''
信学技報, SP99-73, pp.7--14, Sep. 1999.
{ 短時間位相, 聴覚特性, 群遅延, 零位相, 非零位相 }

{SP99-74} 江原宏幸(松下通信),安永和敏(松下技研),吉田幸司(松下通信),森井利幸(松下技研),
``少数パルス駆動音源を用いる低ビットレート音声符号化方式の品質改善,''
信学技報, SP99-74, pp.15--21, Sep. 1999.
{ 音声符号化, CELP, 低ビットレート, 代数符号帳, パルス }

{SP99-75} 栗田悟史・猿渡 洋(名古屋大・工),梶田将司(名古屋大・情報メディア),武田一哉(名古屋大・工),板倉文忠(名古屋大・情報メディア),
``指向特性を利用したブラインド信号分離の残響下における評価,''
信学技報, SP99-75, pp.23--28, Sep. 1999.
{ ブラインド信号分離, カルバック情報量, マイクロホンアレー, 指向特性, 残響 }

{SP99-76} 西 一樹(電通大),安藤 繁(東大・工),
``振幅変動とピッチ変動を同時に考慮した疑似周期信号抽出のためのIIR櫛形ディジタルフィルタ,''
信学技報, SP99-76, pp.29--34, Sep. 1999.
{ 擬似周期信号, くし形フィルタ, カルマンフィルタ, IIR ディジタルフィルタ, 定Q }

{SP99-77} 猿渡 洋(名古屋大・工/CIAIR),梶田将司(名古屋大・情報メディア/CIAIR),武田一哉(名古屋大・工/CIAIR),板倉文忠(名古屋大・情報メディア/CIAIR),
``雑音適応型の相補的指向特性形成法を用いた音声強調,''
信学技報, SP99-77, pp.1--8, Sep. 1999.
{ 音声強調, マイクロホンアレー, 相補的指向特性形成, 雑音適応, スペクトルサブトラクション }

{SP99-78} Zhibin Pan, Koji Kotani, Tadahiro Ohmi (東北大),
``Extracting person's speech individually from original records of meeting by speaker identification technique,''
信学技報, SP99-78, pp.9--13, Sep. 1999.
{ Extraction, individual's voice, Speech index, Speaker identification }

{SP99-79} 清水泰博(名古屋大・工),梶田将司(名古屋大・情報メディア),武田一哉(名古屋大・工), 板倉文忠(名古屋大・情報メディア),
``空間音響特性依存HMMによるスペースダイバーシチ型ロバスト音声認識,''
信学技報, SP99-79, pp.15--20, Sep. 1999.
{ 音声認識, HMM, 室内伝達特性, 分散型マイク, スペースダイバーシチ }

{SP99-80} 徳井直樹・中山謙二(金沢大学大学院自然科学研究科),平野晃弘(金沢大・工),
``Lattice形予測器を用いた直交変換形LMSアルゴリズムの安定化法,''  
信学技報, SP99-80, pp.21--28, Sep. 1999.
{ 適応フィルタ, Lattice形予測器, 直交変換, LMS, 反射係数, 重み係数 }

{SP99-81} 小林信幸(東京都立大),相川直幸(東京工科大),佐藤正光(東京都立大),
``遅延の少ない通過域最大平たん阻止域等リプル低域通過FIRフィルタの一設計法,''
信学技報, SP99-81, pp.29--35, Sep. 1999.
{ FIRフィルタ, 低遅延, 通過域最大平たん特性, 阻止域等リプル特性, Remezアルゴリズム }

{SP99-82} 澤田洋之(都立大),相川直幸(東京工科大),佐藤正光(都立大),
``複素係数を持つオールパスフィルタの一設計法,''
信学技報, SP99-82, pp.37--42, Sep. 1999.
{ オールパスフィルタ, 複素係数, 逐次射影法, 等リプル特性 }

{SP99-83} 川上 篤(金沢大・工),
``2次元ディジタルシステムの一非干渉化法,''
信学技報, SP99-83, pp.43--48, Sep. 1999.
{ 非干渉化, 多入力−多出力系システム, 2次元システム, 動的フィードバック }

