********************************************************************* 電子情報通信学会 ニューロコンピューティング研究会開催案内 ********************************************************************* ★ニューロコンピューティング研究会(NC) 専門委員長 久間和生 副委員長  麻生英樹 幹事    田中健一・村田昇 幹事補佐  柴田智広・青西亨 URL http://www.ieice.org/iss/nc/jpn/ 最新の情報、スケジュール、今後の予定、研究会の内容等についての詳細は、 NC研究会ホームページ http://www.ieice.org/iss/nc/jpn/ で御確認ください。 ☆研究会 【日時】 11月18(金)、19(土) 【会場】 九州工業大学大学院生命体工学研究科 講義室1・2       http://www.lsse.kyutech.ac.jp/lsse_j/home/index.html      NLP研究会と並列同時開催 【会場担当】宮本弘之 miyamo@brain.kyutech.ac.jp 【問合先】田中健一(三菱電機(株)先端技術総合研究所) Tanaka.Ken-ichi@wrc.melco.co.jp プログラム ----------------------------------------------------------------- 11月18日(金) 午後 ランダムネスと予測 - その基礎と応用 1 (NLP/NC共催) 13:00 - 17:50 (1) 13:00 - 13:25 Simulated Annealing法を用いたLocal Linear Wavelet Neural Network による時系列予測 ○武島将文・田村宏樹・石井雅博・唐 政(富山大) (2) 13:25 - 13:50 カオス時系列予測問題に対するアンサンブル自己生成ニューラルネットワーク ○中原正貴・井上浩孝(呉高専) (3) 13:50 - 14:15 複合ニューラルネットワークを用いた円-ドル為替レート予測に関する研究 ○井上浩孝(呉高専)・成久洋之(岡山理大) (4) 14:15 - 14:40 べき乗則変動を作る確率過程と情報理論 ○佐藤彰洋(京大) −−− 休憩 ( 20分 ) −−− (5) 15:00 - 15:25 テスト性能を考慮したロバストな判別器の選択基準 ○鈴木郁美・大羽成征・石井 信(奈良先端大) (6) 15:25 - 15:50 ベルヌーイ結合写像格子系におけるイジング相転移とカオス不変集合の異常な構造との関連 〜 不変集合に隠されたイジング相転移 の「種」 〜 ○竹内一将・佐野雅己(東大) (7) 15:50 - 16:15 カオス・ニューラルネットワーク出力の時系列解析 〜 乱数性とフラクタル性について 〜 ○大平 修・中西貴裕・吉田等明(岩大) (8) 16:15 - 16:40 離散時系列におけるLFD・LCR解析 〜 −層別海水温変動への応用− 〜 ○上條賢一・山内明子(東洋大) −−− 休憩 ( 20分 ) −−− (9) 17:00 - 17:50 [招待講演]Communication Dynamics ○沢田康次・高地康宏(東北工大) ----------------------------------------------------------------- 11月19日(土) 午前 ランダムネスと予測 - その基礎と応用 2 (NLP/NC共催) 09:00 - 10:40 (10) 09:00 - 09:25 人間が生成するランダム系列の性質---シンボルの種類と生成手段への依存性 ○矢内浩文・森 太香夫(茨城大) (11) 09:25 - 09:50 系列構造に基づく音韻系列予測生成機構:fMRIによる検討 ○林 佐和・乾 敏郎(京大)・杉尾武志(同大) (12) 09:50 - 10:15 少数のノードからなるブーリアンサブネットワークの伝達特性 ○大澤智興・竹本和広(九工大) (13) 10:15 - 10:40 スケールフリー ランダムブーリアンネットワークの力学的性質に対するブール関数の組み合わ せ依存性 ○大澤智興・竹本和広(九工大) −−− 休憩 ( 20分 ) −−− 11月19日(土) ニューロH/W 11:00 - 14:20 (14) 11:00 - 11:20 顔/物体認識のためのElastic Graph MatchingのFPGA実装とその性能評価 ○中野鉄平、森江隆(九工大) (15) 