医用画像研究会において若手研究者(35歳以下)による優れた研究発表に対し MI研究奨励賞を表彰します.
賞選定委員会による選考の結果,以下の2名の方を受賞者と決定いたしました.
授賞式は5月研究会(名古屋国際会議場)にて行いました.
2022年7月(北海道(ハイブリッド開催)) | 増田大輝(名古屋工業大学) | 悪性リンパ腫病理画像における細胞種特有の腫瘍度推定 |
2022年9月(神奈川(ハイブリッド開催)) | Yi GU(奈良先端科学技術大学院大学) | Musculoskeletal decomposition for high-fidelity body composition analysis from a plain x-ray image |
賞選定委員会による選考の結果,以下の2名の方を受賞者と決定いたしました.
2022年1月 (オンライン開催) | 岩男悠真(量研機構) | マーカレス・キャリブレーションレスな頭部PET体動補正手法の開発 |
2022年1月 (オンライン開催) | 中井透子(東大) | MRIを用いた人体内部の導電率・誘電率再構成 〜 境界要素法に基づく電場境界値推定 〜 |
賞選定委員会による選考の結果,以下の3名の方を受賞者と決定いたしました.
2020年9月 (オンライン開催) | Fei Tong(京大) | グラフ畳み込みネットワークを用いた単一X-ray画像からの3次元臓器形状の再構成 |
2021年3月 (オンライン開催) | 日比裕太(名大) | Spectral-based Convolutional Graph Neural Networksを用いた腹部動脈領域 の血管名自動命名に関する研究 |
2021年3月 (オンライン開催) | 加藤聡太(名城大) | Contrastive Learningを用いた肺野CT画像からCOVID-19の自動判定 |
賞選定委員会による選考の結果,以下の3名の方を受賞者と決定いたしました.
2019年9月 (岡山) | 福島大祐(名工大) | ドメイン敵対的マルチインスタンス学習を用いた悪性リンパ腫のサブタイプ分類 |
2020年1月 (沖縄) | 牛房和之(近畿大) | 正常データセットの教師なし学習に基づく病変検出支援システム画像特徴量の汎用的生成に関する検討 ~ 少規模なデータセットを用いた特徴量生成の実験的検証 ~ |
2020年1月 (沖縄) | 前川日南子(京大) | 術中CBCT画像を用いた虚脱肺の変形解析の試み |
賞選定委員会による選考の結果,以下の3名の方を受賞者と決定いたしました.
授賞式は5月研究会(名古屋工業大学)にて行いました.
2018年7月 (岩手) | 趙 笑添(名大) | マイクロCT画像からのRadial Structure Tensorを用いた小葉壁抽出手法の検討 |
2019年1月 (沖縄) | 杉野貴明(名大) | マルチモーダル画像を用いた深層学習ベースの頭部解剖構造抽出 〜 少量画像データ学習における抽出精度検証 〜 |
2019年1月 (沖縄) | Changhee Han(UTokyo) | Towards Annotating Less Medical Images: -- PGGAN-based MR Image Augmentation for Brain Tumor Detection -- |
賞選定委員会による選考の結果,以下の4名の方を受賞者と決定いたしました.
授賞式は5月研究会(岐阜大学)にて行いました.
2018年3月 (沖縄) | 伊東隼人(名大) | 超拡大内視鏡画像における腫瘍性ポリープ分類に向けたグラスマン距離に基づく特徴選択法 |
2018年3月 (沖縄) | 下村智茂(名工大) | LAPGANを利用する膵癌腫瘍の顕微鏡病理画像の多重解像度モデルの生成 |
2017年9月 (千葉) | 吉田洋樹(千葉大) | 低磁場MRIを用いたMRエラストグラフィにおける弾性率推定の評価と安全性の検証 |
2018年3月 (沖縄) | 長柄 快(名大) | ディープラーニングを用いた教師なし学習によるレジストレーション手法の初期的検討 |
賞選定委員会による選考の結果,以下の3名の方を受賞者と決定いたしました.
授賞式は5月研究会(名古屋工業大学)にて行いました.
2016年5月 (名古屋) | 物部峻太郎(名工大) | 図形の大局的特徴を考慮する大変形微分同相写像 |
2016年9月 (東京) | 伏見幹史(東大) | MRIを用いた断層面における電気特性の境界値推定および内部分布再構成 |
2017年1月 (沖縄) | 佐野徳美(奈良先端大) | 筋機能解析のための機械式リニアガイドを用いた三次元超音波画像再構成 |
賞選定委員会による選考の結果,以下の3名の方を受賞者と決定いたしました.
授賞式は5月研究会(名古屋大学)にて行いました.
2016年1月 (沖縄) | 園山 昌司(広島大学) | 大腸内視鏡画像認識のための転移学習手法 |
2015年7月 (函館) | 鈴木 秀宣(徳島大学) | 低線量胸部CT画像を用いた骨粗鬆症診断支援システム |
2016年1月 (沖縄) | 小林 薫樹(九州大学) | 深層学習を用いた実時間非線形有限要素法による肝臓変形推定 |
賞選定委員会による選考の結果,以下の3名の方を受賞者と決定いたしました.