{SP99-84} 山崎彰一郎(YRP基盤研),浅野 篤・田中宏和(東芝),
``移動通信におけるマルチメディア再生特性の改善法,''
信学技報, SP99-84, pp.49--54, Sep. 1999.
{ マルチメディア移動体通信, MPEG-4 ビデオ, マルチメディア多重, ターボ符号 }

{SP99-85} 宮永喜一(北大),
``自律分散型音声認識システムの設計とそのLSI化について,''
信学技報, SP99-85, pp.55--60, Sep. 1999.
{ 並列・分散音声情報処理, 協調型エージェント処理, ロバスト音声分析 }

{SP99-86} 櫻庭京子(名古屋大),今泉  敏(東大),筧  一彦(名古屋大),
``幼児・児童の感情表現における音響的分析――「ぴかちゅう」に込められた感性情報――,''
信学技報, SP99-86, pp.1--8, Oct. 1999.
{ 幼児, 児童, 感情表現, 感情, 音響分析 }

{SP99-87} 坂口恒彦,吉田利信(電通大),
``音節の継続時間長と基本周波数の相関,''
信学技報, SP99-87, pp.9--16, Oct. 1999.
{ テキスト音声合成, 韻律制御, 継続時間長, 基本周波数 }

{SP99-88} 斉藤  隆,阪本正治(日本IBM),
``テキスト音声合成を利用した音素・韻律統合ラベリングシステム,''
信学技報, SP99-88, pp.17--24, Oct. 1999.
{ テキスト音声合成, 音声コーパス, 音素・韻律ラベリング }

{SP99-89} 東  弘人,川又政征(東北大),
``振幅スペクトルからの音声合成法におけるピッチ変換法,''
信学技報, SP99-89, pp.25--30, Oct. 1999.
{ ピッチ変換, LSEE-MSTFTM アルゴリズム, サンプリング変換, 振幅スペクトル, スペクトル包絡 }

{SP99-90} 尾上和穂,世木寛之,佐藤庄衛,今井  亨,安藤彰男(NHK),
``中継などの様々な音響下でのニュース音声認識,''
信学技報, SP99-90, pp.31--36, Oct. 1999.
{ 大語彙連続音認識, ニュース, 字幕, 音響環境 }

{SP99-91} 清山信正(NHK),
``話速変換技術の基礎,''
信学技報, SP99-91, pp.37--44, Oct. 1999.
{ 話速変換, 高齢者, 放送サービス, 実用化, 外国語 }

{SP99-92} 筒井京弥(ソニー),
``オーディオ符号化の基礎,''
信学技報, SP99-92, pp.45--52, Oct. 1999.
{ 波形符号化, 聴覚的符号化, マスキング効果, QMF, PQF, MDCT }

{SP99-93} 中川聖一(豊橋技科大),
``音声認識研究の課題,''
信学技報, SP99-93, pp.1--6, Dec. 1999.
{ 音声認識, 音響モデル, HMM, 言語モデル, パープレキシティ,N-gram }

{SP99-94} 西村雅史(日本IBM),
``日本語ディクテーションシステムの現状と今後の課題,''
信学技報, SP99-94, pp.7--12, Dec. 1999.
{ ディクテーション, 大語彙連続音声認識, 自由発話, 音声理解 }

{SP99-95} 藤澤友紀子・峯松信明・中川聖一(豊橋技科大),
``英単語音声の強勢音節検出におけるHMMとDPマッチングの比較,''
信学技報, SP99-95, pp.13--18, Dec. 1999.
{ HMM, DPマッチング, 強勢パターン同一性判定, スペクトル, パワー, ピッチ, 継続長 }

{SP99-96} 張 勁松・広瀬啓吉(東大),
``逐次クラスタリングと線形判別分析による中国語 声調核の検出,''
信学技報, SP99-96, pp.19--24, Dec. 1999.
{ 声調核, 逐次クラスタリング, 線形区別分析, 仮説検定, 声調認識 }

