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1997年9月12日

■ 研究会プログラム
■ 電子情報通信学会 知能ソフトウェア工学研究会
■ 委員長 古宮誠一 副委員長 山本修一郎
■ 幹事 Behrouz H. Far, 櫨山淳雄
日時 平成9年9月12日(金)
会場 日本総研
[東京 半蔵門]
交通 地下鉄半蔵門線半蔵門駅から徒歩3分
開催場所地図

          日本 FedEx  交番
          総研  
            ↓ ↓     ↓
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                   |通|      通   右手がFedExです。
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 地下鉄半蔵門線    |  |
 半蔵門駅5番出口→■

テーマ 分要求工学及び一般
プログラム 合計5件

テーマ:要求工学及び一般
論文タイトル View and/or download PDF version 電子バインダシステム: WWWを用いた品質システムの適用
日程   9月12日 13:30-14:15
論文概要 著者らは、電子メディアを活用して開発を進めているソフト ウェア開発プロジェクトに、ISO9001に基づく品質システムの適 用を進めている。品質システムに基づき作成される文書並びに 品質記録の共有化、内部品質監査/審査の準備並びに実施の効率 化を目指してWWW (World Wide Web)を活用した電子バインダシス テムを提案、適用を行った。 そして、電子バインダの有効性を評価するために、その適用開始 直後に部門全体に対してアンケート調査を行った。 その結果、以下のことが明らかになった。
  • 現時点で有効性については、「有効である」という回答と 「あまり有効でない」という回答はほぼ半分ずつであった。
  • 電子バインダを「有効である」と回答した人の理由として、 「自プロジェクトの情報整理/共有」が最も多かった。
  • 電子バインダが「有効でない」という理由として、「開発者に とっては、電子バインダに登録される情報のほとんどは電子メ ール等ですでに配布され、そちらを参照しているため、特別に 電子バインダの必要性を感じていない」とする意見が多かった。
発表者 ○ 櫨山 淳雄,
  塙 未帆
所属 NECクライアントサーバソフト技術研究所
発表申込者連絡先 〒108
東京都港区芝浦2-11-5 NEC五十嵐ビル
NEC クライアントサーバソフト技術研究所
櫨山淳雄 (はぜやま あつお)
Tel 03-5476-1084
Fax 03-5476-1083
e-mail: hazeyama (at) ccs.mt.nec.co.jp
論文タイトル View and/or download PDF version 制約型プログラミングによるオフィス処理の実現
日程   9月12日 14:15-15:00
論文概要 オフィス応用システム構築では、手続き型記述言語が利用される事が多い。しかし、手続き型言語では、ワークフロー下流で起こるデータ修正等の例外的処理ケースの対応は容易ではない。この問題に対処するため、正しく処理が行われたデータ状態を独自の制約プログラム言語により記述し、制約充足エンジンにより、データの整合性を管理する手法を検討している。本手法は、(1)例外的処理ケースに対しても、特別なフロー無しに対処可能、(2)処理結果について、業務知識との整合性を保証、(3)業務規定とプログラム記述の間のセマンティックスギャップが小さく、プログラム作成・検証が容易、等の特長を有する。
発表者 ○ 金田 重郎
所属 同志社大学大学院総合政策科学研究科
発表申込者連絡先 〒602-80
京都市上京区今出川通り烏丸東入る
Tel :075-251-3872
Fax :075-251-3872
Email :skaneda (at) mail.doshisha.ac.jp
論文タイトル View and/or download PDF version 設計用分散型エキスパートシステムの実現
日程   9月12日 15:00-15:45
論文概要 本研究の目的は, ネットワーク技術を設計知識ベースと設計ドキュメント に適用することである。 散在する設計チームを対象とするには, 分散型知識ベース, 分散型設計ドキュメンテーション, 推論エンジン を実現しなければならない. 本システムの分散型知識ベースは、 設計工程知識と設計対象知識を格納している. 分散型推論エンジンは, 機能推論とサーチ機能を持つ. ネットワーク上に複数存在する分散型推論エンジンは、各々が所有する知識 ベースだけでなく他の知識ベースもインターネット経由で利用し、推論を進 める ことができる. 分散型設計ドキュメンテーションは WWW を利用して設 計ドキュメントを提供する. これにより各設計者が持っている設計知識を交 換するだけでなく, 推論エンジ ン の支援によりあたかも他の設計者の知識 を自己の知識のように活用できる環 境を実現できる. 従って, 各設計者が固 有に持つ知識をグループ全体で利用で きるため, グループ全体の設計効率と 質を高められる。
発表者 ○ B.H. Far
所属 埼玉大学 情報システム工学科
発表申込者連絡先 〒338
埼玉県浦和市下大久保255
埼玉大学工学部情報工学科
TEL:048-858-9612
FAX:048-858-3716
E-mail:far (at) cit.ics.saitama-u.a.c.jp
論文タイトル View and/or download PDF version 要求分析工程における文書の構造と特徴を利用した開発者支援システムの構築
日程   9月12日 15:45-16:30
論文概要 近年、情報処理技術の発達により企業や大学などの 組織で定型的な業務以外での情報システムの導入が 進んでいる。このような非定型的な情報システムを 構築する場合ユーザからの要求を促したり矛盾する ものを調整するという作業が重要であるが、現状で はユーザと開発者の知識や経験が異なっていて極め て困難な作業である。そこで、本研究ではこうした 要求獲得時のユーザと開発者のギャップを埋めるた めの開発者を支援するシステムを提案する。
発表者 ○ 植竹 朋文
 永田 守男
所属 慶應義塾大学 理工学部 管理工学科 永田研究室
発表申込者連絡先 〒223
横浜市港北区日吉3ー14ー1
TEL :045-563-1141 内線 3601
E-mail :tomo (at) ae.keio.ac.jp
論文タイトル View and/or download PDF version ソフトウェア開発における人的誤り生起過程のモデル化と実験による検証
日程   9月12日 16:30-17:15
論文概要 ソフトウェアの信頼性に及ぼす人的要因をマルチエージエントの 協調問題としてモデル化し、実験によりモデルの検証を行った。 その結果を報告する。
発表者 ○ 古宮 誠一
所属 情報処理振興事業協会 (IPA)
発表申込者連絡先 〒105
東京都港区芝公園 3-1-38
TEL:03-3437-2301, 03-3437-2306
FAX:03-3437-9421, 03-3437-2537
E-mail :komiya (at) stc.ipa.go.jp






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