PRMU研究会 平成8年度12月研究会
PRMUテーマセッション:仮想化空間構築のためのパターンメディア理解とグラフィクス
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●PRMU・GCAD 共催テーマセッション
「仮想化空間構築のためのパターンメディア理解とグラフィクス」
仮想現実感(VR),拡張現実感(AR)などの技術は,各種コンピュータの
3次元グラフィクス能力が飛躍的に向上したことにより急速に普及しはじめま
した.しかしその一方で,これらの技術の根幹をなす3次元空間や対象物体を
いかに効率良く,また望ましい精度でモデリングするかということが重要にな
りつつあります.
この問題に対するアプローチとして,長年にわたり蓄積されてきた画像認識
やコンピュータビジョン研究の成果を生かすことや,最近では新しい発想に基
づく3次元空間の獲得・表現手法も提案されるようになりました.また「(マ
ルチ)メディア」や「ネットワーク」をキーワードとする各分野への応用・展
開も期待されています.
そこでこのテーマセッションでは,3次元仮想空間の構築や,それを利用し
たグラフィクス技術など,幅広い分野からの研究発表とともに,特別講演も企
画いたしました.またテーマセッションの最後には,フロアを交えた自由な議
論の場として総合討論の時間も用意いたしました.みなさま奮ってご参加くだ
さい.
なお,PRMU一般およびGCAD一般セッションも開催されますので,テー
マセッション同様,よろしくお願いいたします.
テーマ担当:相澤清晴(東大),全 炳東(東京商船大)
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電子情報通信学会 パターン認識・メディア理解研究会(PRMU)
情報処理学会 グラフィクスとCAD研究会(GCAD)
1996年12月 共催研究会開催案内
パターン認識・メディア理解研究会
専門委員長: 大田友一
副委員長: 横矢直和
幹事: 萩田紀博,全 炳東
グラフィクスとCAD研究会
主査: 大野義夫
幹事: 小堀研一,斉藤 剛,福井一夫
日時 1996年12月19日(木) 9:30〜17:00
20日(金) 9:30〜17:10
会場 会津大学 講義棟 講義室M8(A会場),講義室M9(B会場)
〒965 福島県会津若松市一箕町鶴賀字上居合90
交通 JR磐越西線,会津若松駅下車,徒歩20分.
・駅からバス(松長団地行き),会津大学前下車.
(バス便は約30分に1本で,朝夕はもう少し多くなります.)
・駅からタクシー(600円〜700円)
開催地連絡先
森 俊二(会津大学コンピュータソフトウェア学科)
Tel: 0242-37-2607, FAX: 0242-37-2729
E-Mail: s-mori@u-aizu.ac.jp
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幹事−事務局(発表者)連絡事項
・発表時間制限: 1件当りの持ち時間は発表20分,質疑10分の計30分.
(ただし特別講演は除く.)
・原稿ページ数:
8ページまで.(ただし特別講演は除く.)
資料(技術報告)印刷費節約のため,偶数頁にまとめて下さい.
・本月の来会者は40〜50名の予定です.
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議題 19日(木)午前 A会場 9:30〜12:15
「パターン認識・メディア理解一般」
(1) 文字行候補からの文章ブロック構成アルゴリズム
○塚田仁志,後藤英昭,阿曽弘具(東北大)
(2) セルラーHough変換による形状抽出
○熊沢逸夫(東工大)
(3) 部分空間法とベイズ識別の関係から導かれる新しいパターン認識方式
○黒沢由明(東芝)
(4) 3次元濃淡画像に対する面図形抽出手順自動構成法について
○吉田卓司,長谷川純一(中京大),
周 向栄,清水昭伸,鳥脇純一郎(名大)
(5) ロバスト回帰に基づく多重オプティカルフローの推定について
○梅山伸二(電総研)
議題 19日(木)午後 A会場 13:15〜14:45
「パターン認識・メディア理解一般」
(6) 段階的なモデルマッチングによる動画像における歩行者の追跡と
映像合成への応用
○草地良規,山澤一誠 ,竹村治雄,横矢直和(奈良先端大)
(7) 固有空間内の軌跡の類似性に基づく動画像検索
○藤本泰史,岩佐英彦,横矢直和,竹村治雄(奈良先端大)
(8) 第13回ICPR参加報告
○村瀬洋(NTT),増田健(電総研),谷口倫一郎(九州大),
井宮淳(千葉大),岡田稔(名古屋大),今井正和(奈良先端大),
中島昇(NEC),黄瀬浩一(大阪府立大),斎藤英雄(慶応大),
坂野鋭(NTTデータ通信)
議題 19日(木)午後 B会場 13:45〜14:45
「グラフィクスとCAD一般」
(9) 表情追跡システムと人形型入力デバイスを用いた人物上半身のリアルタ
イムアニメーション
○新井清志(日立製作所),坂本 浩(フジTV)
(10) 個人情報機器に適したグラフィックスライブラリ "SequentBG"
○飯村伊智郎,古賀和義,桂 晃洋,阿部 桂,菊地 明(日立製作所)
議題 19日(木)午後 A会場 15:00〜17:00
テーマセッション(2)
「仮想化空間構築のためのパターンメディア理解とグラフィクス」
(11) ネットワークモデルを用いた3次元形状モデラ
○藤村真生,小堀研一,久津輪敏郎(大阪工業大学)
(12) 仮想空間構築のための Time Critical Rendering
○田中利果,藤代一成(お茶の水女子大),丸山知子(凸版印刷)
(13) 自動車の内装デザインのための立体視画像の物体位置把握に関する一考
察
○吉田俊介(中京大学),星野俊仁,大関 徹(トヨタ自動車),
宮崎慎也,長谷川純一,福村晃夫(中京大学)
(14) 仮想彫刻を用いた版画画像の合成
○水野慎士,岡田 稔,鳥脇純一郎(名古屋大学)
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議題 20日(木)午前 A会場 9:30〜12:10
テーマセッション(2)
「仮想化空間構築のためのパターンメディア理解とグラフィクス」
(1) 任意の視点移動を表現する対話的画像再合成
堀井洋一,○新井清志(日立)
(2) 多方向画像による立体再構成について
○藤本直樹,小堀研一,久津輪敏郎(大阪工業大学)
(3) 多重解像度モデルを用いた仮想空間における3次元物体の高速表現
○王 生進,佐藤 誠(東工大)
(4) 仮想住宅空間構築のための間取り図面認識システム
○青木康浩,塩 昭夫(NTT)
(5) 3次元空間の主観的認知過程のモデル化
−景観画像の感性情報処理の課題−
○柴田滝也,加藤俊一(電術研)
議題 20日(木)午前 A会場 13:10〜17:10
テーマセッション(3)
「仮想化空間構築のためのパターンメディア理解とグラフィクス」
(6) 距離画像を利用した立体視三次元形状復元システムの研究
○臼井正和,藤井勝敏,大野尚則(岐阜県工業技術センター)
(7) 距離画像のジャンプエッジを使ったレンジファインダの視方向決定
○大槻正樹,佐藤幸男(名工大)
(8) 複数の距離画像を用いた光線空間における欠損情報の補間
○竹内敬亮,金子正秀,原島 博(東大)
(9) 動画像解析による仮想化都市空間の構築
○全 炳東,納富幹人,小澤史朗(東京商船大)
(10) 多眼ステレオを用いた3次元画像表示における画像生成法
○菅谷保之,北原 格,佐藤清秀,大田友一(筑波大)
(11) 【特別講演】 仮想現実システムのためのグラフィックスプロセッサ構造
○池戸恒雄(会津大学)
(12) 【総合討論】