{SP99-97} 中島雄大(早稲田大)・大川茂樹(千葉工大)・白井克彦(早稲田大),
``マルチバンド型音声認識のための部分帯域特徴量の情報量評価,''
信学技報, SP99-97, pp.25--30, Dec. 1999.
{ マルチバンド型音声認識, 実環境下音声認識, 部分帯域特徴量, 条件付エントロピー }

{SP99-98} 松田繁樹・中井 満・下平 博・嵯峨山茂樹(北陸先端大),
``状態遷移に順序関係を持つ非同期遷移型HMM,''
信学技報, SP99-98, pp.31--36, Dec. 1999.
{ 音声認識, 非同期遷移型HMM, 時間方向共有構造, 特徴量別音素環境クラスタリング }

{SP99-99} 加藤恒夫・黒岩眞吾・清水 徹・樋口宜男(KDD研究所),
``不特定話者混合分布HMMにおけるTree-Basedクラスタリングの検討,''
信学技報, SP99-99, pp.37--42, Dec. 1999.
{ 音声認識, 音響モデル, トライフォン, 混合分布, クラスタリング }

{SP99-100} 李 晃伸・河原達也(京大),武田一哉(名大),鹿野清宏 (奈良先端大),
``Phonetic Tied-Mixture モデルを用いた大語彙連続音声認識,''
信学技報, SP99-100, pp.43--48, Dec. 1999.
{ triphone, tied-mixture, PTM, 大語彙連続音声認識,Gaussian pruning }

{SP99-101} 江森 正・篠田浩一(NEC C&Cメディア研),
``音声認識のための高速最ゆう推定を用いた声道長正規化,''
信学技報, SP99-101, pp.49--54, Dec. 1999.
{ 音声認識, 隠れマルコフモデル, 話者正規化, 声道長, 最ゆう推定 }

{SP99-102} 加納淳也・加藤正治・伊藤彰則・好田正紀(山形大),
``話者照合における話者モデルのMLLR適応の検討,''
信学技報, SP99-102, pp.55--60, Dec. 1999.
{ 話者照合, MLLR適応, 回帰クラスタ, MDL基準 }

{SP99-103} Zhibin Pan(東北大),Koji Kotani(東北大),Tadahiro Ohmi(東北大) ,
``A nonlinear cepstral compensation method for noisy speech processing,''
信学技報, SP99-103, pp.61--65, Dec. 1999.
{ nonlinear average, cepstrum compensation, noisy speech }

{SP99-104} 李 宝潔・広瀬 啓吉(東大),
``音素間相互情報を利用した音素ペアモデルによる話者適応,''
信学技報, SP99-104, pp.67--71, Dec. 1999.
{ 音声認識, 頑健, 音素相関, 話者適応, ペアモデル, 認識システム }

{SP99-105} 藤本雅清・有木康雄(龍谷大),
``カルマンフィルタによる雑音除去法を用いた雑音環境下での音声認識,''
信学技報, SP99-105, pp.73--78, Dec. 1999.
{ 雑音環境下での音声認識, 雑音除去, 高速カルマンフィルタ, 実時間向け処理 }

{SP99-106} 三木一浩・西浦敬信・中村 哲・鹿野清宏(奈良先端大),
``HMMを用いた環境音識別の検討,''
信学技報, SP99-106, pp.79--84, Dec. 1999.
{ 環境音, 音声認識, HMM }

{SP99-107} Panikos Helacleous・中村 哲・鹿野清宏(奈良先端大),
``複数話者の音声認識における音源方向経路間距離を用いた3-D N-best 探索法の改善,''
信学技報, SP99-107, pp.85--89, Dec. 1999.
{ 音声認識, ハンズフリー音声, 複数話者, マイクロホンアレー }

{SP99-108} 西崎博光・中川聖一(豊橋技科大),
``キーワードの音声入力によるニュース音声の検索法,''
信学技報, SP99-108, pp.91--96, Dec. 1999.
{ 音声認識, 情報検索, ニュース音声, キーワード, 関連度 }

