若手育成について

取り組みの内容

ET研究会は,若手研究者を積極的に支援しています.

経緯と意義

少子高齢化が進む中,研究分野を充実させるためには,研究者を志す学生を増やすとともに,若手研究者が研究成果を広く発信,深く議論し,研究者の輪を広げることのできる場を提供する必要があります.

ET研究会では,若手研究者の育成と活性化を目的として,

  • 教育工学研究会で若手研究者に対する奨励賞の授与を通して優秀な若手研究者を積極的に奨励
  • 「教育システム若手の会」へのサポートを通して学生,若手研究者に本学会・教育工学研究会への参加を促し,教育工学分野を牽引し得る人材の育成
  • 教育工学研究会で「若手フォーカスセッション」を実施し,若手研究者に対する奨励賞の授与を通して優秀な若手研究者を積極的に奨励

に取り組んでいます.

開催を重ねる毎に,これらの取り組みに参加した若手研究者が,教育工学研究専門委員会の幹事団・専門委員として活躍し始めており,研究者の若手世代間での言い伝えも含め,研究者としてのステップアップ(いわば若手からシニアへのブリッジ)に寄与していることが大きな意義であると言えます.

2015年度の計画

  • 教育工学研究会で,大学生・大学院生の発展途上の研究を対象とし,通常の研究会発表と比較して質疑の時間を長く設定した,「Work-in-Progress Presentation企画」の開催を計画.
  • 「教育システム若手の会」と連続開催し,若手研究者のプレゼンテーション発表に関するチュートリアルセッションの開催を計画.

これまでの活動実績

  • 2007年11月30日~12月2日:第18回教育システム若手の会(参加者33名)
  • 2008年11月7~9日:第19回教育システム若手の会(参加者44名)
  • 2009年11月13~15日:第20回教育システム若手の会(参加者52名)
  • 2010年11月5~7日:第21回教育システム若手の会(参加者65名)
  • 2010年11月26日:第6回研究会(優秀研究賞1名,研究奨励賞3名)
  • 2011年11月25〜27日:第22回教育システム若手の会(参加者50名)
  • 2012年11月22〜24日:第23回教育システム若手の会(参加者43名)
  • 2012年12月8〜9日:第7回研究会(研究奨励賞2名)
  • 2013年3月29日:第8回研究会(研究奨励賞2名)
  • 2013年11月1〜3日:第24回教育システム若手の会(参加者29名)
  • 2013年3月29日:第8回研究会(研究奨励賞5名)
  • 2015年11月20日~22日:第26回教育システム若手の会(参加者44名)

IEICE Educational Technology Group