★パターン認識・メディア理解研究会(PRMU)
 専門委員長 馬場口 登
 副委員長 斎藤 英雄,前田 英作
 幹事 大町 真一郎, 角所 考
 幹事補佐 内田 誠一,亀田 能成

【日時】2009年6月18日(木)・19日(金)
【場所】北海道大学(北海道札幌市)
【申し込み締切】4月3日(金) 4月10日(金)
【テーマセッション】「実世界センシングとその応用」

介護ロボットから車の自動走行まで,人間と機械が同じ環境で作業をする場面が
今後,急速に拡大することが予想されます.そのような場面では,システムが周
囲の環境を正確かつ迅速に認識し行動を決定する必要があります.これを実現す
るためには,その入力情報を獲得するためのセンシング技術や得られた情報から
環境を認識するためのパターン認識技術の重要性もさらに増すものと考えられま
す.

例えば,近年DARPA主催の自動走行によるレースでは,ほとんどの車両のルーフ
に無数の距離センサが設置されていたことを記憶されている方も多いのではな
いかと思います.このように,距離センサによりロボット周辺の3次元情報を直
接センシングする技術や,さらにそれらを統合して地図を自動作成する研究,そ
うして得られた3次元情報とカメラ画像・デジタル地図とを組み合わせた経路探
索手法や,ロボットの制御技術など,幅広い研究が行われており,実用可能とな
っています.

このような流れをうけ,PRMU研究会では,「実世界センシングとその応用」と
題したテーマセッションを開催することに致しました.本テーマセッション
では,例えば,
 ・新しいセンシングデバイスの提案や,センシングデバイスを利用した研究
 ・Google Street Viewのような広大な空間のセンシングに関する研究やその応用
 ・交通,セキュリティのための屋外環境の認識技術
 ・センサ技術と画像認識技術の相互利用・統合技術
 ・デジタルアーカイブやロボット制御のためのセンシング技術
 ・生産ラインや製品検査のような,実現場で要求されるセンシング技術
など,実世界のセンシングや認識に関わる幅広いCV/PR技術の研究を募集・検討・
議論をいたします.

また,この分野で活躍している方々を招いて各々の研究を紹介して頂く招待講演
を企画しております.関連研究者各位のご投稿・ご参加をお願い申し上げます.
なお,テーマ以外の論文を集めた一般セッションも開催致しますので,こちらへ
のご投稿もよろしくお願い申し上げます.

テーマ担当:山口 晃一郎(豊田中研),川崎 洋(埼玉),
      来海 雅俊(オムロン),北原 格(筑波大),仙田 修司(NEC) 

【発表申込先】
下記研究会発表申込システムからお申し込み下さい。
http://www.ieice.org/ken/program/index.php?tgid=PRMU

【問合先】
内田誠一(PRMU研究会幹事補佐/九州大学)
TEL: 092-802-3586 FAX:092-802-3600
E-mail: prmu-submit@mail.ieice.org