{SP99-109} 鷹尾誠一・緒方 淳・有木康雄(龍谷大),
``ニュース音声に対する検索方法の比較,''
信学技報, SP99-109, pp.97--102, Dec. 1999.
{ 大語彙連続音声認識, 記事検索, TF-IDFを考慮した相互情報量, 単語空間 }

{SP99-110} 堀 智織・古井貞熙(東工大),
``話題語と言語モデルを用いた音声自動要約法の検討,''
信学技報, SP99-110, pp.103--108, Dce. 1999.
{ 音声要約, 単語重要度スコア, 言語尤度, 動的計画法 }

{SP99-111} 松本 弘(信州大),
``音声認識における環境適応技術,''
信学技報, SP99-111, pp.109--114, Dec. 1999.
{ Robust speech recognition, HMM, Adaptation, Convolutional noise, Spectral subtraction }

{SP99-112} 中村 哲(奈良先端大),
``実環境におけるハンズフリー音声認識,''
信学技報, SP99-112, pp.115--120, Dec. 1999.
{ 音声認識, 実環境, ハンズフリー, 遠隔発話, マイクロホンアレー, モデル適応化, HMM合成 }

{SP99-113} 小林哲則・白井克彦(早稲田大),
``ヒューマノイドロボットにおけるマルチモーダル会話インタフェース,''
信学技報, SP99-113, pp.121--126, Dec. 1999.
{ 音声対話, 会話ロボット, ヒューマノイドロボット, グループ会話 }

{SP99-114} 古井貞熙(東工大),
``Ubiquitous/Wearable Computing 環境における音声認識の展望,''
信学技報, SP99-114, pp.127--132, Dec. 1999.
{ ubiquitous computing, wearable computing, 音声認識, 音声理解, ヒューマンインタフェース }

{SP99-115} 春野雅彦(ATR),
``機械学習の手法による自然言語処理,''
信学技報, SP99-115, pp.1--6, Dec. 1999.
{  }

{SP99-116} 飯田 仁(SONY CSL),
``言語の理論とコミュニケーション媒体としての言語,''
信学技報, SP99-116, pp.7--11, Dec. 1999.
{ コミュニケーション, 原初的な対話, 未分化な発話, 一語発話, 間接発話行為 }

{SP99-117} 榎本美香(千葉大)・土屋俊(千葉大),
``オーバーラップ発話の評定方法とその基礎統計 〜 日本語地図課題対話を通して 〜 ,''
信学技報, SP99-117, pp.13--18, Dec. 1999.
{ オーバーラップ, 発話機能, 対話方略, 対話コミュニケーション, 対話コーパス }

{SP99-118} 川口由起子・土屋 俊(千葉大),
``ターン交代規則の破綻例の会話の含みによる説明の試み,''
信学技報, SP99-118, pp.19--24, Dec. 1999.
{ 音声対話, ターン, 会話的含み, オーバーラップ, 協調原則, 日本語地図課題コーパス }

{SP99-119} 平沢純一・宮崎 昇・中野幹生・相川清明(NTT研究所),
``音声対話システムの誤解に対するユーザ応答の分析,''
信学技報, SP99-119, pp.25--30, Dec. 1999.
{ 音声対話システム, 誤解, 誤解の訂正, 確認発話 }

{SP99-120} 小坂哲夫・植山輝彦・櫛田晃弘・山田雅章・小森康弘(キャノン),
``スカラ量子化を利用したクライアント・サーバ型音声認識の実現とサーバ部の高速化の検討,''
信学技報, SP99-120, pp.31--36, Dec. 1999.
{ 音声認識, 音声符号化, スカラ量子化, クライアント・サーバ, 高速化, HMM }

{SP99-121} シンガー ハラルド・グルーン ライナー・内藤正樹・塚田 元・西野敦士・中村 篤・匂坂芳典(ATR),
``クライアント・サーバ型ATR‐MATRIX,''
信学技報, SP99-121, pp.37--41, Dec. 1999.
{ 音声翻訳, 音声認識, システム }