授賞式は5月研究会(三重大学)にて行いました.
2015年3月 (沖縄) | 山嵜 深(筑波大学) | ローアクション型トータルバリエーション正則化法とCT画像再構成への実用 |
2014年5月 (名古屋) | 後藤 秀聡(名古屋工業大学) | 荷重積分法による局所アピアランスのパラメトリックな記述のための窓幅推定 |
2015年3月 (沖縄) | 宇戸 真弥(名古屋工業大学) | 確率アトラスとグラフカットを利用するMR画像の脳硬膜領域除去 |
賞選定委員会による選考の結果,以下の3名の方を受賞者と決定いたしました.
授賞式は5月研究会(名古屋工業大学)にて行いました.
2013年9月 (千葉) | 中根 隆之(名古屋工業大学) | 臓器位置合わせにおいて特徴抽出演算子が獲得する情報量の定量評価 |
2013年11月 (広島) | 福岡 泰規(徳島大学) | 放射光CT画像による肺二次小葉のミクロ構造解析 |
2014年1月 (沖縄) | 宮内 翔子(九州大学) | 等面積・等角性を保存した生体組織表面モデルの目標曲面への写像 |
賞選定委員会による選考の結果,以下の3名の方を受賞者と決定いたしました.
授賞式は5月研究会(愛知工業大学)にて行いました.
2012年7月 (山形) | 砂口 尚輝(高エネルギー加速器研究機構) | ピンホールを用いた3次元蛍光X線CTの原理実験 |
2013年1月 (沖縄) | 平山 俊太(大阪大学) | 臓器間関係の階層的統計モデリングによる腹部造影CT画像からの上部消化管領域自動抽出 |
2013年1月 (沖縄) | 石川 雅浩(東京工業大学) | 肝病理組織における索状構造解析のための形態的特徴の自動計測 |
賞選定委員会による選考の結果,以下の3名の方を受賞者と決定いたしました.
授賞式は5月研究会(名古屋工業大学)にて行いました.
2012年1月 (沖縄) | 澤田 好秀(名工大) | 推定確度の自己評価を行う外れ値に頑健なクラスタベーズドなPDMの非剛体位置合わせ |
2012年1月 (沖縄) | 井上 努(富士フイルム) | 機械学習と最小全域木を用いた高精度な気管支領域の抽出 |
2012年1月 (沖縄) | 今 達弥(東工大) | 小動物ダイナミックデータを用いたDRAMA再構成法に基づく4次元画像再構成アルゴリズムの検証 |
賞選定委員会による選考の結果,以下の4名の方を受賞者と決定いたしました.
授賞式は5月研究会(名古屋大学)にて行いました.
2010年7月 (徳島大) | 横田 太(神戸大) | 階層的統計形状モデルを用いた疾患股関節CT画像セグメンテーションの評価 |
2010年9月 (理研) | 吉澤 信(理研) | 高速Bilateralガウス変換 |
2010年9月 (理研) | 花岡 昇平(東大) | 多数のランドマーク位置候補検出結果からの最適組み合わせ検索アルゴリズム |
2011年1月 (沖縄) | 内田 悠司(東京農工大) | 膵臓の統計的形状モデルのための統計解析法に関する比較研究 |
平成22年3月31日制定
平成24年3月9日改訂
平成28年5月19日改訂
第1条 医用画像研究に関し、顕著なる業績、貢献のある者を本規程により表彰するものである。
第2条 選奨の種類は次のとおりとする。
・ MI研究奨励賞
第3条 前条のMI研究奨励賞候補者の選定は、研究専門委員会委員長、同副委員長、同幹事、同幹事補佐、同専門委員(以下、賞選定委員と呼ぶ)により構成される賞選定委員会が行う。
2 研究会専門委員長を賞選定委員長とする。
3 賞選定委員長が認めるものを賞選定委員に加えることができる。
第4条 第2条の受賞者は、選定委員会委員長の研究専門委員会への報告により決定する。
第5条 選奨の賞状等は、年度当初の研究会、その他適当な機会において贈呈する。
第6条 前条の贈呈を行った時は、受賞者の氏名、業績の内容等をMIホームページにすみやかに発表する。
第7条 この規程による選定手続きを変更する場合は医用画像研究会専門委員会の議決を経ることを要する。
第8条 MI研究奨励賞は医用画像研究会において、若手研究者によりなされた優れた研究発表に対し、本規程により表彰するものである。
第9条 MI研究奨励賞の表彰対象者は、MI研究会に発表を申し込んだ者、かつ、発表時に電子情報通信学会の会員(あるいは入会手続き中である)、かつ、当該年度末において35歳以下、かつ、第1著者、かつ、発表者であることとする。ただし、過去にMI研究奨励賞を受賞した者は除く。
2 MI研究奨励賞の選考対象論文は、前項の要件を満たす各年度(4月から翌年3月)における全ての研究会発表とする。ただし、招待講演等は除く。
第10条 選奨は別に定める選定手続きにより行う。
第11条 MI研究奨励賞は賞状のみとする。
この規程は、平成22年4月1日から施行する。