11:20 - 11:40 シリコン網膜とFPGAによる並列画像処理 ○井上恵介、下ノ村和弘、八木哲也(阪大) (16) 11:40 - 12:00 Resonate-and-Fire Neuron モデルのアナログCMOS集積回路化 ○中田一紀(九工大)、浅井哲也(北大)、林初男(九工大) −−− 昼食 ( 60分 ) −−− (17) 13:00 - 13:20 デジタルスパイクニューロンの基本動作の解析 ○鳥飼弘幸、斎藤利通(法政大) (18) 13:20 - 13:40 ニューロ様量子計算とそのハードウェア実現に関する考察 ○金城光永、佐藤茂雄、中宮祐希、中島康治(東北大) (19) 13:40 - 14:00 アナログ減衰シナプスとSTDP回路によるシリコンニューロンの高精度同期 ○廣瀬哲也、Alexandre Schmid、浅井哲也、Yusuf Leblebici、雨宮好仁(北大) (20) 14:00 - 14:20 DPLL を用いた自己組織化マップのハードウェア実装 ○肥川宏臣(大分大) −−− 休憩 ( 10分 ) −−− 11月19日(土) NC一般 14:30 - 17:00 (21) 14:30 - 14:50 Research on Competing and Accommodating Behavior of Peace SOM ○松下春奈、西尾芳文(徳島大) (22) 14:50 - 15:10 側頭葉のアトラクターネットワークの双安定性 −スパースコーディングの場合− ○木本智幸(大分高専)、上江洌達也(奈良女大)、岡田真人(東大) (23) 15:10 - 15:30 想像し,学習する制御システムの二足歩行ロボットへの応用 ○河野卓郎、横井博一(九工大) −−− 休憩 ( 10分 ) −−− (24) 15:40 - 16:00 表面筋電位から多様な動作を生成できる多指筋電義手 ○村上真史、末松悟、横井博一(九工大) (25) 16:00 - 16:20 健常腕の動作から義手動作を推定する筋電義手補助システム ○宮本博文、横井博一(九工大) (26) 16:20 - 16:40 未来を予測するニューラルネットワークを用いた自動車の横滑り制御 ○山田星一郎、横井博一(九工大) (27) 16:40 - 17:00 多様な運転操作が可能な自動駐車システム ○谷添鉄平、横井博一(九工大)、河本晶晴、武藤大治(福岡県警) ----------------------------------------------------------------- ☆今後の予定 ・12月9日 名古屋工業大学 ・2006年1月23日(月),24日(火) 北大 [発表申し込み〆切 11月15日(火)]  テーマ:進化・発達の現象とモデルおよび一般 企画セッション「進化・発達の現象とモデル」                   企画者 川合伸幸(名大)  ヒトや動物は環境で生じる問題にとてもうまく対処しています. しかし,ヒトや動物は生まれた直後から環境に適応しているわけで はありません.それぞれの生物は,環境の状況に合わせて,感覚・ 認知や行動様式やときには身体の構造さえ変化させる必要がありま す.生物が行うそのような変化に,「学習」「発達」「進化」があ ります.もっとも短い時間のスパンで生じる学習は,ある個体が環 境で生じた事象についての知識を獲得し,みずからの行動を変容さ せる過程です.そのような学習の現象については,これまで多くの モデルが構築され,その妥当性や有用性が検証されてきました.今 回の企画ではもう少し長い時間軸で生じる発達や進化についてのト ピックスを対象とします.たとえば,言語起源,言語獲得,コミュ ニケーションや学習の進化,心の理論などがあげられますが,発達 や進化のモデル化に関連したものであれば,科学,生理,生物,工 学の分野を問わず広く募集いたします.また本企画テーマに関連し て,下記の方々による招待講演を予定しています. (1) 動物の論理を比較する:意味の獲得へと導くメカニズム                      山崎由美子(理研) (2) 利益の追求と逸脱:生態学的および進化的背景                       松島俊也(名大) (3) 加齢にともなう認知機能の変化とその補完:おばあちゃんの知恵               久保(川合)南海子(学振・京大) (4) 幼児の行動解析に基づく認知発達過程のモデル化   〜タスクの実行機能とその制御機構のモデル化を目指して〜                  石川 悟・大森隆司(北大) ・2006年3月15、16、17日 玉川大学