{SP99-122} 北岡教英(デンソー/豊橋技科大),赤堀一郎(デンソー),中川聖一(豊橋技科大),
``認識結果の正解確率に基づく信頼度とリジェクション,''
信学技報, SP99-122, pp.43--48, Dec. 1999.
{ 正解確立, 信頼度, 尤度比, 継続時間の分散,リジェクション }

{SP99-123} 谷垣宏一・山本博史・匂坂芳典(ATR),
``未登録語のクラス依存サブワードモデルを用いた音声認識,''
信学技報, SP99-123, pp.49--54, Dec. 1999.
{ 未登録語, 未知語, 音声認識,サブワード, 統計的言語モデル,固有名詞 }

{SP99-124} 加藤直人(NHK技研),浦谷則好(ATR),江原暉将・安藤彰男(NHK技研),
``ニュース音声認識のための(n≧4)-gramを併用する言語モデル,''
信学技報, SP99-124, pp.55--60, Dec. 1999.
{ 言語モデル, 音声認識, n-gram, タスク適応, テレビニュース, perplexity }

{SP99-125} 花沢 健・坂井信輔 (NEC),
``パースフィルタリングを用いた連続音声の認識,''
信学技報, SP99-125, pp.61--66, Dec. 1999.
{ 統計的言語モデル, 文法知識, パーシング, リスコアリング }

{SP99-126} 岡 直生・加藤正治・伊藤彰則・好田正紀(山形大),
``音素グラフに基づく仮説制限法を用いた大語彙連続音声認識の検討,''
信学技報, SP99-126, pp.67--72, Dec. 1999.
{ 大語彙連続音声認識, 隠れマルコフ網, 探索手法, 音素グラフ, 1音素先読み }

{SP99-127} 岩野 公司・広瀬 啓吉(東大),
``語彙制約なし音声認識へのアクセント句境界情報の利用,''
信学技報, SP99-127, pp.73--78, Dec. 1999.
{ 連続音声認識, 語彙制限なし音声認識, 韻律情報, アクセント句境界検出,''

{SP99-128} 松井 淳・加藤直人・小林彰夫・今井 亨・田中英輝・安藤彰男(NHK技研),
``ニュース音声認識における直前原稿を利用した認識性能の改善,''
信学技報, SP99-128, pp.79--84, Dec. 1999.
{ ニュース音声認識, 直前記者原稿 }

{SP99-129} 今井 亨・小林彰夫・佐藤庄衛・安藤彰男(NHK技研),
``逐次2パスデコーダを用いたニュース音声認識システム,''
信学技報, SP99-129, pp.85--90, Dec. 1999.
{ 音声認識, 放送ニュース, 探索, 早期確定 }

{SP99-130} 板橋 秀一(筑波大),藤崎博也(東京理科大), 山本誠一(ATR), 板倉文忠(名古屋大), 古井貞熙(東工大), 広瀬啓吉(東大), 田中穂積(東工大),市川  熹(千葉大),
``パネル討論:音声言語関連大型プロジェクトの現状と将来,''
信学技報, SP99-130, pp.91--105, Dec. 1999.
{ 音声, 言語, 対話, 韻律, 話言葉 }

{SP99-131} 伝 優子(ATR/京大),正木信夫(ATR),
``単語アクセント型の発話潜時への影響,''
信学技報, SP99-131, pp.1--5, Jan. 2000.
{ 日本語アクセント型, 発話生成, 反応潜時, 調音運動 }

{SP99-132} 吉岡大祐・米崎 正・陸 金林・中村 哲・鹿野清宏(奈良先端大),
``ボコーダ型音声分析合成系STRAIGHTによる低ビットレート音声符号化,''
信学技報, SP99-132, pp.7--12, Jan. 2000.
{ 音声符号化, STRAIGHT, LSP, 多段ベクトル量子化 }

{SP99-133} 西浦敬信・中村 哲・鹿野清宏(奈良先端大),
``実環境における反射音を利用したマルチビームフォーミングの検討,''
信学技報, SP99-133, pp.13--20, Jan. 2000. 
{ 実環境, マイクロホンアレー, マルチビームフォーミング, 反射音 }

{SP99-134} 重永 実,
``感情の判別分析からみた感情音声の特性(VII)open な判別について,''
信学技報, SP99-134, pp.21--28, Jan. 2000.
{ 感情, 韻律情報, 感情の判別, 判別分析 }

{SP99-135} 奥村恭子・成川晃訓・渡辺好章・柳田益造(同志社大),
``音声認識における吃音処理に関する検討,''
信学技報, SP99-135, pp.29--36, Jan. 2000.
{ 吃音, DPマッチング, 単語認識, 連続音認識 }

{SP99-136} 大 聖一郎・広奥 暢・豊田規人(北海道情報大),
``音声信号中におけるリアプノフスペクトルとカオス性について,''
信学技報, SP99-136, pp.37--43, Jan. 2000.
{ カオス, 音声信号, FNN分析, リアプノフスペクトル }

{SP99-137} 西田昌史・有木康雄(龍谷大),
``部分空間法を用いた動的・静的特徴統合による話者照合,''
信学技報, SP99-137, pp.1--6, Jan. 2000.
{ 話者照合, 部分空間法, 話者固有空間, 話者の動的・静的特徴統合 }

{SP99-138} 山崎 信一(芝浦工大),谷本 益巳(科警研),柴山 秀雄・福永 一保(芝浦工大),
``LPC分析における極に着目した教師信号の作成に関する研究,''
信学技報, SP99-138, pp.7--12, Jan. 2000.
{ ハール関数, LPCケプストラム, ローカルピーク, ニューラルネットワーク, 学習データ }

{SP99-139} 伊原正典・赤坂貴志・岡 隆一(RWCP),
``ベイズ識別関数を利用した音素認識におけるメルケプストラムとスペクトルベクトル場の特徴比較,''
信学技報, SP99-139, pp.13--20, Jan. 2000.
{ ベイズ識別, 音素認識, 音声認識, 音声検索 }

{SP99-140} 三村正人・河原達也(京大),
``対話音声認識を指向した音響モデルの構築,''
信学技報, SP99-140, pp.21--28, Jan. 2000.
{ 対話音声, 音素コンテクスト依存HMM, 決定木クラスタリング }

{SP99-141} 高野 優(ATR),
``逐次状態分割法による混合分布構造の自動生成,''
信学技報, SP99-141, pp.29--34, Jan. 2000.
{ 音響モデル, HMM, 混合分布, 逐次状態分割法, トポロジー }

{SP99-142} 緒方淳・有木康雄(龍谷大),
``Lexical tree searchにおける探索ネットワーク構造の検討,''
信学技報, SP99-142, pp.35--40, Jan. 2000.
{ 大語彙連続音声認識, Lexical tree search, back-off bigram, ワードグラフ }

{SP99-143} 宮井啓吉・山下洋一(立命館大),
``言語モデルのための単語履歴クラスタリング,''
信学技報, SP99-143, pp.41--48, Jan. 2000.
{ 言語モデル, クラスタリング, 単語履歴, スムージング }

{SP99-144} 張 樹武・山本博史・匂坂芳典(ATR),
``単語の長距離依存関係を表す言語モデル Linkgram,''
信学技報, SP99-144, pp.49--54, Jan. 2000.
{ Linkgram, 長距離依存関係, エントロピー最大化基準 }

{SP99-145} 廣瀬良文(奈良先端大),伊藤克亘(電総研),鹿野清宏・中村 哲(奈良先端大),
``日本語ディクテーションシステムにおける「読み」言語モデルの利用,''
信学技報, SP99-145, pp.55--63, Jan. 2000.
{ 日本語ディクテーション, 言語モデル, 単語被覆率, 未知語 }

{SP99-146} 岡田一秀・堀内靖雄・市川 熹(千葉大),
``音声対話システムにおけるメタトピックの予測と応答合成,''
信学技報, SP99-146, pp.65--72, Jan. 2000.
{ メタトピック, スーパートピック, 状態遷移表 }

{SP99-147} 橋本智樹・梅谷征雄(静大),
``ピアノ音の物理シミュレーション ― 弦・駒・響板の連成解析をめざして ―,''
信学技報, SP99-147, pp.1--6, Feb. 2000.

{SP99-148} 田口友康(甲南大)・藤内祥正(日大豊山高),
``筑前琵琶のさわり音の音響解析,''
信学技報, SP99-148, pp.7--14, Feb. 2000.

{SP99-149} 三輪明宏・守田 了(山口大),
``能動環境における三重奏の音源分離,''
信学技報, SP99-149, pp.15--20, Feb. 2000.
{ 音源分離, 能動環境, ステレオ音楽音響信号 }

{SP99-150} 半田伊吹・木下智義・武藤 誠・坂井修一・田中英彦(東大),
``マン・マシン協調による採譜システム,''
信学技報, SP99-150, pp.21--26, Feb. 2000.
{ 採譜, マン・マシンシステム }

{SP99-151} 浜中雅俊(筑波大),後藤真孝・大津展之(電総研),
``学習するセッションシステム:演奏者の振る舞いのモデルの獲得,''
信学技報, SP99-151, pp.27--34, Feb. 2000.

{SP99-152} 岩上直樹・守谷健弘・神 明夫・森 岳至・千喜良和明(NTT),
``音源分離技術を用いた Segmental Intensity Expanding(Sinex) 符号化方式,''
信学技報, SP99-152, pp.1--6, Feb. 2000.

{SP99-153} 守谷健弘・森 岳至・岩上直樹・神 明夫(NTT),
``MPEG-4 TwinVQによる誤り耐性スケーラブル符号化,''
信学技報, SP99-153, pp.7--12, Feb. 2000.

{SP99-154} 平野崇・三輪譲二(岩手大),
``音声言語教育のための調音音響変換A-b-S法を用いた声道形の推定,''
信学技報, SP99-154, pp.13--18, Feb. 2000.
{ 音声言語教育, 声道形推定, 調音音響変換, A-b-S, 11次元声道形モデル, 典型値 }

{SP99-155} 漆原めぐみ(筑波大)・平賀瑠美(筑波技短)・五十嵐 滋(筑波大),
``楽曲構造に基く演奏の視覚化と分析,''
信学技報, SP99-155, pp.19--23, Feb. 2000.

{SP99-156} 川上 隆・中井 満・下平 博・嵯峨山 茂樹(北陸先端大),
``隠れマルコフモデルを用いた旋律への自動和声付け,''
信学技報, SP99-156, pp.25--32, Feb. 2000.
{ 隠れマルコフモデル, 和声付け, 調性認識 }

{SP99-157} 山崎博信・馬場口 登・北橋忠宏(阪大),
``ビデオデータにおける音声とクローズドキャプションの同期手法の検討,''
信学技報, SP99-157, pp.33--38, Feb. 2000.
{ インタモーダル協調, クロスモーダル検索, クローズドキャプション, 母音検出, フォルマント周波数 }

{SP99-158} 寺田 努・塚本昌彦・西尾 章治郎(阪大),
``Active Karaoke: アクティブデータベースを用いたカラオケの背景作成システム,''
信学技報, SP99-158, pp.39--44, Feb. 2000.

{SP99-159} 伊東 乾(慶應大)・榊原健一(NTT)・青木涼子(東京芸大)・小坂直敏(NTT),
``正弦波モデルによる能楽の解析と制作,''
信学技報, SP99-159, pp.45--48, Feb. 2000.

{SP99-160} 丹生かず代・山下夕香里(昭和大歯),和久本雅彦(ATR/昭和大),今井智子(国際医療福祉大),石野由美子・鈴木規子・道  健一(昭和大),
``下顎運動と舌運動の同期解析法の試み ― 健常成人における構音動態の観察 ―,''
信学技報, SP99-160, pp.1--8, March 2000.
{ 舌接触パターン, 電気的パラトグラム, 下顎運動, Sirognathograph }

{SP99-161} 大山 玄(徳島大),喜多村公一郎・三浦宏康(金沢工大),
``合成音を用いた囁き声のアクセント知覚に関する検討,''
信学技報, SP99-161, pp.9--16, March 2000.
{ 音声, 囁き声, アクセント, 知覚, 共振周波数, 強度 }

{SP99-162} 尾形エリカ・林 良子・今泉 敏(東大),平田直樹・森 浩一(国立リハセンタ),
``複合語の連濁・アクセント規則の認知機構,''
信学技報, SP99-162, pp.17--24, March 2000.
{ 複合語, 連濁規則, アクセント規則, N400, 脳磁図 }

{SP99-163} 大山 玄(徳島大),甲斐智裕・松盛浩典・伊藤陽一・三浦宏康(金沢工大),
``合成音声を用いた両耳合成に関する基礎的検討,''
信学技報, SP99-163, pp.25--32, March 2000.
{ 両耳合成, 合成音, 聴覚, 音声, 障害, 検査 }

{SP99-164} 高野佐代子・津崎 実・加藤宏明(ATR),
``発話の時間構造知覚における視聴覚の情報統合 ― 聴覚刺激を劣化させた場合 ―,'' 
信学技報, SP99-164, pp.33--40, March 2000.
{ 音声知覚, 時間知覚, 知覚感度, 視聴覚情報統合, 劣化音声 }

{SP99-165} 陸 健・上見憲弘・伊福部 達(北大),
``声調強調による中国人難聴者の語音弁別,''
信学技報, SP99-165, pp.41--46, March 2000.
{ ディジタル補聴器, 声調変形, ピッチ周波数, 四音 }

{SP99-166} 河合 剛(カリフォルニア大サンタクルーズ校),
``難聴児の発音学習のための音声認識モデルと音韻規則,''
信学技報, SP99-166, pp.47--53, March 2000.
{ 難聴児, 発音教育, 音韻規則, 音声認識 }

{SP99-167} 石田朋也・筧 一彦(名大),
``周波数帯域幅の異なる2音源が相互の移動感に及ぼす影響,''
信学技報, SP99-167, pp.1--7, March 2000.
{ 音源移動知覚, 複数音源, 2音源の移動方向, イリュージョン }

{SP99-168} 北風裕教・赤木正人(北陸先端大),
``基本周波数の微細変動成分に対する知覚,''
信学技報, SP99-168, pp.9--16, March 2000.
{ 基本周波数, 微細変動成分, 変調周波数, 偏移幅, 歌声 }

{SP99-169} 石本祐一・赤木正人(北陸先端大),
``雑音が付加された音声の基本周波数推定と雑音抑圧,''
信学技報, SP99-169, pp.17--24, March 2000.
{ 基本周波数推定, 雑音環境, くし形フィルタ, TEMPO2, 雑音抑圧 }

{SP99-170} 阿竹義徳(奈良先端大), 入野俊夫(ATR/CREST),河原英紀(和歌山大/CREST/ATR),陸 金林・中村 哲・鹿野清宏(奈良先端大)
``調波成分の瞬時周波数を用いたピッチ推定方法の検討,''
信学技報, SP99-170, pp.25--32, March 2000.
{ 基本周波数, 不動点, 調波成分, STRAIGHT, 帯域幅方程式 }

{SP99-171} 河原英紀(和歌山大学/CREST),阿竹義徳(奈良先端大), 
``音声の群遅延特性に基づく声門閉止等のイベント抽出について,''
信学技報, SP99-171, pp.33--40, March 2000.
{ 群遅延, 基本周期, 声門閉止, 最小位相, 継続時間, EGG }

{SP99-172} 藤田 聡・岡田一秀・堀内靖雄・市川 熹(千葉大),
``音韻・抑揚・文章予測を混用した音声対話処理におけるマッチング部の性能検討,''
信学技報, SP99-172, pp.41--48, March 2000.
{ 隠れマルコフモデル, 構文木, 抑揚木 }